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※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
安東ウメ子
グルーヴに満ちあふれた、進化するアイヌ音楽
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
アイヌの言葉でウポポとは“歌”、サンケは“降りる”を意味する。ふたつを繋げると“自然に歌が出てくる”であり、『ウポポ サンケ』とは「歌を歌って楽しもう!」といった感じなのだそうだ。しかも、アイヌの生活のなかで歌は独立し……全文を読む»
斎藤雅広
“芸大のホロヴィッツ”と呼ばれた男が後進に贈る元気溌剌のデビュー25周年作品
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
NHKの教育番組で演じていた“キーボーズ”などでおなじみのピアニスト斎藤雅広さんがデビュー25周年の記念CDをリリースした。そしてその記念のコンサートも開かれる(12月22日・紀尾井ホール)。「デビュー25周年といっても、特……全文を読む»
倉本裕基
ロマン派の音に東洋的な心をのせる、叙情的かつ情景的な“ピアノの詩人”
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
現在、韓国の10代から20代のヤングにもっとも人気のある、日本人ミュージシャンをご存じだろうか。意外なことにジャニーズ系のアイドルでもなければ、モーニング娘。たちでもない。御年52歳のピアニスト倉本裕基である。日本では、知……全文を読む»
レネ・パウロ
ピアノでハワイアンのロマンティックさを引き出す
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
椰子の木と美しい海岸線といえば、あまりにステレオタイプな南洋風景ととられるだろうか。ただ、想像してほしい。大きな夕陽がそれらの向こうの海の中へと姿を消す瞬間を。一瞬のきらめきの後に、空の青がその濃さを増し……全文を読む»
キップ・ハンラハン
ニューヨリカンのハミダシものと共振しながら描かれた音楽のリアリティ
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
「ミッキーはジャンキーで詐欺師で監獄に入っても更正しなかった社会不適合者だった。彼の書く詩がいつも素晴らしかったとは思わないが、彼は最下層の荒廃しきった社会とそこの住人の怒りに人々の目を向かせると同時に楽しませ、……全文を読む»
廣田丈自
シンプルで単純なメロディのなかにあるかけがえのないもの
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
「非凡なパーカッション・プレイと、素晴らしくロマンティックなオーケストレーション」……ピーター・ガブリエルがそう讃える男が廣田丈自だ。ロンドンにベースを置いたヨーロッパでの活動歴はすでに四半世紀以上。WOMADへのレギ……全文を読む»
沖縄音楽の風が吹き抜ける瞬間にはまった二人の新しい世界
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
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ジェイク・シマブクロ
25歳にしてウクレレの達人〜驚異のテクニックで観客を圧倒
（CDジャーナル2002年10月号掲載）
ただ速いだけでは能がないのだ。多くのアーティストにとって、楽器の速弾きという行為は自分の演奏テクニックを披露するのに必要不可欠なパフォーマンスだろう。このハワイのウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロも速弾……全文を読む»
東儀秀樹
アルバムの統一感を出している根底にある幅広い“ロック感覚”
（CDジャーナル2002年10月号掲載）
東儀秀樹には、“雅楽界の人”というパブリック・イメージが付きまとっているが、かつてロック・バンドでディープ・パープルあたりをレパートリーにしていたというだけあって、なかなかどうして相当に頭の柔らかな人物……全文を読む»
鮫島有美子
音楽の本質を見つめる自由な歌い手が平和をたたえる歌に込めた思い
（CDジャーナル2002年10月号掲載）
20世紀は戦争の世紀だった。そして始まった21世紀もまだ、きな臭さがたっぷりと残ったまま。そんな世界の空気を反映してか、あるいは沖縄からさまざまなアーティストが登場して活気づいているせいなのか、寺……全文を読む»
金子飛鳥
母性を備えて、飛鳥リターン!!転機を経て創り出された初のソロ作品
（CDジャーナル2002年09月号掲載）
80年代後半より、ソロや飛鳥ストリングスはじめ、さまざまなユニットで精力的に活動してきたヴァイオリニスト、金子飛鳥がソロ・アルバム『mother』を発表した。この5年ほどハワイで暮らしていたというが、彼女の名前をつ……全文を読む»
ゲオルグ・ザンフィル
世界的パンフルート奏者が語る祖国ルーマニアへの熱き想い
（CDジャーナル2002年08月号掲載）
�競襦璽泪縫⊇仗箸寮こε�パンフルート(長さの異なる竹又は葦のパイプを音階順にイカダ状に並べてくっつけた楽器)奏者、ザンフィルが、映画主題歌を集めた新作『〜愛の物語〜ミュージック・フロム・ザ・ムーヴィーズ』をリリースした。7……全文を読む»
