2月に東京・Zepp Shinjukuでの来日バースデー・ライヴを控える韓国人プロデューサー / DJの
Night Tempoが、昭和グルーヴ・シリーズ第19弾「当山ひとみ – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ」を1月31日(水)に配信リリースします。
Night Tempoが2024年最初にリリースするのは、昭和ポップスを令和にアップデートする恒例の“昭和グルーヴ”。前作、
早見優の昭和グルーヴから半年ぶりとなるシリーズ最新作では、80年代から活動を続け、最近のシティ・ポップ / フューチャー・ファンク・ブームの中で海外でも再評価注目を集めるシンガー、
当山ひとみの楽曲をピックアップします。
当山ひとみは沖縄出身、学生時代はカリフォルニアで過ごしたバイリンガル・シンガーのはしりで“Penny”の愛称でも知られる実力派アーティスト。1981年にデビューし、これまでに13枚のオリジナル・アルバムをリリース。現在も音楽活動を続けています。1983年発表のアルバム『
SEXY ROBOT』収録の「CATHY」が、昨今のシティ・ポップ・リバイバルの流れもあり、中国でSNSを通じてバイラル・ヒットしています。
Night Tempoは、2022年に発表した著書『Japanese City Pop 100, selected by Night Tempo』で当山の「HEARTBREAK CALENDAR」を取り上げ、自身のライヴでは「エキゾティック横顔」のリエディットをDJセットに組み込み、2023年に発売したメジャー2ndアルバム『
Neo Standard』で当山本人とコラボ、当山をフィーチャーしたオリジナルのハウス・ナンバー「One Love」を収録するなど、深い繋がりがあります。
今回の昭和グルーヴでは、Night Tempoのライヴではお馴染みとなっている「エキゾティック横顔」がフューチャー・ファンクに、海外のSNSでバスっている「CATHY」はローファイ・ヒップホップに、それぞれアップデートされており、ジャケットは一連の昭和グルーヴ・シリーズを手掛ける韓国のイラストレーター・tree 13による描きおろし。
また当山は、3月6日(水)にオールタイム・ベスト盤『
Pretty Penny HITOMI TOHYAMA THE BEST & RARE』をリリースすることが決定しています。1981年のデビューから現在までのオールタイム・ベスト選曲に加え、DJ
MURO、
ディミトリ・フロム・パリによるリエディットや、2018年に配信のみでリリースされたシングル「うたう MY LIFE」といった初CD化の音源も収録された作品となっています。
なお、Night Tempoは1月26日(金)に、韓国で一大ムーブメントを巻き起こしている歌謡ジャンル“トロット”の新たな歌姫を日韓共同で発掘する話題のオーディション「トロット・ガールズ・ジャパン」に審査員として出演します。