2015年に結成されたニュージーランドの5人組バンド“レジャー”(LEISURE)が、フル・アルバム『レジャーヴィジョン』(Leisurevision)を9月29日(金)に配信リリースしています。
レジャーは、クリエイターとして数々のアワードを受賞するスーパー・アーティスト達が集結したドリーム・バンド。Gold Linkとのコラボでも話題沸騰、世界中で大ブレイク。3億5,000万回を超える楽曲総再生回数でワールド・ツアーも軒並みソールド・アウトさせ、乗りに乗るソウル・エレクトロニック・コレクティヴです。
今作『レジャーヴィジョン』は4枚目となるフル・アルバムで、さまざまな年代の音楽をレジャー的に再解釈し、2023年版にアップデートした楽曲が並びます。70年代のブルー・アイド・ソウルのスムーズさから、初期の80年代のポスト・ディスコのロマンチックなエネルギー、そして90年代中盤のヒップホップ・ドラム・パターンに至るまで、さまざまな年代のさまざまな音楽ジャンルをベースに、レジャーの代名詞であるリッチなギター・サウンドが加わり、レジャーが見つめる新たな世界観が確立されています。再生、そして成長を象徴する、季節で例えるならまるで春のような新アルバムに仕上がっています。
リード曲「Still Rolling」は、どのような状況にあっても誰かがあなたを支えてくれるという真実を歌っており、温かみのあるタイトなドラムとグルーヴィーなベースラインに浮遊感のあるギター・サウンドが重なった多幸感あふれる1曲。
アルバム本編は太陽の光を浴びたような心地よいグルーヴと、ベースラインが魅惑的な「Always」で始まり、レイド・バックしたチルなビートとソウルフルなヴォーカルが混ざったシネマティックな1曲「Back in Love」、ロンドンを拠点に活動する要注目アーティストNight Tapesを迎えた脱力系ベッドルーム・ポップ「All the Good Times Never Die」、チルなビート、そしてソウルフルなヴォーカルが融合したゆったりとしたサイケデリック・ポップ「Above Me」などへと続き、アルバムはタイトル通り“ザ・メロウ”なAOR「Mellow」で締め括られています。
一度味わえば耳が溶けてしまうほど甘いスメルを醸し出す今作の楽曲群は、独自のソウルを探求するレジャーの向かう先を示しています。
©︎Frances Carter