STELLA（Strings Group）
キュートでハンサムな４人組の素顔はアコースティックにこだわる硬派な演奏家
（CDジャーナル2002年07月号掲載）
オーディションによってゼネラル・プロデューサー阿部雅士のもとに集まったクァルテット。といっても、ヴァイオリン×1、ヴィオラ×1、チェロ×2という変則型。中音部から低音部にかけて厚みのある、安定感のあるサウンド……全文を読む»
ジョージ・ウィンストン
すでにある曲に独自の解釈を施して新たな命を与える
（CDジャーナル2002年06月号掲載）
1980年の『オータム』から20年……。ジョージ・ウィンストンは、ウィンダム・ヒル(以下WH)・レーベルのサウンド・イメージを決定づけ、WHを全世界的な存在に押し上げた一人である。WHデビュー20周年の“アニヴァーサリー・エ……全文を読む»
スティーヴ・バラカット
ジャンルやスタイルの枠を超えチャレンジし続ける“風雲児”
（CDジャーナル2002年05月号掲載）
「なぜメディアは音楽をジャンルやスタイルの枠に押し込めたがるんだろう。音楽はアーティストが自分自身を表現するところから始まるものなのに」……ああ、やっちまった、と思った。今回のインタビューでは、なるべく“ジャンル”……全文を読む»
森川浩恵
活況を呈する邦楽シーンに個性豊かな16歳の筝のミューズが登場
（CDジャーナル2002年04月号掲載）
「私は暗いものとか悲しいものが大好き。映画とか観てもハッピー・エンドになると“チッ!”って思っちゃう」わかります、その感じ。水晶のように美しく磨ぎ澄まされた筝の音色。その一音一音が、音の背景に広がる深い闇が……全文を読む»
金原千恵子
スペイン音楽やブラジル音楽のテイストを取り入れ映像的イメージを喚起させる作品
（CDジャーナル2002年03月号掲載）
インタビューは都内某所のビルの一室にある井出靖のスタジオで行なわれた。レコード会社のスタッフや本誌の編集者など、総勢7名が入るとちょっと窮屈。金原千恵子ストリングスでも知られるヴァイオリニスト、金原千恵子の2作目のソロ・アルバ……全文を読む»
沢田穣治
音楽家の良識＝“わがまま”を追及し独自の世界観を確立したソロ作
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
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上野洋子
異なるコンセプトの同時リリースの２作品。広がる唯一無二の音世界
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
妖精のような美しさと妖しさ。それらが同居した透明感あふれる歌声で、ザバダック在籍時から多くの人を幻想的な世界へと誘ってきた上野洋子。ソロとして独立後の彼女は、以前にも増して多数のCM、映画、アニメ、ゲームな……全文を読む»
小原孝
同時リリースの2作品で広がる音楽の新しい可能性
（CDジャーナル2002年02月号掲載）
軽快なトークと流れるような優しいメロディが、ウィークデイ、昼前のひとときを穏やかな時の流れに変える。その創り手が、スタートから3年のNHK FMの番組『弾き語りフォーユー』の自演ピアニスト、いや、いまやむし……全文を読む»
安東ウメ子
新しい試みを交えてアイヌの伝統を伝える
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
北海道十勝にある安東ウメ子の家では、台所から居間、テレビのそば、至るところにムックリが置いてあるのだそうだ。ムックリとは、アイヌ民族伝来の口琴のこと。長さ15cm、厚さ2mmほどの竹べら(真ん中に舌状に弁をくり抜いて……全文を読む»
マリオネット（湯淺隆 ／ 吉田剛士）
生の血が通った架空の国の民族音楽を奏でるアコースティック・デュオ
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
「だいたいポルトガル・ギターなんてローカルな楽器を、日本人が好きこのんで使いこなすこと自体ヘンテコでしょう? そこをどうつじつま合わせるか、僕らはそのために格闘している」(湯淺)そう、この大型フラット・マンドリン……全文を読む»
ショーロ・クラブ
リオ録音の新作と大胆なリミックス盤で大人の余裕と遊び心を伝える三人組の“オーガニック・ミュージック”
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
ショーロは、19世紀のヨーロッパの舞踊音楽ポルカがブラジルへ渡り、アフリカのリズムと融合して土着化した大衆音楽。このショーロがこのバンドのベースにあることは間違いないのだが、「看板に偽りありですね」と、若干の照れを含みつつ語るのが……全文を読む»
栗山和樹
現代音楽から劇伴までこなす新進気鋭の作曲家の今
（CDジャーナル2001年11月号掲載）
冒頭からゾクゾクするような鮮烈な音楽で始まる今年のNHK大河ドラマ『北条時宗』。すこぶるインパクトの強いこの音楽を書いた栗山和樹は、映画やドラマのいわゆる劇伴はもとより、コンピュータを導入した現代音楽や、山下洋輔のジャズ……全文を読む»
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