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洋楽
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
アドヴェンチャーズ・イン・ステレオ
プライマル・スクリーム仕込みの珠玉のウルトラ・ポップ
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
英国のネオアコ・シーンで誕生以来、今も第一線で活躍中のバンドと言えば、エヴリシング・バット・ザ・ガールとプライマル・スクリームくらいだろうか。両者とも現在では、初期の頃とガラリと形態を変容させた、時代の匂いを貪欲に取り込……全文を読む»
カエターノ・ヴェローゾ
音楽史上、稀にみる極上のパフォーマー
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
ブラジリアン・ミュージックのファンのみならず、多くの音楽ファンが心待ちにしていたカエターノ・ヴェローゾの7年ぶりの来日公演。ラテンの名曲をスペイン語で歌ったアルバム『粋な男』を下敷きにした今回のステージは、前回の公演の強烈な衝撃と……全文を読む»
ザ・シーホーセズ
炸裂するあふれんばかりの創作エネルギー
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
衝撃的だったストーン・ローゼズ突然の脱退から1年、ギタリストのジョン・スクワイアがニュー・グループ、シーホーセズを率いてシーン最前線に復帰した。結果的に彼の脱退が引き金となり、ローゼズは半年後に解散し……全文を読む»
リンダ・ルイス
うたうように語るその天真爛漫な人生
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
音楽のジャンル分けは、便利なときもあれば不便なときもある。特にいったんあるジャンルが確立されると、そのイメージに合わないものが排除されるという困ったことがよく起こる。便宜上の分類であるはずのジャンルが、自由な発想や必……全文を読む»
ブルース・トラヴェラー
新世代アメリカン・ロックの精神的な主柱
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
レッド・ロック・アンフィシアター。文字通り、ステージの両脇に茶褐色の岩がそびえ立ち、その背後に遠くデンバーの町並みが見下ろせる。夏とはいえ、山中だけに夜は冷え込む。もっとも、観客は寒さもなんのその、ブルース・……全文を読む»
モレート・ニ・ゴーナル
“ケルトの記憶”がたゆたう伸びやかな歌の魅力
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
モレート・ニ・ゴーナルがセカンド・アルバム『ノー・ダウリィ』を本国アイルランドで発表したのが6年前、1991年のこと。なのに今なおアイルランドの人たちの多くが「このアルバムだけはぜひ聴いてほしい」と、……全文を読む»
ヴァーヴ・パイプ
新たな可能性を開くポスト・オルタナティヴな存在
(CDジャーナル1997年08月号掲載)
90年代前半のアメリカにおけるオルタナティヴ・ロックの隆盛は、確かにすさまじかった。しかしニルヴァーナのカート・コバーンの自殺以降、オルタナティヴなバンドたちが根元的に持つ暗い精神性がリスナーた……全文を読む»
バックストリート・ボーイズ
1年半の成長ぶりが実感できる自信作
(CDジャーナル1997年08月号掲載)
今年は若者をターゲットにしたポップ・ミュージックが注目されているが、なかでも着実にキャリアを重ねているのがバックストリート・ボーイズだ。昨年ドイツやイギリスを中心とするヨーロッパ圏で人気を博し、続いて日本やオース……全文を読む»
マンブレイク
エモーショナルでクールで現実主義の威勢の良いポップス
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
いつからだろう。音を聴いた時の、ワクワクして身体が飛び跳ねてしまうあの感覚が薄れてしまったのは。近年のブリット・ポップときたら拗ねた子供みたい。「どうせ熱くなったって何も変わりゃしないさ」なんて態度とディストー……全文を読む»
モトリー・クルー
ヴィンスの復帰で、再びロックの頂点を目指す
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
看板ヴォーカリストだった、ヴィンス・ニールが戻って来る。メガ・ロック・ハンド、最良の形で再び頂点を求めるの図……。その経緯を、当のヴィンスに答えてもらおう。「(音楽的な主導権を握っているベーシストの)ニッキーとさしで話した。……全文を読む»
アシュレイ・マックアイザック
伝統音楽とポップスが触れ、放出されるダイナミクス
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
ぼくらは、有り余るほどの情報に囲まれて生活しているうちに、世の中のことを随分知ったような気になっているけれど、そういう傲慢さが木っ端みじんに砕かれることがある。白熱のフィドル・プレイヤー、アシュレイ・マックアイザッ……全文を読む»
リチャード・トンプソン
社会の中の“エモーショナル・ヴァイオレンス”を照らし出す英国流のユーモアとシニシズム
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
いまだに日本未発売の状態が続いているリチャード・トンプソン96年のアルバム『YOU?ME? US?』は、しかしそうした不遇にもかかわらず素晴らしい内容だった。2枚組19曲というヴォリュームながら、演奏その……全文を読む»
