ノラ・ジョーンズ 2009/09/14掲載(Last Update:09/09/15 16:59)
過去3作でトータル3,600万枚の世界セールスを記録し、今や世界No.1女性シンガーとなった
ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)。11月11日に日本発売される、2年10ヵ月ぶりの新作アルバム『ザ・フォール』の全貌がようやく明らかになってきました!
ノラ・ジョーンズ4枚目となる今作、公開されたばかりのアルバム・ジャケット(写真)は正面を向いて微笑むノラと、足元に座るセント・バーナードが写る非常に印象的なもの。この写真はさまざまなプロモーション・ビデオの監督としても活躍している写真家、オータム・デ・ワイルドによって撮影されました。アルバムには「chasing pirates」「Even Though」「Young Blood」など、全13曲が収録されており、すべてがノラ・ジョーンズの作、またはノラと他アーティストの共作。日本盤にはさらに1曲のボーナス・トラック収録を予定しているとのことです。
ノラは新作『ザ・フォール』で新しい方向を目指しているようで、
キングス・オブ・レオンや
トム・ウェイツのプロデューサー/エンジニアとして名高いジャクワイア・キングを初めて起用。さらに
ライアン・アダムスのウィル・シェフ、そして以前もノラとタッグを組んだ
ジェシー・ハリス(「ドント・ノー・ホワイ」の作者としても有名)などと共作。バンド・ミュージシャンもすべて新メンバーで録音。ドラマーにはジョーイ・ワロンカー(
ベック、
R.E.M.など)とジェイムス・ギャドソン(
ビル・ウィザースなど)、キーボーディストは
ジェイムス・ポイザー(
エリカ・バドゥ、
アル・グリーンなど)、ギタリストは
マーク・リボー(トム・ウェイツ、
エルヴィス・コステロなど)とスモーキー・ホーメル(
ジョニー・キャッシュ、
ジョー・ストラマーなど)といった、そうそうたるメンバーがアルバムに参加しています。
また、ノラは9月9日、サンフランシスコで開催されたアップルの〈イッツ・オンリー・ロックンロール〉プレス・コンファレンスにサプライズ・ゲストとして出演。アップルのCEOスティーヴ・ジョブズに紹介を受けた後、デビュー・アルバムの収録曲「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」とニューアルバム『ザ・フォール』からの新曲「young blood」を初披露しました。彼女のデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』はスタートしたばかりのi-tunes LPの初リリース作品のうちの1枚ということもあって、実現したこのイベント出演。ちなみにi-tunes LPとは、i-tunes9の新しい機能により、アルバム音源と同時に、ライヴ・ビデオや歌詞、アートワーク、ライナーノーツ、インタビュー、写真、クレジットなどのヴィジュアル要素が付加したもの。アルバム『ノラ・ジョーンズ』のi-tunes LPでも音源の他に、クレジットと2曲のビデオ映像を楽しむことができるので、こちらもぜひチェックを。
ノラ・ジョーンズの“新章のはじまり”を告げるニュー・アルバム『ザ・フォール』。11月11日の発売をお楽しみに。