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洋楽
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
ローラ・イジボア
メロディのよさと力強い歌 制作に4年を費やしたデビュー作
(CDジャーナル2009年09月号掲載)
アイルランドのダブリン生まれ、ナイジェリア人の父を持つ22歳のローラ・イジボアが、このほどソウルの名門アトランティックからアルバム『素顔のローラ』でデビューした。 「歌い始めた13歳の時に、友人の家でニーナ・シモンを聴い……全文を読む»
シルヴァー・アップルズ
構成は、発信機+歌+ドラムス ―― 電子音楽の開拓者がその成り立ちと音楽観を明かす
(CDジャーナル2009年09月号掲載)
ギターのインプロに応戦しオシレーターとアンプを接続 発信機と歌担当とドラムス、という2人組は2009年の現在においても決してありふれた演奏形態ではない。1960年代末のアメリカにおいては、至極稀な、ほとんど唯一の存在……全文を読む»
タイヨンダイ・ブラクストン
7年ぶりのソロ・アルバムは 恐ろしく斬新なオーケストラル・ポップ
(CDジャーナル2009年09月号掲載)
2000年代のロックを革新させたバトルスの中心人物であり、現代音楽家としての活動やプレフューズ73との共演など、多彩な活動で知られるタイヨンダイ・ブラクストン。音楽理論をアカデミックに学んだ理論派のアーティストとしても知られる彼……全文を読む»
ジェット(AUS)
ロックンロールのドキドキとポップネスが満載 オースティン録音の通算3作目
(CDジャーナル2009年09月号掲載)
ロックとして変わらなくていいもの、ずっと抱え続けてしかるべきものを今の迸りとともにしっかり持つバンド……。それが、ぼくのジェットに対する認識だ。オーストラリアから世界に飛び出して6年、通算3作目となる新作『シ……全文を読む»
チキンフット
ポップでグルーヴィな王道ロック 4人の名手が集ったデビュー作
(CDジャーナル2009年09月号掲載)
本人たちにとっては何気ない日常にすぎなかったのかもしれないが、世界的に知られる名手ばかりが集う、こんな豪華ラインナップの新バンドが結成されるとは、誰が予想しただろう。始動のキッカケはサミー・ヘイガー(vo……全文を読む»
ウィルコ
生々しい録音が生み出す大きなドラマ そこに熱いロックのダイナミズムが横溢する通算7枚目
(CDジャーナル2009年08月号掲載)
気がつけば、他に類を見ない存在になっている。派手な演出もしなければ、華やかな場ともほとんど縁のないバンドだ。キャリアに見合った貫禄があるのに、その安定した評価に甘んじている印象はまったくない。楽曲はポップで親しみやすいの……全文を読む»
スティーヴ・アップルトン
思わず走り出したくなるような 若さ弾けるデビュー作
(CDジャーナル2009年08月号掲載)
ベッドから跳ね起きてそのまま表へ走り出したくなるような若さ弾けるアッパー・チューンが詰まったスティーヴ・アップルトンのデビュー・アルバム『ザ・サン・カムズ・アップ』。それにしてもハンサム。というのは彼の容姿だけでなく……全文を読む»
アクロン/ファミリー
時空を超えて暴走する幌馬車 躍動感あふれる最新作
(CDジャーナル2009年08月号掲載)
先日ディアハンターとともに来日を果たしたブルックリン出身のアクロン/ファミリー。フォークやカントリー・ミュージックを下敷きに、ファンク、ブルース、ジャズ、アヴァンギャルドなど、ありとあらゆる要素を詰め込んだ彼らのパフォーマンスはと……全文を読む»
エリオット・ヤミン
コンテンポラリーなポップさとソウルに通じる熱気を融合 歌い手としての幅を広げた2作目
(CDジャーナル2009年08月号掲載)
2009年6月、東京で観たエリオット・ヤミンのライヴは、うれしい驚きだった。デビュー・アルバム『ウエイト・フォー・ユー』を聞くかぎりでは、あくまでコンテンポラリー。今様R&Bマナーのラヴ・ソングを得意とする白人ヴォーカ……全文を読む»
エイダン・ジョン・モファット
切なさは幸せの証し― 10年間の成長が刻まれた優しくポジティヴなアルバム
(CDジャーナル2009年08月号掲載)
「おいらみたいなブ男は雑誌に載ったって恥ずかしいだけじゃないかな」。開口一番、おなじみの悲観ぶりを披露するエイダン・モファット―2月に発表した、アラブ・ストラップ解散後初となるユニット名義でのアルバム『ハウ・……全文を読む»
ダイナソーJR.
