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ZARD「負けないで」が高校英語の教科書に掲載、フィルム・コンサートが東京・大阪で開催

ZARD   2014/02/06 15:55掲載
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ZARD「負けないで」が高校英語の教科書に掲載、フィルム・コンサートが東京・大阪で開催
 2014年4月から採用となる高校英語の教科書『MY WAY English Communication II』(三省堂発行 / 現時点で全国約400の高校で採用)の中に、「An Encouraging Song」というタイトルでZARD「負けないで」、そしてZARD・坂井泉水を取り上げた英文テキストが掲載されています。

 テキストでは、「負けないで」という楽曲が、1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災の際に世の中の多くの人々を励ました話、また1994年には選抜高等学校野球大会のテーマ・ソングに採用された話などが紹介され、「負けないで」の作詞を担当した坂井泉水が言葉にこだわり、制作に精力を注いだことなどが伝えられ、音楽が持つ力について触れられています。

 また、坂井泉水が2007年に逝去後、ライヴ映像やプロモーション・ビデオをもとに構成、定期的に開催されてきたフィルム・コンサート〈ZARD Screen Harmony〉が今年も東京、大阪で開催されることが決定。

 今年の東京会場となるのは日本青年館。ここは、2020年の〈東京オリンピック〉に向けて取り壊されることが決まっていますが、ZARDにとっては1993年に2日間掛けてPV撮影を行なった思い出の場所。その映像は追悼ライヴやフィルム・コンサートで披露されてきましたが、おそらく最初で最後になると思われる日本青年館での〈ZARD Screen Harmony〉開催にちなんで、日本青年館で撮影された映像を特別編集した企画も用意されているとのこと。

<三省堂からのコメント>
 メロディーと共に流れてくる歌の歌詞には、人間の心に希望や勇気を与えてくれる強い力があります。特に、16歳から18歳という高校時代は、ものごとや環境に対して多感な時期でもあり、また、受験のこと、友人関係のこと、家庭のこと、クラブ活動のことなどで悩むことも多い年代でもあります。その中で、それらに負けることなく自分の生きていく道に向かって突き進んでいくことは、ほとんどの人にとって並大抵のことではありません。しかし、人は何とかしていろいろなやり方でそれを乗り越えていかなくてはなりません。このような時に、自分の心に希望や勇気を与えてくれる大きな役割を果たしてくれるものの一つが、音楽であり、歌です。

 自分の好きな歌をひとりそっと心の中で口ずさむことによって、くじけそうな体の中から不思議に力が湧いて来ることを経験された人は多いことと思います。このような歌は世の中にそうたくさんはないと思いますが、その一つがZARDの坂井泉水さんが作詞した「負けないで」という曲です。この曲は約20年間色褪せることなく今もって若者の間で、“人生の伴走歌”として歌い継がれてきています。

 その秘密は何かと言いますと、それは坂井泉水さんが何度も何度も繰り返し繰り返し練り直して完成させた歌の歌詞にあります。打ち萎れた心、挫折感を味わった心の状態の時、ひとりそっと口ずさむことによって、自分の味方になっていっしょに人生を走ってくれる歌。その歌詞が自分を励ましてくれ、くじけそうな気持ちを振るい立たせてくれるのです。歌詞に込められたメッセージの受け取り方は、その人それぞれの環境や状況によって違うかもしれませんが、人生の応援歌としての役割は誰に対しても同じです。

 これらのことを、英語教育という「ことば教育」の一環として考えてみたときに、「ことば」という目には直接みえないものですが、この「ことば」そのものがもっている大きな測りしれない「魔法の力」に気づいてもらい、そして、この多感で悩み多い高校時代を強く乗り切っていってもらいたい。そのような思いを込めて、ZARDの「負けないで」を教材として取り上げさせていただきました。


ZARD Screen Harmony 2014

・5月25日(日)大阪 堂島リバーフォーラム
(1)開場 14:30 / 開演 15:00
(2)開場 17:30 / 開演 18:00

・5月27日(火)東京 日本青年館
(1)開場 15:30 / 開演 16:00
(2)開場 18:30 / 開演 19:00

[チケット]
前売 税込3,500円
※全席自由席 / 6歳未満入場不可

・MobileFC“WEZARD”有料会員先行受付
2月6日(木)12:00〜2月18日(火)23:59

・Musing先行受付
2月19日(水)12:00〜2月26日(水)23:59

・一般発売
4月19日(土)〜

※お問合せ先
大阪 サウンドクリエーター 06-6357-4400
東京 H.I.P. 03-3475-9999
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