UAが歌う「会いにいこう」の軽快な楽曲とともに、ビジネスマン役の
賀来賢人が東海道新幹線に乗り、さままざまな人たちへ会いに行くシーンを描くJR東海のCM「会いにいく、が今日を変えていく。」篇が2月19日よりオンエアされ、話題となっています。東京駅、品川駅、新横浜駅からそれぞれ新幹線に乗車する人たちの視点とともに、ビジネスマン役の賀来賢人が窓から眺める都会のビルの夜景や東京タワー、富士山などの風景や新幹線名物「シンカンセンスゴイカタイアイス」など、新幹線での出張や旅行で見かける光景を描いていますが、そのCMのシーンのなかで、一瞬ですが「727 COSMETICS」と書かれた看板が車窓から見えるシーンが登場します。
新幹線を頻繁に利用される方にはおなじみかもしれませんが、この「727 COSMETICS」という看板は、大阪を本社とする美容室専売の化粧品メーカー「セブンツーセブン」の広告看板です。現在では化粧品店などでの一般販売はしていないため、街中ではなかなか見られないブランドですが、契約美容室を通じて一般消費者にも販売しています。また、会社名の「727」ですが、これは創業者の宮副武次の誕生日、7月27日に由来しています。
超高速の新幹線の車窓から看板を見る時間はほんの一瞬ゆえ、まずは会社名を知ってもらうという意味で、大きく「727」の数字とその下に「COSMETICS」の文字を書いた、シンプルかつインパクトのある広告看板を掲出したとのこと。1979年より広告看板を設置し始め、会社の歴史とともにデザインを変更し、現在は3代目のデザインとなります。新幹線からの視認性を考慮して、場所によって看板の大きさは異なり、一番大きいものは5メートル×10メートルの畳約30畳分の大きさといいますから、実際に間近で見ると想像以上に大きい、迫力ある看板といえそうです。
原則として、街中ではなく郊外などの目立つ場所に“野立て看板”を設置。現在は東海道新幹線をはじめ、山陽新幹線、東北新幹線、上越新幹線の沿線でも見ることができます。新幹線の車窓からは「5〜7分間隔で1本見えるぐらい」に設置されているようなので、どのあたりに設置されているのかを眺めながら、新幹線の旅をするのもいいかもしれません。
JR東海のYouTubeチャンネルでは、TV-CM「会いにいく、が今日を変えていく。」篇のフル・ヴァージョンのほか、出演している賀来賢人がCMソングの「会いにいこう」を歌唱しているスペシャル・ミュージック・ビデオもアップされています。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。