内田英治監督がオリジナル脚本で描く『サイレントラブ』が1月26日（金）より全国ロードショー。この度、山田涼介（Hey! Say! JUMP）演じる蒼と浜辺美波演じる美夏を切り取った透明感溢れる美しい場面写真とメイキング写真が公開されています。

　主人公の青年・蒼が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の美夏。「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、心でそう願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていきますが――。蒼と美夏が、静かに思いを紡いでいく、この冬一番切ないラヴ・ストーリー。

　主人公・蒼役には山田涼介。ラヴ・ストーリー映画初主演となる本作で、声を発することをやめた不器用な主人公を繊細に演じ、新たな境地で魅せます。そして不慮の事故で目が不自由になり、絶望の中でもがくピアニスト志望の音大生・美夏役には浜辺美波。蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく難しい役どころを演じ切ります。さらには美夏の通う音楽大学で非常勤講師を務める北村には若手実力派俳優の野村周平。蒼から自分のふりをして美夏のためにピアノを弾いてほしいと頼まれたことから、人生が変わってしまう北村の心情を表現しました。話題性と実力を兼ね備えたキャスト陣で贈る、“世界でいちばん静かな”ラヴ・ストーリーに是非ご期待ください。

　音楽は、『風の谷のナウシカ』、『千と千尋の神隠し』などスタジオジブリをはじめとした作品で音楽を担ってきた久石譲が担当。優しくもどこか切ない音色が2人の物語に花を添えます。また主題歌「ナハトムジーク」は、幅広い世代から絶大な支持を得ているMrs. GREEN APPLEが本作の為に書き下ろしました。

　山田涼介演じる蒼と浜辺美波演じる美夏を切り取った透明感溢れる美しい場面写真、メイキング写真が公開されています。2020年に公開され一大ブームを巻き起こした、時代を象徴するような映画『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督。本作に続けて2月にはマッチングアプリを題材に、“出会い”の裏の恐怖を描いたサスペンス・スリラー映画『マッチング』の公開も決まっており、2024年は立て続けに公開作が控えている超売れっ子監督です。

　そんな内田監督がおくる、初の純愛ラヴ・ストーリー映画『サイレントラブ』。「何年も前からずっと、言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたいと考えていました」と語る監督は、声を捨てた青年と光を失った音大生の物語を主軸に、極限までセリフを削ぎ落とした映画作りに挑みました。美夏（浜辺美波）はピアニスト志望という設定ですが、世界でいちばん静かなラヴ・ストーリーにピアノというエッセンスを加えた理由を「言葉の少ない世界に音楽をあてはめたいと考え、いろいろ迷った結果、音のない世界に最も馴染むのはピアノではないかと思いました。怒りや優しさなど人間の感情に近い部分を奏でる楽器だというイメージもありましたね」と、監督は劇中でも重要なキーワードとなるピアノと本作の親和性を振り返りました。

　また「現代の映画ではあるけれど、通信ツールが何もなかった時代のノスタルジックな部分を再現したいという気持ちもありました。それも見どころだと自分では思っています。あの時代がよかった、今の時代が悪いと言うつもりは全くないのですが、気持ちの直接的なやり取りというのが、いかに純真かということを描くことができました。相手の気持ちを感じることの美しさ、まさに純愛を山田さんと浜辺さんが見事に表現してくれたと思います」と、スマートフォンやSNSで誰とでもすぐに繋がれる今の時代だからこそ、人と心から繋がろうとする美しさや純真さを改めて感じ取れる映画だと自信をのぞかせます。

　そしてこの度、蒼と美夏が美しい湖畔で静かに腰掛ける様子や美夏が講堂でひっそりとピアノを演奏する姿に加え、撮影の様子を切り取ったメイキング写真が公開。静かで澄んだ空気と、静寂の中で蒼と美夏が静かに思いを紡いでいく様子が伝わる写真となっています。

　さらに本作は2人を取り囲む美しい描写も特徴的。水面が穏やかに揺れる湖畔や、柔らかな光が差し込む講堂の光を味方にした美しいロケーションや、2人を引き合わせるきっかけとなった美夏の落としたガムランボールなど繊細なディティールまで堪能してほしいところです。










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