長渕 剛が、6月26日(日)に宮城県石巻市の日和山公園でNHK総合『SONGS』の収録を行ない、石巻小学校の児童約100人、噂を聞きつけて集まった地元の市民約800人、さらにゴスペル・クワイヤーのSOULMATICS、仙台から駆け付けたその学生たち、そして仙台を拠点に活動するゴスペル・クワイヤーの約70人という、計1,000人と共に、「TRY AGAIN for JAPAN」を熱唱!
――「どんな時代でも子供の声や笑顔は希望。だから未来を担う子供たちと歌いたい」。そうして、希望の歌「TRY AGAIN for JAPAN」を、かつて4月に訪れた石巻市の子供たちと歌うべく、長渕はまず、石巻小学校の講堂を訪れる。そこには児童約100名と保護者の方々が集まって、音楽の先生とSOULMATICSのメンバーによる練習が行なわれており、その輪に自然に入っていった長渕は、共に歌い、大きな声を上げ、そして円陣を組み、子供たちのテンションと鼓動を高めていく。
その後、小学校から日和山公園へと続く坂道を子供たちの手をとって登っていくと、子供たちにも自然に笑みがこぼれる。最後の坂道を子供たちとダッシュで駆け上がり、日和山公園に到着。そこには、降りしきる雨にもかかわらず、今回の収録を知って約800人もの市民の姿が!
「絆の糸は切れやすいが、結び合えば強くなる。声も1つ、2つと重なれば強くなる。その声の粒を集めて復興の歌を歌いたい」という長渕の願いどおり、降り続ける雨にも負けず全員で「TRY AGAIN for JAPAN」を歌い上げ、そこに響き渡った約1,000人による声の粒は、まさに希望そのもの。
収録後、感謝と高揚感に包まれる中「こんな雨のなか来てくれたのに、このままじゃ帰れねえよな! 一緒に歌おうや!」と、急遽ギター1本で予定外の「とんぼ」と「乾杯」を全員で歌い上げ、「歌の巧いお兄ちゃんが来たってこと、覚えておいてくれよ!」と締めくくりました。――
収録終了後、長渕は、「どんな大きなイベントよりも絆を感じた。まだまだ時間はかかるかもしれないけど、日本人として一緒に頑張りたい」と、今後も支援していく意向を語っています。なおこの模様は、7月13日(水)22:55より、NHK総合『SONGS』にて放送予定。7月7日からは「TRY AGAIN for JAPAN」の着うた(R)フルが「dwango.jp」にて独占先行配信がスタートします。
また、長渕は4月上旬より被災地へ声を届けるためのラジオ番組『長渕剛 RUN FOR TOMORROW〜明日へ向かって〜』を立ち上げており、放送開始当初(4月7日)は被災地を中心とした10局でスタート、強烈な反響は全国に波及しており、その主旨に賛同する放送局が増え続け、北は北海道から南は沖縄まで、現在では合計24局で放送されています。ぜひこちらもチェックを。