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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
ラルス・フォークト
一見シンプル、実は複雑なモーツァルト音楽を味わうために
(CDジャーナル2006年04月号掲載)
ラトルが高く評価し、EMIに多く録音してきたラルス・フォークト(1970年生まれ……この世代では最も期待される一人)が、記念イヤーを機にいよいよモーツァルトの2枚組ピアノ曲集を録音した。1枚はソナタ3曲、1枚は……全文を読む»
ペーテル・ヤブロンスキー
自主レーベルの設立で得た芸術的自由を糧に──
(CDジャーナル2006年03月号掲載)
ヤブロンスキーは、幼少よりピアノとともに打楽器を学び、10歳にしてヴィレッジ・ヴァンガードにドラマーとしてデビュー、ピアニストとしても14歳で舞台に立った異色の神童伝説の持ち主だ。 「今はあまり叩かないけれど、最近、ロンドンの……全文を読む»
ジョセフ・リン
新進ヴァイオリニストがもたらす純粋で無垢な感動の新領域
(CDジャーナル2006年03月号掲載)
ヴァイオリン界に登場した新しい才能。それが台湾出身の両親のもと、1978年メンフィスに生まれたジョセフ・リンである。エルヴィス・プレスリー生誕の地メンフィスは幼くして離れ、ニューヨークで学生生活を送っているから、……全文を読む»
エミリアナ・トリーニ
本当に必要な音を求めた結果生まれたフォーク・タッチな作品
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
99年にリリースされたファースト・アルバム『Love In The Time Of Science』はエレクトロニカ色の強い、あきらかに“ポスト・ビョーク”といったニュアンスが感じられる一枚だった。以来、この人の名前……全文を読む»
大植英次
飛躍の2005年を締めくくった大阪フィルとの“重量級”ディスク
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
2005年12月、大植英次と大阪フィルハーモニー交響楽団のコンビによる初CDがリリースされた。マーラーの交響曲第6番「悲劇的」、ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」、それにブルックナーの交響曲第8番と一挙に3点。しかも、いずれも1……全文を読む»
アルテミス・カルテット
古典と現代曲を同列に扱う対等な4人の緊密なアンサンブル
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
ラサール弦楽四重奏団のワルター・レヴィンによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲のマスターコースに参加するために即席で結成、そのまま成り行きでプロになってしまった、というアルテミス・カルテット。今回はチェロのエッカー……全文を読む»
奥村愛
素直さと力強さの両立を目指し丁寧に作り上げた2枚の新作
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
癖のない素直な音楽性と清楚で美しい舞台姿が人気の理由。控えめな性格は、作品へのストレートなアプローチとなり、作品本来の魅力を引き出すことにつながっている。 「良く言えば素直ですが、強さが足りないとも言え……全文を読む»
クリスティーネ・ショルンスハイム
古楽シーンをひっぱる鍵盤奏者の知的でカジュアルな音楽作り
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
大作『ハイドン:ピアノ・ソナタ全集』(CD14枚組)で“ディアパソン・ドール”などを受賞して急速に評価を高めているピリオド楽器の鍵盤奏者、クリスティーネ・ショルンスハイム。ベルリン近郊に生まれた旧東独の出身、『18世紀の失われた……全文を読む»
川畠成道
初めての協奏曲録音でもいつものように自然に
(CDジャーナル2006年02月号掲載)
留学のためイギリスに渡って10年余り。つい最近のことだが、イギリスの永住権を取得した。 「正式なコンサートを開くことができるようになった、ということです。イギリスを拠点にし、ヨーロッパでの活動のスタート・……全文を読む»
サイモン・ラトル
ベルリン・フィルを新しい黄金時代に導く名シェフの多彩なチャレンジ
(CDジャーナル2006年01月号掲載)
レパートリーが100年前と同じでいいはずがない 2002年にサー・サイモン・ラトルがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任してから、4年目のシーズンに入った。ラトルのベルリン・フィル首席指揮者就任……全文を読む»
佐渡裕
兵庫を舞台にした燃える男のオケ育成秘話
(CDジャーナル2006年01月号掲載)
佐渡裕が芸術監督に就任した兵庫県立芸術文化センターのオープニング・コンサートの模様を収めたDVDが登場した。曲目は、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」である。阪神・淡路大震災の復興のシンボルとしてオープンした同センターの場合、……全文を読む»
キャサリン・ジェンキンス
大ブレイクしたUKの歌姫はさらなる夢に邁進中
(CDジャーナル2006年01月号掲載)
ウェールズ出身で、アルバムを発売するやイギリス国内で大ブレイクした歌姫キャサリン・ジェンキンスが来日した。 「デビューのきっかけは1本のデモ・テープでした。学生時代にある知り合いが作ってくれたものが、友人か……全文を読む»
ザ・ファイヴ・ブラウンズ
5人姉弟の50本の指が5台のピアノを駆け抜ける!
