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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
藤倉大
ジャンルを超え、新たなる音響の世界へ 鋭敏なリスナーのアンテナを刺激する作曲家
(CDジャーナル2012年12月号掲載)
デイヴィッド・シルヴィアンや坂本龍一とのコラボレーション いま世界中のオーケストラやアンサンブル、放送局や音楽財団などからひっきりなしに作品を委嘱されている売れっ子。つねに発表すべき作品を抱えている作曲家。ロンドンを拠点にして21世……全文を読む»
ニコライ・ホジャイノフ
巨大な才能と知性、テクニックを備えた金髪の天使
(CDジャーナル2012年12月号掲載)
1992年生まれ、20歳のロシア人ピアニスト、ニコライ・ホジャイノフには金髪の天使の面影と、19世紀の巨匠の風格とが同居している。2010年のショパン国際ピアノ・コンクールの予選から注目を浴びていたが、今年5月のダブリン国際ピア……全文を読む»
よく響く声、凛とした舞台姿で魅了するバス・バリトン
(CDジャーナル2012年12月号掲載)
愛妻アンナ・ネトレプコ、テノールのヨナス・カウフマンと3人で出演する野外コンサートを欧州で開催するなど、いまや世界的な脚光を浴びるバス・バリトン歌手、アーウィン・シュロット。来日公演の合間に最新盤『アリア』についてを中心に話……全文を読む»
アヴィ・アヴィタル
マンドリンの革命児、ドイツ・グラモフォンに現る!
(CDジャーナル2012年12月号掲載)
バッハを弾いたアルバムでドイツ・グラモフォンに初登場したアヴィ・アヴィタルは、クラシック界では珍しいソロ・マンドリン奏者。1978年、イスラエル生まれ。現在はベルリンに住む。 「2010年に初来日した時に、日本でマンドリン・……全文を読む»
マルク・ミンコフスキ
さまざまな問いかけに満ちた シューベルトの交響曲全集
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
忠実に、誠意をもって正しい響きで演奏する 2011年度の“レコード・アカデミー賞”(音楽之友社主催)で大賞を受賞したのは、マルク・ミンコフスキがレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブルを指揮した『ハイドン:交響曲集「ロンド……全文を読む»
上野星矢
フルートの名曲からポップスまで 多彩な音色で魅せるデビュー・アルバム
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
2008年のジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクールでグランプリを獲得するなど、世界的にも注目を集めるフルート奏者、上野星矢がアルバム・デビューした。フルートに親しむ人なら誰もが知る名作(たとえばドップラーの「ハンガリー田園幻想曲……全文を読む»
須川展也
なじみのあるメロディを素材にした編曲作品を委嘱
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
あの東日本大震災の後、彼もまたじっとしていられずに被災地をまわって演奏をしてきた。須川展也は日本のクラシック・サクソフォン界のパイオニアだが、いまや世界のトップ・プレイヤーでもある。 「被災地の方々にとくに喜んでいた……全文を読む»
アンドレア・グリミネッリ
フルートによるヴィヴァルディ『四季』の自然さ、新鮮さ
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
アンドレア・グリミネッリは、イタリアの名フルート奏者。これまで数々のアルバムにおいて、ナチュラルなカンタービレで我々を魅了してきた。 「私はオペラが盛んな地、パルマの近くで生まれ、あらゆる名歌手たちの歌を聴いて育ちました。……全文を読む»
ベン・キム
ショパンの多面性と一貫性を表現した『前奏曲集』
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
2006年、ミュンヘン国際コンクールでの優勝をきっかけに世界的な注目を集めたピアニスト、ベン・キム。コンクール優勝直後にショパン、モーツァルト、ドビュッシーを収めたアルバムを録音、ソニー・クラシカルからリリースしたのち、世……全文を読む»
スギテツ
鉄道とのコラボレーション 夢の相互乗り入れが多数実現!
(CDジャーナル2012年11月号掲載)
おなじみの“杉ちゃん&鉄平”を、この4月より“スギテツ(SUGITETSU)”に改めて、新たなスタートを切ったデュオが放つ通算10作目の記念アルバムは、その名も『SUGITETSU EXPRESS』である。東京急行電鉄が東急……全文を読む»
樫本大進
ベルリン・フィルの第1コンサートマスター就任から2年 ベートーヴェンのソナタ全集録音開始!
