頭脳警察の〈幻野祭〉でのパフォーマンスを含む貴重なフッテージに加え、
PANTAがニュー・バンド、陽炎を結成した2006年から、頭脳警察を再始動させる2008年までの3年間にわたり、ライヴやレコーディング・シーン、さらにはプライベートにまで密着し、実に計250時間以上もカメラを廻し続けたドキュメンタリー映画『ドキュメンタリー 頭脳警察』が11月7日より、シアターN渋谷ほかにて公開(全国順次公開)! 公開を記念して、シアターN渋谷では連日18:30の回上映後にイベントを開催。貴重な対談を目撃しましょう! 詳しくはオフィシャル・サイト(
http://brain-police-movie.com/)まで。
──1969年。19歳のPANTAとTOSHIを中心に結成されたバンド、頭脳警察。学生運動の時代、72年に発表された1st及び2ndアルバムは、その歌詞の過激さから発売禁止の処分を受け、頭脳警察は反体制のバンドとして担ぎあげられた。そして75年。学生運動の終焉を告げるかのように、彼らは突然解散する。数々の伝説的なステージと6枚のアルバムを残して……。
PANTAの母は従軍看護婦として働き、病院船・氷川丸で帰国した。その母の死をきっかけに知る戦争の断面。東京拘置所に収監された元日本赤軍・重信房子との交流。14歳の少年がひとりで200人のアメリカ軍と戦ったという事実を扱った新曲。その一方で、多くのミュージシャンとの共演し、独自の活動を続けるTOSHI。それぞれの想いが交錯し、重なり合い、遂に伝説のバンドは再始動の時を迎えるのだった──
『ドキュメンタリー 頭脳警察』は3部作として構成され、総時間は約5時間14分。1部/1作品として、独立して鑑賞できる構成になっています。監督は『感染列島』『MOON CHILD』の
瀬々敬久。これまで決して語られることのなかった頭脳警察の全てが、いま明かされます!