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クラシック

※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。

TSUKEMEN

“生音”のエネルギーがスパーク　聴く人に元気を与える “チャージ系”ユニット

（CDジャーナル2010年04月号掲載）

ヴァイオリン2本にピアノ1台。音楽大学出身の3人が、クラシックに裏打ちされた実力を武器に、ジャンルに捉われない楽曲を大胆かつエネルギッシュに聴かせるユニット――それがTSUKEMENである。「僕とSUGURUは桐朋音大の同期……全文を読む»

松平敬

一人の声が重なり　創出される極彩色の響きの世界

（CDジャーナル2010年04月号掲載）

現代音楽のスペシャリストである松平敬のソロ・デビュー・アルバム『MONO=POLI』が話題を呼んでいる。というのも、クラシック界においては非常に珍しい、多重録音によるアルバムなのである。「クラシックで多重録音というと……全文を読む»

ベルリン古楽アカデミー

音楽とヴィジュアルの融合――　『四季』に斬新な印象を与えたダンス・プロジェクト

（CDジャーナル2010年04月号掲載）

3人のコンサートマスターそれぞれの個性が表われる今年2月に来日を果たしたベルリン古楽アカデミー(以下AKAMUS)。バッハの『ブランデンブルク協奏曲』全曲を、番号順に一晩で披露するという演奏会を開き、ムジツィーレンする歓びで会場を満た……全文を読む»

山田和樹

みずから結成した　オーケストラとともに　2枚のアルバムを録音

（CDジャーナル2010年04月号掲載）

2009年9月、第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、聴衆賞も併せて獲得した若き指揮者、山田和樹に注目が集まっている。「2回目の挑戦でした。“優勝するイメージを強く持て”という知人のアドバイスを実行したら、……全文を読む»

小山実稚恵

新校訂版を用いた室内楽的な世界　自身初となるショパンの協奏曲録音

（CDジャーナル2010年03月号掲載）

小山実稚恵が自身のデビュー25周年、そしてショパン(1810～1849)の生誕200年を迎えた2010年、満を持してショパンのピアノ協奏曲集をリリースした。すでに長いキャリアを持つ彼女だが、意外にもショパンの協奏曲録音……全文を読む»

小林愛実

身体からあふれ出る音楽─　驚異の14歳ピアニストがデビュー！

（CDジャーナル2010年03月号掲載）

侚注目の若きピアニスト、14歳の小林愛実がEMI CLASSICSからCDデビューした。彼女の存在が脚光を浴びているのは、すでに数々のコンクールを制覇してきた実力のためだけではない。YouTubeにアップされた動画の視聴数が、……全文を読む»

すぎやまこういち

すべてはクラシックから――　どんなジャンルでも変わらない　音楽の基礎を大切にする作曲姿勢

（CDジャーナル2010年03月号掲載）

『ドラゴンクエスト』の音楽を多彩なオーケストラ・サウンドで長年にわたって日本のポップス・シーンをリードし、ゲーム音楽の世界に大変革をもたらした、という書き方はいささか杓子定規すぎるかもしれないが、ジャンルを超えて……全文を読む»

マリン・オールソップ

アメリカのみならず、イギリスでも　ますます評価が高まる女性指揮者

（CDジャーナル2010年03月号掲載）

世界的に活躍する女性指揮者が増えてきているが、その中でもひときわ注目されるマリン・オールソップが、今年1月に来日して読売日本交響楽団を指揮した。彼女が指揮者になろうと考えたのは9歳の時だという。「父も母も音楽……全文を読む»

ダニエル・バーナード・ルーメイン

クラシック、ヒップホップ、ハイチ音楽…　ジャンルを超えた音楽家による　坂本龍一も参加の豪華コラボ作

（CDジャーナル2010年03月号掲載）

南フロリダ育ちのハイチ系米国人。ミシガン大学博士課程で音楽学を学び、クラシックをバックグラウンドに持つが、音楽的志向や活動範囲はクラシックの枠にとどまらない。現にもっとも大きな影響を受けたミュージシャンは、「ジミ・ヘンドリッ……全文を読む»

森麻季

シンプルで、強く、美しい──　ヘンデルのオペラの魅力を凝縮した　古楽器アンサンブルとのアリア集

（CDジャーナル2010年02月号掲載）

共演は寺神戸亮率いるアンサンブル・レ・ボレアードドイツ人として生まれイギリス人として亡くなったゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685～1759)は18世紀初頭のロンドンで活躍し、イタリア・オペラの全盛期を作った作曲家。……全文を読む»

マリス・ヤンソンス

すべてを捧げ、シェフを兼任するのは　世界の頂点に立つ２つのオーケストラ

（CDジャーナル2010年02月号掲載）

バイエルン放送響とロイヤル・コンセルトへボウ管ウィーン・フィル、ベルリン・フィルの人気は常に高い。けれども、時に実力は彼ら以上とみなされ、世界最高と讃えられるのが、バイエルン放送交響楽団(以下SOBR)とロイヤル・コンセルトへ……全文を読む»

千住真理子

デビュー35周年　自分のヴァイオリン人生に　欠かせない３曲のソナタを収録

（CDジャーナル2010年02月号掲載）

年間の演奏会は100本以上、EMIからリリースしたCD5作のトータル・セールスは30万枚――クラシックのアーティストとしては抜群の実績を誇る人気ヴァイオリニスト、千住真理子が2010年、デビュー35周年を迎える。「“もう35……全文を読む»