マット・ビアンコ
フラメンコとその奥にあるスペイン文化に魅了されて開かれた第一章
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
引き出し。そこには、ラテン、ブラジル、レゲエ、ジャズといったようにいろんなエキスがしまってある。マット・ビアンコはそんな引き出しを自在に開け閉めしながら、自らのしなやかさやポップネスなんかを表出してきたグループてある。……全文を読む»
コレクティヴ・ソウル
アメリカン・ハード・ロックの伝統に忠実なサウンド
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
もはや別格とも言えるR.E.Mとソニック・ユース、オルタナ系から脱した感もあるスマッシング・パンプキンズとペイヴメント、あとはジョカン・スペンサーの周辺でも聴いていればアメリカン・ロックはコト足りると思っていたのだが、次第……全文を読む»
ディッシュワラ
サンタバーバラの多彩な音楽シーンを体現する
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
アメリカ西海岸サンタバーバラ出身のバンド、ディッシュワラ。その奇妙な響きを持つバンド名は、インドのある部族から来ているという。「名前のせいで、オーストラリアの原住民のバンドなんじゃないかって誤解されたこともあったよ(笑)……全文を読む»
カリ・ブレムネス
ありふれた日常歌を通して問いかけるノルウェーの女性歌手
(CDジャーナル1997年07月号掲載)
充実した福祉と男女平等を誇る北欧は成熟した大人の国。音楽や芸術も若い人たちだけのものではなく、大人のニーズを満たしてくれるアーティストがたくさんいる。ノルウェーの人気女性シンガー、カリ・フレムネスはまさにそ……全文を読む»
ナジフ・アリ
多彩なキャラクターを武器にアジアから世界へと飛び出す
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
深夜番組「アジア・バグース」の司会者として、そのュニークなキャラクターを存分に発揮、日本でも一躍人気者となったナジフ・アリ。65年、マレーシア人の父とインドネシア人の母との間にシンガポールで生まれたナジフは、……全文を読む»
ディープ・ジョイ
アシッド・ジャズ・ブームの落とし子的存在
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
若者たちの中に新しい感覚でジャズを定着させたアシッド・ジャズ・ブーム。その熱風は過ぎ去ったのだろうが、昨今、その落とし子ともいうような、同ブームのピーク時にはなかっだクラブ・ジャズ”て括ることができない音……全文を読む»
シンプリー・レッド
自分自身に対する飽くなき挑戦を続ける
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
シンプリー・レッドのミック・ハックネルが『グレイテスト・ヒッツ』のプロモーションのために極東の各国をくまなく回り、4月上旬日本にもやってきた。 「12年間で5枚のアルバムを発表したけれども、その問に新しい世代の聴衆が……全文を読む»
マリリン・マンソン
自らの地獄を切り抜けて自らの天国を見つける過程
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがブロデュースした昨年の最新作『アンチクライスト・スーパースター』が全米チャート初登場3位となり、時代の寵児となったマリリン・マンソン。マリリン・モンローとチャールズ・マンソン(希代の殺人者……全文を読む»
アルタン
ケルト人の誇りと音楽を愛する心が創り上げる20世紀のトラッド
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
アルタンを語るにあたってどうしても避けて通れないことがある。94年にガンで他界したフランキー・ケネディのことだ。そもそもアルタンは、ドニゴール出身のマレード・ニ・ムィニーとベルファスト出身のフランキー・ケネデ……全文を読む»
クライヴ・グレッグソン
哀愁を帯びた歌声から日常の息遣いが伝わってくる
(CDジャーナル1997年06月号掲載)
以前、ロンドン郊外の閑静な住宅地に旧い友人が住んでいて、取材で英国を訪れたときなどによく立ち寄っていた。パブで一杯やった後、近くを散歩しながら夕暮れどきのひんやりとした空気に触れるのが好きだった。クライヴ・グレッグソンの「アイ……全文を読む»
スーパーグラス
この3人でなければ作れない景色が広がる2年ぶりのセカンド
(CDジャーナル1997年05月号掲載)
音楽的に何か新しいスタイルを打ち出しているわけではないけれど、自分たちのカラーをちゃんと出せる。そこがこのバンドの強みだ。締まりのある演奏、きっちり構成された楽曲、人懐っこいメロディ……。といった……全文を読む»
マリアンヌ・フェイスフル
ワイマール共和国時代の雰囲気が滲み出る“20世紀のブルース”
(CDジャーナル1997年05月号掲載)
妖精から堕天使へと姿を変え、約10年間のプランクを経て、奇跡のカムバック――64年から79年までのマリアンヌ・フェイスフルは、いわばロックンロール・バビロンの住人であり、その犠牲者だった。しかし、それは過ぎ去った……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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