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風都市伝説
1970年代の街とロックの記憶から
2004年4月12日発売
A5判 240頁
本体1,905円 + 税
雑誌コード64370-83
 Amazon.co.jp
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日本を代表する多くのミュージシャンや関係者の回想録をまじえて検証した音楽版“プロジェクトX”。70年代当時の貴重な資料も満載。ついに発売されたCD全集『はっぴいえんどBOX』の副読本としても活用できる意義深い内容。音楽業界関係者も必携!
[ 取材編集協力 ]
川村恭子・浜野 智・宮崎まさ夫・山本智志
[ カバーデザイン&イラストレーション ]
矢吹申彦
[ 写真 ]
市川幸雄・桑本正士
[ 本文レイアウト ]
圓木裕子
[ 資料提供 ]
長門芳郎
[ 企画編集制作 ]
東風社
≪本の内容≫
1970年代はじめ、渋谷道玄坂百軒店に新しい音楽の場が誕生した。

名前はBYG(ビグ)。1階は玄米食のレストラン、2階はロックのレコード喫茶のその店の地下は、ライヴ・スペースだった。やがて、そこは当時はまだ日本のどこにもなかったロックとフォークのメッカとなった。そのライヴ・スペースの企画とスケジュールをしきっていたのは、20代になってまもない4人の若者だった。彼らはやがて「風都市」というグループ名を標榜するようになった。

BYGの地下からは、はっぴいえんど、はちみつぱい、あがた森魚、遠藤賢司、吉田美奈子などの新しいミュージシャンが次々と輩出した。新しい音楽が胎動し、風都市はやがて企業として独立。新しい歌づくりに、録音のレベルアップに、精力的に取り組んだ。ビジネスの世界にうとかった風都市は、経済的な失敗を重ね、その数年後に解散。メンバーは散り散りとなった。しかし、風都市とかかわりをもったミュージシャンたちは、今日まで日本のポップスの先頭を走り続けている。

…そんな風都市のメンバーたちを、30年後のいま追って、この1冊の本が生まれる。松本隆、細野晴臣、鈴木茂、鈴木慶一、松任谷由実、南佳孝、洪栄龍など、かつて風都市とかかわりをもった数多くのミュージシャンたちへのインタビューをまじえて。
≪インタビュー&コメント≫
・あがた森魚
・石浦信三
・石塚幸一
・洪栄龍
・鈴木慶一
・鈴木茂
・細野晴臣
・前島邦昭
・前島洋児
・松本隆
・松任谷由実
・山下洋輔

 など多数
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