大正時代の流行歌をまとめたコンピレーション・アルバム『大正滑稽はやり唄 -書生節と小唄による風刺・モダン・生活-』（G-10043 2,200円 + 税）が12月29日（土）に「ぐらもくらぶ」レーベルよりリリースされます。付属する解説は、「あゝ浅草オペラ 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇」などの著書で知られる浅草オペラ研究家・小針侑起が担当しており、ライナーは音楽評論家 / レコード史研究家・毛利眞人が手がけています。

　本作には、塩原秩峰、斎藤一声、神長瞭月、秋山楓谷・静代、鳥取春陽、横尾晩秋、石田一松、二村定一らによる、社会情勢などをネタにした流行歌“書生節”をはじめ、益田太郎冠者、久の家登美子、松旭斎天華の音源など、大正時代の生活や文化を描いた全21曲が収録されています。