ご質問をいただいたのは、TBS系『リンカーン』内のコーナー「世界ウルリン滞在記」に関して。9月4日にオンエアされた第三弾で、
中川家 剛が東京・練馬のラッパーに弟子入りし、未経験のラップに挑戦する……という内容のもの。番組で大きくフィーチャーされていた
D.Oと
bay4kについてたくさんのお問い合わせをいただきました。
練MOTHAFUCKER(練マザファッカー)のボスとして紹介されていたD.O(DANGEROUS ORIGINAL)は、
YOU THE ROCK☆や
TWIGY、RINO(現在は
RINO LATINA II)らの雷家族(KAMINARI-KAZOKU.)や、えん突つクルーの一員として知られるヒップホップMCで、2006年1月には
『JUST HUSTLIN' NOW』というソロ・アルバム(写真右上)もリリースしているほか、雷家族の音源をはじめ、
SPHERE of INFLUENCEの
『ATLANTIS』(2003年) に収録された「Faboulous 5 feat.
L-VOKAL、MEGA-G、
KM-MARKIT、D.O」にも参加しています。そして番組中“世話役”として剛を支えていたスキンヘッドの巨漢ラッパー
bay4k(写真左)は日本の最重要ヒップホップ・ユニットとして人気の高い
SCARSの一員で、6月にP-VINEからソロ・デビュー・アルバム
『I am...』を発表しています。
番組中では最初、彼ら日本のリアルB-BOYたちが茶化されていましたが、芸人とラッパーの同士の交流を通して彼らの真の姿も伝わったはず。ラストに登場した、今年のB-BOY PARKでの彼らのステージはやはり圧巻でしたね。まったくの素人だった中川家 剛がマイクを持ってあがることができた姿に心打たれた方も多いはず。ぜひこれをきっかけに、D.Oとbay4kらが活躍する、リアルなヒップホップ・シーンに足を踏み入れてみては?
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