人気絶頂の中、惜しまれつつも2010年6月にAVを引退、本格的に女優として活動を行なうと発表した国民的AV女優、
みひろ。そんな彼女の今まで語られることのなかったAV女優の道を選んだ真相、そこに秘められた強い決意と、不安や葛藤が赤裸々に描き出された私小説『nude』が待望の映画化を果たし、9月18日より、シネマート新宿ほかにて全国順次公開が決定。これに先駆け、7月13日(火)東京・シネマート六本木ホールでは完成披露試写会が行なわれました。
登壇者は、『東京大学物語』でデビュー、『リアル鬼ごっこ2』『アウトレイジ』などに出演、本作で映画初主演となる
渡辺奈緒子をはじめ、
小沼雄一監督、そして原作者であるみひろ。
映画化についてみひろは「小説は2年かかって書いたんですが、書いている途中にマネージャーさんに冗談半分で、ゆくゆくは漫画化されたり、映画になったらすごいよね、と夢物語のように語っていました。それがまさか本当に映像化されるなんて夢にも思っていませんでした。昨年、マネージャーから映画化されるかもしれないという話を聞いて、思い描いた夢が実現するのを目の当たりにし、心の底からうれしかったです」と、万感の思いを語り、主演をつとめた渡辺奈緒子は「この作品は短い期間の中、スタッフ全員が一切手を抜かずにつくりました。一人の女の子が前を向いて歩いていく姿を観ていただければと思います」とメッセージを寄せています。