アーカイブ
クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
波多野睦美
“言葉のような歌”たち ジャンルを超えて心に響くイギリス歌曲集
(CDジャーナル2007年11月号掲載)
波多野睦美という歌手を“古楽の人”という枠の中で聴いているリスナーには意外なアルバムかもしれないが、先入観やフィルターなしで彼女の歌に魅了されているリスナーには“ようやく”という思いが感じられるだろう。『サイレント……全文を読む»
ローラン・コルシア
“真のクロスオーヴァー”を実現する独創性と実力を兼ね備えたヴァイオリニスト
(CDジャーナル2007年10月号掲載)
楽派はもはや関係ない最良の教師は自分の耳 フランスのヴァイオリニスト、ローラン・コルシアは8歳からヴァイオリンを始め、12歳でパリ音楽院に入学。エネスコとティボーの弟子でもあった名手ミシェル・オークレールに19歳まで師……全文を読む»
アントニオ・パッパーノ
これぞ本家本元!サンタ・チェチーリア管との圧倒的な『ローマ三部作』
(CDジャーナル2007年10月号掲載)
今年の6月末から7月上旬にかけて、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団を率いて、来日公演を行なったパッパーノの指揮ぶりが、大きな注目を集めたのは記憶に新しいところである。とりわけ、CDがリリースさ……全文を読む»
ソル・ガベッタ
モダンからピリオドへ\自然体で境界を超える柔軟性
(CDジャーナル2007年10月号掲載)
今や若手トップ・チェリストのひとりとなったソル・ガベッタ。今年7月下旬に再来日を果たし、リサイタルや、新日フィルとのエルガーの協奏曲で聴衆を魅了した(実はもう1日、イベントへのゲスト出演でショスタコーヴィチのソ……全文を読む»
仲道郁代
デビュー20周年を迎え、ベートーヴェンのソナタ全集はいよいよ完結間近!
(CDジャーナル2007年10月号掲載)
番号順に録音してきた意義 仲道郁代によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音がスタートしたのは、2003年8月のこと。すでに全32曲のレコーディングを終えた彼女に、「初期の作品からほぼ番号順に録音してきた……全文を読む»
サラ・チャン
バロック、そして室内楽\新たなる境地での新録音はヴィヴァルディの「四季」
(CDジャーナル2007年10月号掲載)
サラ・チャンが初めてバロックの協奏曲を録音した。ニュー・アルバムはヴィヴァルディの「四季」。共演はオルフェウス室内管弦楽団。もちろん、指揮者なしでの演奏だ。この7月にUBSヴェルビエ・フェスティヴァル室内オーケス……全文を読む»
吉田恭子
技巧を駆使した音楽の儚さのなかにきらめく情熱と華麗さ
(CDジャーナル2007年09月号掲載)
優しい美音がウリの彼女だが、今回は技巧を駆使した作品ばかりを集めてのアルバムをリリース。 「ハチャメチャに難しい作品を弾きたくなったんです。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン奏者たちの華やかな技巧の世界。……全文を読む»
上松美香
バンド編成で挑んだ彩り豊かなラテン・ナンバー
(CDジャーナル2007年09月号掲載)
南米パラグアイ産のハープ“アルパ”を操り、アニメ・ソングや映画音楽、日本の唱歌などをカヴァーしてきた上松美香が1年2ヵ月ぶりにアルバムをリリースした。今回のアルバム・テーマは“ラテン”。「コパカバーナ」に始まり、「コーヒー・……全文を読む»
ザ・ファイヴ・ブラウンズ
姉弟5人、50本の指がピアノを駆ける 試みの多いロマンティックな3作目
(CDジャーナル2007年09月号掲載)
ザ・ファイヴ・ブラウンズは、ブラウン家の5人の姉妹兄弟によるピアノ・クィンテット。5人すべて名門ジュリアード音楽院で学んだ実力派。ソロでも活躍できる5人がユニットを結成。すでに2枚のCDがリリースされ、5台のピアノ、5人10手、5……全文を読む»
トルヴェール・クヮルテット
祝! 結成20周年 新作に詰まった今のおいしい部分
(CDジャーナル2007年09月号掲載)
今年が、記念すべき結成20周年にあたるトルヴェール・クヮルテット。彼らのエイベックス移籍第1弾は、『シャル・ウィ・サックス?』と題され、とびきり楽しいアルバムに仕上がっている。その内容は、メンバーによる次……全文を読む»
宮本笑里
暖かい息遣いと、のびやかな歌で音楽を自分色に染め上げる
(CDジャーナル2007年08月号掲載)
「音楽を“うたう”ことは誰にも負けないように頑張りたいと思います」 宮本笑里は、優れた才能をもつ若きヴァイオリニスト。美しい笑顔と気取ったところのない優しさが魅力で、暖かい息遣いと、のびやかな歌にあふれた演奏を聴か……全文を読む»
及川浩治
さらに磨きのかかった情熱的なピアノ演奏によるベートーヴェン
(CDジャーナル2007年08月号掲載)
6年ぶりにベートーヴェンのソナタを録音した。 「これはありがたいチャンス。僕はベートーヴェンを神のように思っているんです。実はネットで彼の肖像画を買って、練習室に貼ってあるんですよ。練習していると“彼”と目が合う。叱咤……全文を読む»
