Petit Brabanconが、2024年1月より〈EXPLODE〉と題したライヴ・シリーズを開催。1月2日(火)〈Petit Brabancon EXPLODE -02- Gushing Blood〉、1月3日(水)〈Petit Brabancon EXPLODE -02- Neglected Human〉を、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、1月7日(日)〈Petit Brabancon EXPLODE -02- 暴獣〉、1月8日(月・祝)〈Petit Brabancon EXPLODE -02- SRBM〉を、大阪・なんばHatchにて、合計4公演を開催します。そのうち、1月2日、1月3日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演では来場者全員に、未発表曲音源が収録された、それぞれ収録内容の異なるCDが配布される事が発表されています。
配布CDには、それぞれ2曲の未発表音源が収録され、1曲目は、両日程共通で「Prayer」が収録されます。本楽曲は、Petit Brabanconが2022年8月にリリースした1stアルバム『Fetish』に収録する予定で制作、レコーディングが進められていましたが、同アルバムには収録されなかった、いわゆる“アウトテイク”楽曲。『Fetish』は、楽曲性の幅には広いレンジを持ちつつも、その芯には暴力的なまでに研ぎ澄まされたラウドなサウンドが存在し、バンドとしての初期衝動を1枚のアルバムにパッケージした作品です。対して、「Prayer」は、煢然な印象のイントロから始まる、叙情的でメロディアスな楽曲で、まさに『Fetish』とは共存を拒んだ楽曲でありつつも、Petit Brabanconらしさがありながらも新たな波動を感じられる楽曲となっています。また、2曲目には、1月2日配布CDには「Pull the trigger」、1月3日配布CDには「Loser」の“一発録り”音源が収録されます。
Petit Brabanconはコロナ禍での始動ということもあり、それぞれが録音した音源にさらに録音を重ねていくスタイルでのレコーディングが基本となっています。それにより、ラウドでノイジーかつ複雑なサウンドを、タイトで性格無比に表現するPetit Brabanconらしさを生んでいます。しかしながら本作は、yukihiro(ds)の発案により、ツアーを重ね楽曲が成長する過程で生まれた勢いや熱量、グルーヴ感を、バンドにとって初めての一発録りというスタイルで形にしています。
このたび収録される2曲は、7月に行われた全国ツアーの中でも特にフロアの熱量が高く、メンバーからもツアーを経て成長したという声があがった2曲。ミックスにおいてもよりライヴらしさを際立たせており、通常レコーディングの音源とはまた異なる、新たな魅力を放つ楽曲です。
本配布CDに収録される音源は、今後配信や別のCDへの収録予定は無く、1月2日(火)、1月3日(水)の東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演での来場者配布限定音源となります。
なお、Petit Brabancon〈EXPLODE-02-〉各種公演は、9月28日(木)12:00より、1次プレオーダー先行がスタート。1月7日(日)大阪・なんばHatchにて開催される〈Petit Brabancon EXPLODE -02- 暴獣〉には、メンバーと親交の深い
ROTTENGRAFFTYがゲストとして出演します。
Photo by 河本悠貴