とにかく早く完成させるという 初期のスタイルに立ち返った再結成後第2作
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
リズム隊は“ビートの前”を、Jよりも先を行こうとする 二度とありえないと思われていたJ.マスキスのギター&ヴォーカルにルー・バーロウのベース、そしてマーフのドラムスというダイナソーJR.黄金時代のメンツが復活した2……全文を読む»
スーパー・ファーリー・アニマルズ
“初期衝動”を取り戻した アップ・テンポでカラフルな一枚
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
ウェールズの“音楽親善大使”は失速を知らない。昨年、ヴォーカル/ギターのグリフ・リースはブーム・ビップとのプロジェクト、ネオン・ネオンで作品を発表したばかりなのに、もう新作の到着。おまけに、配信先行でのリリースを経て……全文を読む»
マリリン・マンソン
“俺は本気でロックしたい” 憎しみと暴力に満ちた7枚目
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
一時期は行く先々でキリスト教徒がピケを張り、PTAから目の敵にされ、乱射事件が起きればスケープゴートとされてきたマリリン・マンソン。最近ではすっかり落ち着いてしまったかのように見受けていたが、約2年ぶり7作目にあた……全文を読む»
マリエ・ディグビー
新進R&Bクリエイターとタッグ カラフルなサウンドのセカンド
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
インタビューの多くは日本語にて。込み入った答えの場合は、英語で返してくる。そんな受け答えをするマリエ・ディグビーはアイルランド人の父と日本人の母を持つシンガー・ソングライターだ。1983年にNYで生まれ、3歳以降はLA育ち……全文を読む»
グレアム・コクソン
往々にして人生は哀しいもの グレアムが描く“ある男”の一生
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
ブラー、グレアム・コクソン復帰で再始動!”なるニュースがイギリスから伝わってきた。90年代ブリット・ポップ・ファンは胸躍らせているだろうけど、当のグレアムはまったくのマイペース。再始動前に3年ぶり、早7作目となるソロ・……全文を読む»
グリズリー・ベアー
米国ルーツ音楽を軸に メンバーのパーソナリティが絡み合った3作目
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
いま最も注目を集めているブルックリン・シーン。その中でもダーティ・プロジェクターズと並んでアカデミックな音楽性を誇るのが、エド・ドロステ(g、vo、key)のソロ・プロジェクトとしてスタートし、現在は4人組で活動……全文を読む»
トータス
多岐にわたるアイディアを採り入れた 刺激的でポップなサウンド
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
90年代中期に派生したポスト・ロックという静かなるムーヴメントの発火点であり、シーン形成最大の功労者=トータス。彼らとシカゴ界隈を中心とした先進的なミュージシャンが登場して以降、ロックの文脈における“その……全文を読む»
エンター・シカリ
世の中の漠とした不安を明るいサウンドで覆った新作
(CDジャーナル2009年07月号掲載)
2007年、“レイヴ・ミーツ・メタル”という劇物同士を掛け合わせた破壊力満点のサウンドで、ロック・シーンに登場したエンター・シカリ。本国イギリスでは、ファースト・アルバム『テイク・トゥ・ザ・スカイズ』がゴ……全文を読む»
イギー・ポップ
生々しい独り感が作り上げた異色作
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
耳元で囁かれるようにゾクゾクするほど官能的 「今作は俺にとって(ストゥージズ、ジェームズ・ウィリアムソン作品を含むと)20枚目のスタジオ・アルバムになる。現在62歳。もしかしたら言い残していることがまだあるか……全文を読む»
ソニック・ユース
ラフ&タフなノイズを轟かせた開放感あふれるインディ復帰作!
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
ソニック・ユースはインディにいた方が売れる ソニック・ユースの最新アルバム『ジ・エターナル』が完成した。本作は、バンドが20年近くにわたって在籍してきたゲフィン・レコードを離れ、現在のUSインディ・シーンを代表……全文を読む»
グリーン・デイ
パンク・ロックをさらなる高みへ 前作を超える傑作が誕生!
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
世界中から大絶賛をもって迎えられ、1、200万枚ものメガ・セールスを記録、2年連続でグラミー賞を獲得した『アメリカン・イディオット』から5年、グリーン・デイが待望の新作『21世紀のブレイクダウン』をリリース。 という……全文を読む»
ティンテッド・ウィンドウズ
豪華な4人の顔合わせによる メロ好き心酔の痛快パワー・ポップ!
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
バンドにつけられたキャッチ“2009年話題必至のスーパー・グループ”は、いかにも大袈裟でこの連中には似合わない。そもそも、パワー・ポップという言葉からしてB級臭がプンプンなのに……と嫌みのひとつも言ったところで、ダメだ……全文を読む»
ランブリン・ジャック・エリオット
恐れぬ勇気を持ってほしい 77歳が紡ぐ生命力あふれる歌
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
映画スターではなくトラック運転手の視点で “フォークの伝説”ランブリン・ジャック・エリオットと、若手の気鋭ジョー・ヘンリー、二人の出会いが生んだ傑作は、『ア・ストレンジャー・ヒア』という。 「ジョーやレコード会社の人……全文を読む»
フェニックス(FRA)
多くの挑戦の上に生まれた ロマンティックでエレガントな通算4作目
(CDジャーナル2009年06月号掲載)
エール、ダフト・パンクと並ぶ、ヴェルサイユを代表するバンド、フェニックスが3年ぶりにアルバムをリリースする。ほぼ1テイクに近いレコーディングに情熱が込められているとファンに評判の高い前作のライヴ感を踏襲しながらも、今作は音色……全文を読む»
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