(CDジャーナル2012年10月号掲載)
共演は個性派ピアニストコンスタンチン・リフシッツ ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに正式就任し、まもなく丸2年を迎える。たしかに頃合いだろう。樫本大進がいよいよ正面きってベートーヴェンに取り組む。それもヴァイオリン・……全文を読む»
福間洸太朗
世界が注目する知性とテクニック “水”をテーマにしたドビュッシー作品集を発表
(CDジャーナル2012年10月号掲載)
“洸”の字と演奏がもたらす水の流れや輝きのイメージ 鋭敏な言語感覚、行動力を伴うアイディア、そして最高レベルの演奏テクニック。これらを兼ね備えたピアニストの、なんと存在感の大きいことか。福間洸太朗。9月に日本コ……全文を読む»
ベフゾド・アブドゥライモフ
ウズベキスタン生まれの新星が描き出す神と悪魔
(CDジャーナル2012年10月号掲載)
ウズベキスタン生まれ、今年22歳になるピアニスト。デビュー盤となる『プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番、リスト:メフィスト・ワルツ第1番 他』では、表題の作曲家およびサン=サーンスの難曲を華々しいテクニックと深遠な表現力……全文を読む»
クリスティアン・ベザイデンホウト
巻を追うごとに進化&深化を続ける モーツァルトの鍵盤音楽全集
(CDジャーナル2012年09月号掲載)
最近のクラシック、ひと癖ある音楽家たちが次々に台頭して、ノーマークの若手アスリートがオリンピックでメダルを獲得するシーンを見るように、どきどきするような世代交代劇を感じる。南アフリカ生まれ、家族で移住した……全文を読む»
The DUO(鬼怒無月 / 鈴木大介)
希有な持ち味を備えた ギタリスト2人の共演による音楽的な裾野の広がり
(CDジャーナル2012年09月号掲載)
ニュー・アルバム『Agua de Beber〜おいしい水』と並んで、過去3作から選曲されたベスト・アルバム『Cafe Standard』も同時リリース。The DUOとして発表されたこれら2枚を聴いて思うのは、鬼怒無月と鈴木大介、お……全文を読む»
朴葵姫
コンクールは成長させてくれる場 自分の演奏会だと思えばいい
(CDジャーナル2012年09月号掲載)
とびっきりの“レガーティッシモ”のテクニックで紡がれるなめらかなメロディ。それは、まさにギターによる“歌”。しかし撥弦楽器にとって、決して簡単なことではない。 「メロディを歌うことが、音楽の本来のあり方。子……全文を読む»
アブデル=ラーマン・エル=バシャ
芸術に対し何を表現したいかという 切なる要求を持っていることが大切
(CDジャーナル2012年09月号掲載)
プロコフィエフの音楽はパワフルで磨かれていないプリミティヴなもの アブデル・ラーマン・エル=バシャは、風格に満ちた造形ときわめて正統的な解釈を示すピアニストである。そのピアニズムには明快な論理性と適切なダイナミズム、みず……全文を読む»
サラ・オレイン
無限の可能性を秘めたヴォーカリストがデビュー
(CDジャーナル2012年09月号掲載)
サラ オレインのデビュー・アルバム『セレステ』は、透明感に満ちたピュア・ヴォイスでたおやかに歌う「If」から始まる。全体にナチュラルな清々しい魅力にあふれているが、3オクターヴの声を存分に生かすべく多彩な選曲が……全文を読む»
パーヴォ・ヤルヴィ
伝統とされてきたすべてのものを 再検証することが求められている時代
(CDジャーナル2012年08月号掲載)
現在、フランクフルト放送交響楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、パリ管弦楽団などのシェフを務め、多くの話題盤をリリースしているパーヴォ・ヤルヴィが、フランクフルト放送響とともに来日。これまでの慣習的な演奏と……全文を読む»
ブラス・エクストリーム・トウキョウ
現代音楽のスペシャリストがロックをカヴァー 金管五重奏による超絶技巧『タルカス』!
(CDジャーナル2012年08月号掲載)
現代音楽を演奏する尖鋭な金管楽器奏者によるグループ、ブラス・エクストリーム・トウキョウが、なんとロックの世界に殴り込み?! いや、彼らにしかできない高レベルの編曲による演奏は、新たな音楽の可能性の扉を開けるような……全文を読む»
ル・ポエム・アルモニーク
“見せる”要素も充実させて 音楽が生まれた当時の空気を再現
(CDジャーナル2012年08月号掲載)
音楽だけでなく演劇やダンスパントマイムにサーカスまで それ自体がタイムマシンになっている見せ物小屋で、いろいろな音楽を聴かせ、ショーを見せてくれる専属楽団。バロック・ギターほかの撥弦楽器を演奏するヴァンサン・デュメ……全文を読む»
ティーネ・ティング・ヘルセット
自分の声のように“歌う”トランペット
(CDジャーナル2012年08月号掲載)
弦楽器や管楽器奏者にとって、“人の声のように歌う”ことは目標のひとつだ。トランペットでそれを見事に実現したアルバム『ストーリーテラー』がリリースされる。トランペットならではの明るさを基本にした多彩な音色と、しなやかで温……全文を読む»
モルゴーア・クァルテット
ショスタコーヴィチとプログレの親和性 弦楽四重奏団によるプログレ・カヴァー・アルバム
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
現代音楽とプログレばかり聴いていた学生時代 一昨年、現代音楽の作曲家、吉松隆がエマーソン、レイク&パーマー(ELP)の名曲「タルカス」をオーケストラ版にアレンジしたアルバム『タルカス クラシック meets ……全文を読む»
冨田勲
シンセサイザー史に輝く大傑作 『月の光』を完全リメイク、サラウンド化!
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
シンセサイザー音楽の第一人者、冨田 勲。彼の存在がなければ、日本における電子音楽の可能性の広がりも、そしてドビュッシーのピアノ曲が本来持っていた豊かさの再発見も、ずいぶん遅れてしまっていたことだろう……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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