ロック・バンド
RADWIMPSのメンバー、野田洋次郎(vo, g)による初のエッセイ本『ラリルレ論』(刊: 文藝春秋)が5月16日(土)に発売されます。
本書は2014年の全国ツアー〈RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継〉の最中に野田が執筆していた日記をもとにしており、深い思索の末に辿り着いた恋愛観や死生観、音楽について、世界中で起こっているさまざまなニュースに対する考察などが、RADWIMPSの楽曲を想起させる独自のテンポで綴られています。
なお、野田は6月6日(土)に公開される『トイレのピエタ』で映画初出演&初主演をつとめており、この本には監督・脚本の
松永大司から熱いオファーを受け、出演を決意するまでの胸の内も明かされています。
期せずして今年30歳を迎える自分。今、自分が何者なのか。何に怯え、何を喜びに生きているか。また、周りを見渡した時に生じる疑問、違和感、不条理を一つ一つ残しておこうと思いました。そうやっておぼろげではありますが、世界と僕との距離、そして愛し合い方が分かってきたように思います。作詞とはまたまったく違う、脳内旅行体験をすることができました。――野田洋次郎(RADWIMPS)