1904年、英国の劇作家ジェームス・マシュー・バリーの小説「The Little White Bird(邦題: 小さな白い鳥)」からのスピンオフ舞台劇「ピーターパン」がロンドンにて初演。これにちなみ、“ピーターパンの日”とされている。後世、各国でのミュージカルや、ディズニーのアニメ映画『ピーターパン』、フジテレビ系“世界名作劇場”『ピーターパンの冒険』と数多くの作品が制作されたピーターパン。その多くがピーター=善、フック=悪という二元論的な世界観で展開されており、原作の持つアイロニカルな描写は抑えられている。故にいつまでも子供たちに愛される作品たりえているのかもしれない。 −2008年12月12日作成−