――謎のロボットに船を襲われ両親を失った少年。たった独り生き残った少年は復讐を誓う。そして10年の歳月が流れ……。少年の両親の命を奪った真犯人である悪の天才科学者“ララーシュタイン博士”は、3人の息子とともに、巨大ロボットを遣い世界征服へと乗り出した。少年は超兵器を満載したスーパーロボット、国際科学救助隊の仲間とともに、ララーシュタインの野望を打ち砕くため悪のロボット軍団と対峙する――。『スーパーロボット レッドバロン』に続き、特撮作品の雄「日本現代企画」によって製作されたロボット特撮番組、『スーパーロボットマッハバロン』(1974〜75年放送)の
DVD全6巻がリマスター&各巻“2,000円 + 税”という価格で7月25日(金)に発売されます。
脚本は
上原正三、山崎晴哉など稀代の執筆陣が手がけ、特撮スタッフはウルトラ・シリーズの
高野宏一、
鈴木俊継、
鈴木 清など。スキャニメイトを用いた斬新な合成、ヒルマモデルクラフトが造る精緻なミニチュアセット、イシダサウンドプロによる音響効果と、特撮ファン垂涎の仕上がりとなっている『スーパーロボットマッハバロン』。作詞を
阿久 悠、作曲は
井上忠夫による、子供番組のテーマ曲とは思えないオープニング(グラムロック)&エンディング(反戦フォーク)もまた興味深いもの。
なおDVDの特典には、各話の予告編(マスター原盤が存在しない第1話〜第12話には未収録)、『ルパン三世』『傷だらけの天使』や『スター誕生!』製作の裏側、特撮音楽の誕生秘話を語る飯田則子(元・日本テレビ、音楽プロデューサー)インタビュー、ピアノ線の消し方を円谷英二に教え、『ウルトラQ』のオープニング・タイトルを考案したと言われる小林哲也(元・日本現代企画)インタビューなどが予定されています。
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