監督・
藤井道人(『
余命10年』『
新聞記者』)の最新作にして初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2君へと続く道』が、2024年5月に全国の劇場にて公開。この度、主人公2人が共に過ごした時間をエモーショナルに映し出すティザー・ヴィジュアルと特報映像が公開されています。
原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』。この物語にインスパイアされた国際的映画スター・
張震(チャン・チェン)が映画化を企画、日本映画界が今最も注目する藤井道人が脚本・監督を務め、台湾の超人気スター俳優のグレッグ・ハンと日本の若手実力派女優・
清原果耶のダブル主演で、本プロジェクトが始動しました。
ジミー役には、2023年公開された主演作が台湾映画における台湾興行収入歴代7位となる大ヒットを記録し、台湾最大の映画賞“金馬奨”の主演男優賞にノミネートもされた超人気俳優グレッグ・ハン。アジア圏でいま最も期待を集める彼が遂に日本への進出を果たします。アミ役には、数々のヒット映画、ドラマに出演、着実にキャリアを積み重ね、日本の若手女優の中でも名実ともに確固たる地位を築き上げてきた清原果耶。日台スターのダブル主演が実現しました。
音楽は、『
機動戦士ガンダム 水星の魔女』や『
死刑にいたる病』など数々のヒット映画や話題のドラマ・アニメを手掛ける
大間々昂が担い、
米津玄師「
Lemon」のMVなどの撮影にも携わり藤井監督と数々の作品でタッグを組んできた今村圭佑が撮影を担当。日本と台湾の四季折々の美しい風景と移りゆく時代が壮大な音楽とともに映し出され、心の原風景に立ち戻るようなエモーショナルでノスタルジックな世界が描かれています。
公開されたティザー・ヴィジュアルは、18歳のジミーと22歳のアミが電車に乗っている1シーンを、本作の撮影監督でもある今村圭佑が切り取ったもの。イヤホンで同じ音楽を聴きながら、2人はどんな想いを抱え、どこに向かっているのか……。「私たち、どんな大人になるんだろう」――キャッチコピーからも、2人の表情からも、誰もが経験したことのある“初恋のもどかしさ”と“不安定な2人の未来”を感じさせるヴィジュアルとなっています。
そして、特報では、「あの時、想いを伝えていたら、未来は変わっていただろうか」――現在のジミーのせつない言葉から始まり、18年前の台湾での2人の出会い、過ごした時間、交わした約束をエモーショナルに映し出します。本作の音楽を担当する大間々昂が、贅沢にもこの特報用に楽曲をアレンジ。その音楽の余韻とともに、最後に流すジミーとアミそれぞれの涙が、青春と呼ぶにはせつなすぎるストーリーを予感させます。
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