ジョルジア・フマンティ
クラシックの発声法を捨てて掴んだナチュラルで温かい個性的な声
(CDジャーナル2007年08月号掲載)
ホセ・カレーラスと共演して、各地をツアーするなど、新たな歌姫として注目を集めているジョルジア・フマンティ。彼女の歌声は、いわゆるクラシック系の発声法とも違う独特の個性を持っている。ナチュラルで、温かく、人の心を癒……全文を読む»
鈴木雅明
バッハ・コレギウム・ジャパンの総帥が語るバッハの魅力と楽しみ
(CDジャーナル2007年08月号掲載)
スウェーデンBISレーベルから初演順に録音しているバッハの教会カンタータ全集はもちろん、チェンバロ/オルガン演奏でも絶賛を浴び、世界を股に掛けて多忙な日々を送る、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の鈴木雅明。彼らがカンタータ全……全文を読む»
カニサレス
ピアノ曲にギターで挑み3年の歳月をかけて完成させたアルベニス
(CDジャーナル2007年08月号掲載)
スペインのギタリスト、フアン・マヌエル・カニサレスがアルベニスの組曲「イベリア」に挑んだアルバムを完成させた。主にフラメンコのフィールドで名の通る彼ではあるが、アルベニスはこれまでのキャリアにおいても縁の作曲家であ……全文を読む»
マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ
戦前ドイツの流行歌を緻密な研究と努力の末21世紀に蘇らせる
(CDジャーナル2007年07月号掲載)
1920〜30年代のドイツの映画音楽主題歌や流行歌を当時そのままに再現するマックス・ラーベ&パラスト・オーケストラが来日公演を行なった。イッセー尾形とベルリンで出会い、彼の招きで2006年に初来日。その公演の評判が口コ……全文を読む»
アントネッロ
資料の隙間をファンタジーで埋めて再現した戦国時代の天正遣欧使節が触れた音楽
(CDジャーナル2007年07月号掲載)
躍動感と生命力を持った古楽の演奏。という表現に違和感を持ったアナタにこそ、聴いてほしいのがアントネッロ。古楽器を使ってはいるが、今、ここで生まれたかのような演奏が彼らの大きな魅力だ。ルネサンス以前からバロックま……全文を読む»
川久保賜紀
ダイナミックな若手国際派 待望の2作目は小粋な名曲集
(CDジャーナル2007年06月号掲載)
チャイコフスキーとメンデルスゾーンのコンチェルトでアルバム・デビューしてから2年半、待望の2枚目は趣をがらりと変えてバラエティに富んだ名曲集。 「ずっと前から好きで、思い出のある作品ばかりで構成しました。私が曲に寄せる愛……全文を読む»
KOBUDO -古武道-
“純邦楽+ポップス+クラシック”各界の名手がユニットを結成!
(CDジャーナル2007年06月号掲載)
純邦楽からポップスまでジャンルの壁を超えて活躍する尺八の名手、藤原道山。ゴスペラーズ、松任谷由実、平原綾香ら多くのアーティストに作曲家/ピアニストとして協力してきた妹尾武。東京都交響楽団の首席チェロ奏者、古川展……全文を読む»
舘野泉
吉松隆と“左手のピアニスト”の交流から生まれたピアノによる抒情詩
(CDジャーナル2007年06月号掲載)
“左手のピアニスト”として孤高の活動を続け、世界を魅了する舘野泉による左手のための作品集第4作『アイノラ抒情曲集』は、吉松隆作品集である。本作には、吉松が舘野に捧げた「アイノラ抒情曲集」「ゴーシュ舞曲集(ゴーシュは左……全文を読む»
河野直人
伝統楽器の新たな可能性を追求し続けるヤンチャなツィター奏者
(CDジャーナル2007年06月号掲載)
ツィター(チター)と言ってもあまり馴染みがないかもしれないが、映画『第三の男』でアントン・カラスが演奏したテーマ曲がツィターの音だと言えば、ピンとくる人も多いのではないだろうか。そのツィターはドイツ……全文を読む»
三浦友理枝
若き日のショパンに限りない愛情と敬意を寄せて
(CDジャーナル2007年05月号掲載)
自らすべて選曲しライナーノートも執筆 好評を博したデビュー・アルバム『印象』から約2年。三浦友理枝の2枚目として登場したのは、ショパンの作品集である。ピアニストであれば、誰しもがショパンを避けて通ることはできないわけであるが……全文を読む»
ロビー・ラカトシュ
ジプシー・ヴァイオリンの枠を超えてあらゆるスタイルを呑み込む鬼才
(CDジャーナル2007年05月号掲載)
クレズマー音楽への深い共感 ジプシー・ヴァイオリンの鬼才ロビー・ラカトシュが新しいアンサンブルを率いて来日した。それに合わせて2枚のアルバムも新たにリリースされ、そのうちの1枚『クレズマー・カルマ』で共……全文を読む»
カペラッテ
飾らない女性3声のハーモニーはカフェラッテのような優しい味わい
(CDジャーナル2007年05月号掲載)
最近は女声ア・カペラ・グループがちょっとした流行になっている。でも3人のグループは珍しいかもしれない。しかもこの3人は声域が同じで、誰がリード(一番高いパート)を歌うかも曲によって変わる。 カペラッテは、2001年に……全文を読む»
backnext
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015