ザ・ローリング・ストーンズ 2010/05/24掲載(Last Update:10/06/22 20:57)
先日、カンヌ国際映画祭2010監督週間の特別上映作品として上映された『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』が、日本でも7月12日より緊急公開することになりました。
今作は
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が1972年に発表した2枚組アルバム『メイン・ストリートのならず者』の制作現場を収めたドキュメンタリーで、5月19日に
ミック・ジャガーと監督のスティーヴン・キジャックが参加のうえカンヌで上映されました。
1971年、イギリスの高い所得税から逃れるためフランスに移住していたストーンズのメンバーは、カンヌ近くの別荘に居を構え今作のレコーディングをスタート。プライベートでのトラブルなど困難を乗り越えて完成したこのアルバムは、ワールドワイドなヒットとなった人気曲「ダイスを転がせ」をはじめストーンズの最も充実した演奏が記録された作品として知られており、2010年、リマスターのうえ再発されたばかりです。
『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』は、全盛期と称される70年代前半の彼らの貴重な制作風景を収めた映像はもちろん、現在のメンバー自身の言葉も交えながら、ストーンズの長いキャリアのなかでも最高傑作と呼び声の高い今作にまつわるストーリーが浮き彫りにされています。
多くのファンから日本公開が熱望された本作ですが、アップリンクの配給により、7月12日より渋谷アップリンク・ファクトリーをはじめ全国でロードショー公開されることが決定。貴重な瞬間が刻まれた本作、ストーンズ・ファンのみならず、全ロック・ファン必見です。
(C)Dominique Tarlé
『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』
2010年/アメリカ、イギリス/61分/カラー/ドルビー・デジタル・ステレオ
監督:スティーヴン・キジャック
出演:ミック・ジャガー(vo)、キース・リチャーズ(g)、チャーリー・ワッツ(ds)、ビル・ワイマン(b)、
ミック・テイラー(g)マーティン・スコセッシ、ジャック・ホワイト、ドン・ウォズ、カレブ・フォロウィル(キングス・オブ・レオン)、ベニチオ・デル・トロ、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)、シェリル・クロウ、アニタ・パレンバーグ、ロニー・ウッド、ジミー・ミラー(プロデューサー)、アンディ・ジョンズ(エンジニア)、ドミニク・ターレ(写真家)、ボビー・キーズ(サックス・プレーヤー)、リズ・フェア、他
提供:ヤマハミュージックアンドビジュアルズ
配給・宣伝:アップリンク
公開表記:7月12日(月)よりアップリンク・ファクトリーほか、全国順次公開