2020年のラスト・ツアー〈結果オーライ〉以来、4年ぶりのコンサート〈歌会VOL.1〉(2024年1月19日から5月31日開催)が、映像作品(
Blu-ray /
DVD )と
ライヴCDアルバム になって3月12日(水)に発売されます。
映像作品は「劇場版」として昨年末から先行上映され、8万5千人もの観客を動員。それは単に誰もが知るヒット曲が歌われたコンサートだったからではなく、コロナ禍を超え、その時々の「現代(いま)」を懸命に生きてきたわたしたちが、どこかで心に寄り添う「中島みゆきの歌」を求めていたからではないでしょうか。
同時発売となるライヴCDアルバム『中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」‐LIVE SELECTION-』は、コンサートで歌われた全19曲の中からCD音源として歌を楽しみたいリスナーのために中島みゆき本人がセレクトした11曲を収録。
この度、このライヴCDアルバムの全11曲を少しずつ体感できるアルバム・ダイジェスト・トレーラーが中島みゆき「歌会VOL.1」特設ページ内に公開。言わずと知れた「
地上の星 」「
銀の龍の背に乗って 」の大ヒット曲。このコンサートの第1部を締めくくった「
愛だけを残せ 」、『夜会』メドレーからはCD初収録となった「リトル・トーキョー」。渾身のメッセージ・ソング「ひまわり“SUNWARD”」と「
心音(しんおん) 」。映像以上に繊細に表現される中島みゆきの歌声、そして人々の感情や、時代の心理に肉薄する歌詞にも耳を傾けてください。オリジナル音源にはない、ライヴ音源ならではの中島みゆきに会えることは間違いありません。
また、「歌会 VOL.1」Blu-ray / DVD / CDの発売を記念したパネル展が全国22ヵ所のCDショップで開催決定。今回のパネル展は、コンサートの第1部、第2部、そしてアンコールまで「歌会 VOL.1」の印象的なシーンや名シーンなどを写真でたどる展示となっています。
CDショップ限定のパネル展は、2022年に発売されたライヴCDアルバム『
中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」 』以来、約3年振りの開催。今回は沖縄から北海道まで前回実施の約2倍となる全国20を超える店舗で開催。展示に使用した実物パネルは対象商品を購入・抽選で当たるファンに嬉しい企画となっています。
タワーレコード新宿店では、特別イベント『TOWER RECRODS x MIYUKI NAKAJIMA POP UP SHOP 2025「歌会 VOL.1」』が3月11日(火)から同店の10階フロアで開催することが決定。このイベントは中島みゆき本人がコンサートで実際に着用した衣裳、演奏に使用したギターの展示など「歌会 VOL.1」にまつわる企画が開催されます。上記の大変貴重な展示2点に加え、本企画限定パネルを含む「歌会 VOL.1」パネル展、新譜を含む中島みゆき作品のレビューや試聴、メッセージボードの設置、イベント限定新譜購入先着特典の進呈、「歌会 VOL.1」のグッズ販売(コンサート時に販売のグッズ)など様々な企画を予定。
44作目のオリジナル・アルバム『
世界が違って見える日 』の発売企画として同店で開催された「POP UP SHOP 2023」は、沖縄から北海道まで全国に住む中島みゆきファンが来場。今回も同様に貴重な企画となっているため、多くのファンにぜひ足を運んでいただきたいところです。
2024年1月19日から5月31日まで、東京・東京国際フォーラム ホールAと大阪・フェスティバルホールの2会場で計16公演行われた4年振りとなるファン待望のコンサート〈歌会 VOL.1〉の全19曲を完全収録した最新コンサート映像作品。
大ヒット曲「地上の星」「銀の龍の背に乗って」や、70年代の名曲「店の名はライフ」、近年のタイアップシングル「倶(とも)に」「
慕情 」。ファン垂涎の『夜会』ダイジェスト・メドレー、渾身のメッセージ・ソング「ひまわり“SUNWARD”」。そして本編ラストを飾ったアニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』(スタジオMAPPA、
