松田聖子が、2021年配信シングル第2弾として「時間の国のアリス」のセルフカヴァーを6月2日（水）より配信リリース。あわせて、ミュージック・ビデオを公開しています。

　「時間の国のアリス」は、1984年にリリースされた17枚目のシングルで、印象的なイントロでコンサートに欠かせない定番の人気曲として、ファンタジックな“松田聖子ワールド”を彩る代表曲のひとつです。そのセルフカヴァー「時間の国のアリス〜Alice in the world of time〜」は、聴く者をファンタジーの世界に誘うような、遊び心あるシンセやコーラス・ワーク、ギター・ソロなど、随所にオリジナルとの違いを楽しめるアレンジが施されており、80年代を彷彿とさせる懐かしい音色を散りばめながらも、2021年の最新アレンジに昇華されています。

　また、今回公開されたMVは、オリジナル楽曲がリリースされた80年代の空気感の中、ファンタジックな歌詞や楽曲世界を楽しめる作品にしたいというコンセプトの元、松田本人が主演 / 監督を務め制作されました。カラフルに彩られた“5人の松田聖子”が横並びでバンド演奏し、更にコーラスまで自身のパフォーマンスで演じており、演奏シーンの撮影に向けて、歌唱とダンスに加えて、ギター、ベース、キーボード、ドラムス全ての楽器演奏の練習を積み重ねた上で撮影に臨んでいます。そして、スタイリングとヘアメイクは、各楽器のキャラクターに合わせたカラー・コントラストで彩られており、細部に至るまで、松田のこだわりのディレクションが施された映像に仕上がっています。

　なお、松田は、6月5日（土）埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに、全国ツアー〈Happy 40th Anniversary!! Seiko Matsuda Concert Tour 2020〜2021 “Singles ＆ Very Best Songs Collection!!”〉を開催します。詳細についてはオフィシャル・サイトをご確認ください。

［コメント］
アリスは、私にとって青春時代であるキラキラした80年代の楽曲なので、その年代を思い出すことができる、ドキドキワクワクするような仕上がりになったらいいなと思いました。80年代からずっとアリスを聴いてくださっている方にも、初めてお聴きになる方にも、この楽曲の素晴らしさを感じていただけたら嬉しいです。
――松田聖子