高木綾子

ＣＤデビュー10周年　初のコンチェルト全曲録音は　金聖響＆OEKとのモーツァルト

（CDジャーナル2010年02月号掲載）

CDデビュー10周年、通算10枚目のアルバムはエイベックスからの初リリースで、初のコンチェルト全曲録音。モーツァルトのフルート協奏曲第1&2番と「フルートと管弦楽のためのアンダンテ」を収録した。「以前から録音したか……全文を読む»

リッカルド・シャイー

メンデルスゾーン・イヤーに新たな驚きと発見をもたらした　ゲヴァントハウス管との新作＆来日公演

（CDジャーナル2010年01月号掲載）

たゆまぬ歴史研究の成果と演奏家としての音楽的判断 2009年はメンデルスゾーン生誕200年ということで、さまざまな関連CDがリリースされたが、そのなかでも異彩を放っていたのが、リッカルド・シャイーがライプツィヒ・ゲ……全文を読む»

竹澤恭子

20年間で培われた経験と　インスピレーションを大切にした　ブラームスのソナタ集

（CDジャーナル2010年01月号掲載）

インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝したのが1986年。2007年から3年間にわたりデビュー20周年記念のシリーズ・リサイタルを行なっている竹澤恭子。シリーズ最終回となる2009年は、ブラームスのヴァイオリン・……全文を読む»

幸田浩子

イタリアの古都で録音　役を演じきる迫真の歌唱で　臨場感が伝わってくるアリア集

（CDジャーナル2010年01月号掲載）

晩秋の午後、コロムビア社屋の一室は幸田浩子の笑顔で春のような明るい雰囲気に包まれた。3枚目のアルバムはファン待望のアリア集。イタリアとフランスのオペラからの選曲である。「オペラ歌手としてのど真ん中とも言えるレパートリー。今……全文を読む»

ジャニーヌ・ヤンセン

長年の夢が叶った　ブリテンの協奏曲録音

（CDジャーナル2010年01月号掲載）

今、女性ヴァイオリニストたちの活躍が華々しい。その中でもひときわ高く評価されているのが、ジャニーヌ・ヤンセンだ。2003年にデッカと契約を結んだ彼女は、順当に優れたアルバムを世に出している。前作の『チャイコ……全文を読む»

マーク・パドモア

痛切で甘美な孤独感　端正なテノールが描く『冬の旅』の異世界

（CDジャーナル2010年01月号掲載）

全編を覆う痛切で、しかしどこか甘美な孤独感。2008年秋の来日公演で接した『冬の旅』の記憶が鮮やかに蘇る。マーク・パドモア、待望のシューベルト。絶妙なペダリングで陰翳豊かな響きの背景を添えるポール・ルイスのサ……全文を読む»

アリス=紗良・オット

ショパンのワルツにある　特別な“香り”に近づきたい

（CDジャーナル2009年12月号掲載）

ディスカッションを繰り返したアシュケナージとのレッスンクラシックの世界にも、“ヴィジュアル系”とささやかれる演奏家がいないわけではない。見目麗しいがコンクール入賞歴や演奏の個性といった“実力”はそこそこ、という……全文を読む»

川久保賜紀

見事に息の合ったアンサンブル　ヴィヴァルディ『四季』のライヴ

（CDジャーナル2009年12月号掲載）

「ヴィヴァルディはもともと好きでしたが、今回、ますます好きになりました」このたびリリースされるヴィヴァルディの『四季』について尋ねたところ、川久保賜紀はにこやかにそう答えた。これは今年4月に東京・紀尾井ホールで行……全文を読む»

ユベール・スダーン

長い時間をかけて到達した高み　東京交響楽団とのブルックナー録音

（CDジャーナル2009年12月号掲載）

東京在住者に限らず、オーケストラ・ファンならば現在の東京交響楽団(以下、東響)の躍進ぶりはご存じのことだろう。その重要な立役者のひとりが、2004年より同響の音楽監督を務めるユベール・スダーンである。今秋には、このコ……全文を読む»

パウル・バドゥラ=スコダ

あらゆる鍵盤楽器を自在に弾き分ける　頭脳明晰、体力十分の“リビング・レジェンド”

（CDジャーナル2009年12月号掲載）

モダン・ピアノの大音量と再生機に慣らされた現代人の耳パウル・バドゥラ=スコダが久々に来日(2009年9～10月)、音楽の深みに加えて年齢を超越した確かな演奏を聴かせた。1959年の初来日から今回で“50周年記念”という大変……全文を読む»

プラネット・スピリタ

ジャンルを超えたサウンドが　安らぎと元気をくれるマンドリン・デュオ

（CDジャーナル2009年12月号掲載）

まるで椰子の実を縦に割って作ったような愛らしい形のマンドリンは、イタリアに古くから伝わる撥弦楽器で、バロック音楽の時代からさまざまなタイプが作られ、欧州で発展を遂げてきた。日本においても演歌の伴奏などでその音色は馴染……全文を読む»

レイフ・オヴェ・アンスネス

無駄なく明晰　かつ詩情豊かな　夢想派テクニシャン

（CDジャーナル2009年11月号掲載）

アート作家とのコラボで『展覧会の絵』を“リフレイム” いろいろな意味で話題を呼ぶこと必至である。何かといえばレイフ・オヴェ・アンスネスが世に問う『展覧会の絵』。ノルウェーが世界に誇る俊秀ピアニストの新録音。それだ……全文を読む»

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