岡田麿里 監督作品)の映像を背景に歌われた圧巻の最新シングル「心音(しんおん)」を含む、全19曲。また、その歌を支える1988年から中島みゆきをプロデュースする
瀬尾一三 の指揮をはじめ、ピアノ、ドラム、ギター、ベース、キーボード、サックス、弦楽器(バイオリン、チェロ)、コーラス等、ステージ上のミュージシャン一人一人の演奏する姿もまさにプロ。そんなステージ上の雰囲気も含め、中島みゆきの歌唱を間近で鑑賞しているかのようなズーム映像や画面いっぱいに広がる感動のシーンが満載。5.1chサラウンドも選択でき、字幕で中島みゆきの歌詞の世界も同時に楽しめる仕様となっています。
また映像作品として初の初回盤には、Bonus Discとして『中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」16/16+』(コンサート・ドキュメンタリー映像)を収録。本編同様、翁長裕監督による700時間を超えるリハーサルやバックステージの模様から編集されたファン必見の貴重な映像を収録。
なお、本作品の発売に先駆け『中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」劇場版』が全国140館の大スクリーンで昨年12月27日から先行公開。映画情報アプリ(サイト)Filmarksのレビューでも多くの高評価コメントが寄せられ、コンサートに行けなかった全国のファンも駆けつけ8万5千人を超える動員を記録しています。
今作は2024年に開催された中島みゆき最新コンサート〈歌会 VOL.1〉で歌われた全19曲の中から、中島みゆき本人がセレクトした珠玉の11曲を収録したライヴCDアルバム。
冒頭は“病院”に関連した3曲からスタート。M1「倶(とも)に」はドラマ『
PICU 小児集中治療室 』主題歌、病院は外国だと歌うM2「病院童(びょういんわらし)」、M3「銀の龍の背に乗って」は人気ドラマ『
Dr.コトー診療所 』の主題歌。“病院”というキーワードからはあのコロナ禍の不安な日々が思いだされますが、医療現場で奮闘する2人の医師のドラマ主題歌が力強くそして優しく、生きる背中を押してくれます。M4「LADY JANE」は東京の片隅の老舗JAZZ BARの歌。時流につれて町が変わっても残ってほしい場所や想いを歌います。残念ながら今春に閉店が決まり新聞記事になっていたのも記憶に新しいところです。そして実際にはコンサート第1部のラストを締めたM5「愛だけを残せ」。タイトルそのままのテーマはこのコロナ禍に抱いた答えの一つだったかもしれません。コンサート第2部冒頭を飾った『夜会』のメドレーの中からは、CD初収録となるM6「リトル・トーキョー」。そして巨匠、
倉本聰 脚本の壮大な人間ドラマ『
やすらぎの郷 』主題歌M7「慕情」。このドラマでも時流に抗えない人々が描かれ、「愛より急ぐものが どこにあったのだろう」という大きな問いが投げかけられます。そして誰もの存在証明の一つであるM8「体温」を歌い、現在も戦乱が続く世界情勢へのプロテスト・ソングM9「ひまわり“SUNWARD”」。心臓の鼓動が聴こえはじめ、岡田麿里監督作品アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の映像を背景に歌われた圧巻の本編ラストソングM10「心音(しんおん)」。最後はNHK『新プロジェクトX』の主題歌M11「地上の星」。ここまでくると説明はいらない、まさに珠玉の11曲。
その歌たちを支えるサウンドは、日本を代表するサウンド・プロデューサー瀬尾一三のアレンジ。全19曲から11曲にセレクトされてはいるものの曲順はコンサートの進行そのままに、コンサートの本質をなんら損なうことなく、それでいて1曲1曲を楽しめるアルバムに昇華しています。
同時発売の映像作品(Blu-ray / DVD)とは別の魅力や価値がつまった聴き応えのあるオーディオ・ライブCDアルバムをぜひお聴きください。
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