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SEKAI NO OWARI、デビュー15周年のスタートを飾る新曲「琥珀」が映画『少年と犬』の主題歌に決定

SEKAI NO OWARI   2025/01/23 12:19掲載
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SEKAI NO OWARI、デビュー15周年のスタートを飾る新曲「琥珀」が映画『少年と犬』の主題歌に決定
 昨年3月にリリースされたアルバム『Nautilus』が10万枚のセールスを記録し、バンド史上最大規模全国15会場33公演、約35万人を動員したアリーナ・ツアー〈深海〉も成功に納めたSEKAI NO OWARI。デビュー15周年を迎える、アニーバーサリーイヤーのスタートとなる新曲「琥珀」が、3月20日(木・祝)に全国公開される映画『少年と犬』の主題歌に起用される事が決定しました。

 主題歌を制作するあたって、オファーを受けた際、ヴォーカルのFukaseの頭には一つの曲が想い浮かんでいました。それは、SEKAI NO OWARIの活動以前からFukaseの友人であり、新世界リチウムのベーシストでもあった千葉龍太郎がFukaseに聴かせていた楽曲。その後、千葉龍太郎は事故で他界。SEKAI NO OWARIは、Fukaseの友人が残したそのメロディに新たなメロディを加えて、歌詞を書き、「琥珀」を完成させました。

 映画『少年と犬』は、馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作が原作。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説を複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化されました。メガフォンを取るのは、『護られなかった者たちへ』(21)、『』(20)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。さらに、今をときめく俳優の高橋文哉西野七瀬をダブル主演に迎えています。

 主題歌「琥珀」は、切ない歌詞に加え、儚い歌声でしっとりと歌い上げられ、エンドロールまで余韻たっぷりに作品の世界に浸ることができる仕上がり。今回、主題歌起用の発表にあわせて、「琥珀」の一部が使用された最新予告映像も公開されています。

[コメント]
この曲は僕の友人との共作です。10年近く前にこの曲のデモを聴かせて貰ってから、誰の手元にもこの音源はなく、僕の頭の中だけに残り続けました。まだ完成していなかったこの曲に新しいメロディをつけて琥珀という名前を付けました。多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです。
――Fukase

学生の頃によく聴かせていただいていたSEKAI NO OWARIさんに、この映画のために主題歌『琥珀』を書き下ろしていただけたこと、本当に嬉しかったです。『琥珀』は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差しているような不思議な感覚でした。映画館で皆さんに今作を観ていただいて、『琥珀』がかかった時に歌詞が脳につきささる体験を、ぜひ劇場でしていただけたら嬉しいです。
――高橋文哉

SEKAI NO OWARIさんの楽曲はお仕事に行く前によく聴いていた思い出があります。『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています。
――西野七瀬

『琥珀』を初めて聞いた時思わず涙がこぼれてしまいました。美羽(西野七瀬)が和正(高橋文哉)を想う気持ちと、Fukaseさんが千葉龍太郎さんを想う気持ちが重なり深く胸に刺さりました。映画と主題歌で“貴方の心に溶けている消せないもの”を感じて頂ければと思います。
――プロデューサー平野隆

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©2025映画「少年と犬」製作委員会

『少年と犬』
2025年3月20日(木・祝)全国ロードショー
shonentoinu-movie.jp
配給: 東宝
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