今年、カンヌ国際映画祭2010監督週間の特別上映作品として上映され、日本でも7月12日より公開される注目の映画『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』。7月28日には、
DVDとしてリリースされることになりました。
今作は
ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が1972年に発表した2枚組アルバム
『メイン・ストリートのならず者』の制作現場を収めたドキュメンタリーで、5月19日に
ミック・ジャガーと監督のスティーヴン・キジャックが参加のうえカンヌで上映されました。
1971年、イギリスの高い所得税から逃れるためフランスに移住していたストーンズのメンバーは、カンヌ近くの別荘に居を構え今作のレコーディングをスタート。プライベートでのトラブルなど困難を乗り越えて完成したこのアルバムは、ワールドワイドなヒットとなった人気曲「ダイスを転がせ」をはじめストーンズの最も充実した演奏が記録された作品として知られており、2010年、リマスターのうえ再発されたばかりです。
『ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実』は、全盛期と称される70年代前半の彼らの貴重な制作風景を収めた映像はもちろん、現在のメンバー自身の言葉も交えながら、ストーンズの長いキャリアのなかでも最高傑作と呼び声の高い今作にまつわるストーリーが浮き彫りにされています。
また、DVDには72年のライヴを捉えた『レディース・アンド・ジェントルマン』や、同ツアーの裏側を描いた『コックサッカー・ブルース』をはじめ、ボーナス映像が満載!
さらに日本盤限定として、『コックサッカー・ブルース』の完全未公開テイクや、ミックとキースによる弾き語りシーンなどを収録。
そして、大量のスチール写真画像まで観られる豪華すぎる内容になっています。
(C)Dominique Tarlé