短いキャリアの中で数枚のシングルしかリリースしなかった60sガールズポップ・バンド、
クリンガー・シスターズのシングルと初期の未発表音源をコンパイルした『
ハヴィン・ア・グッド・タイム』が国内仕様CDで6月25日(水)にリリースされます。
クリンガー・シスターズは、父アーロンの意向でア・カペラ・ヴォーカル・グループとして活動を始めましたが、彼女たちのバンドへの憧れとガレージ・バンドが人気を集めているのを見たアーロンが家を売って楽器を購入。60年代半ばにロック・バンドへ転向し、当時「男の世界」だったシーンに挑戦した、60sガールズ・バンドの先駆けのひとつ。髪にアイロンをかけ、モッズな衣装を身にまとったこのモルモン教徒の4人姉妹は、その可憐なルックスと軽やかなハーモニー、野心で激動のロサンゼルスの音楽業界で眩い光を放ち、一流の音楽プロデューサーたちを惹きつけました。
プロデューサーのスティーヴ・クラークは
カート・ベッチャーを彼女たちに紹介し、2人のプロデュースでアルバム用の音源を録音。これをきっかけに、ベッチャーのパーティーハウスに出入りし、西海岸のカウンターカルチャー的ライフスタイルに触れることにもなったという彼女たちは、その後
デニス・ウィルソンや
テリー・メルチャーと、また若きプロデューサー、マイケル・ロイドとキム・フォウリーといった面々と録音を行い、「Gonna Have A Good Time」など、いくつかのシングルをリリースします。本作にはそんな彼女たちのリリースされた数少ないシングルと初期未発表音源を収録。60sガールズ・ポップに叫び歌うロックンロール、儚いハーモニー映えるソフトロックまで素晴らしい音源の数々が楽しめます。