(CDジャーナル2006年01月号掲載)
「クラシック音楽も、こんなに楽しいってことをみんなに伝えたい! 聴衆の幅を広げることが最大の目標」というザ・ファイヴ・ブラウンズは、5人の姉妹兄弟による“ピアノ・クインテット”。5人10手、50本の指が奏でるリムスキー=コ……全文を読む»
池松宏
よく“歌う”コントラバスで心安まるひとときを
(CDジャーナル2006年01月号掲載)
コントラバスというと、低音で支えたり、ピチカートで伴奏したりする楽器というイメージが強いが、池松宏のコントラバスは本当によく歌う。低音の深さはもちろんだが、高音の伸びやかさもチェロ以上ではないだろう……全文を読む»
村治佳織
繊細な感受性が投影された初めてのフランス音楽集
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
“リュミエール(Lumieres)”=フランス語で“光”を意味する言葉。しかし、その“光”はいわゆる太陽光(日光)だけでなく、照明の明かり、灯火、そして精神的な意味で宗教的啓示、真実を意味する。また複数形……全文を読む»
ピョートル・アンデルジェフスキー
慢心や自己陶酔から遠く離れ澄み切った知性で弾いたシマノフスキ
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
ポーランド人の父を持ち、ワルシャワでも研鑽を積んだアンデルジェフスキーといえば、「ショパン専門家になるには、ベートーヴェンにバッハ、モーツァルトなどを愛しすぎていた」ためにわざわざショパン・コンクールを避けて参加した、90年イ……全文を読む»
バイバ・スクリデ
テクニックと優雅さを併せ持つヴァイオリン界の逸材が日本デビュー
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
いくつかの国際コンクールで優勝を重ね、2001年にはエリザベート・コンクールで優勝。ヨーロッパではすでに活躍を始めているバイバ・スクリデ。 「コンクールは勉強のために受けましたが、アドレナリンが身体中をめぐるような感……全文を読む»
川井郁子
“映画”をコンセプトに異種混交の音作りを実現
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
ヴァイオリニスト川井郁子が贈る最新アルバムは、“映画”をコンセプトの核とした、ジャンルにとらわれないスケールの大きさを感じさせる充実作だ。 「映画音楽に焦点を当てたのは、このジャンルに思わず弾きたくなるようなメロディの曲が……全文を読む»
高嶋ちさ子
10年の蓄積が育んだ演奏スタイルを趣向の異なる2枚のベスト盤で楽しむ
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
気取りのないカジュアルなクラシックとポップスをお洒落に演奏するヴァイオリニストの高嶋ちさ子が、CDデビュー10周年を記念したベスト盤を発売した。クラシックの名曲を収録した『クラシカル・セレクション』とポップス・……全文を読む»
チー・ユン
呼吸するようなフレージングは完璧なチームワークあってこそ
(CDジャーナル2005年12月号掲載)
コロムビアには10年ぶりの録音。ヴィルトゥオーゾぶりを発揮しながらも、成熟した大人の味わいを聴かせるヴァイオリニストだ。 「音楽は人生の一部。私にとっては呼吸するようなもの。他人の演奏でも、一緒に呼吸のできるものが……全文を読む»
遠藤真理
協奏曲をメインにしたアルバムで女性チェリストが颯爽とデビュー
(CDジャーナル2005年11月号掲載)
2003年の第72回日本音楽コンクールで第1位と徳永賞に輝いた遠藤真理のデビュー・アルバムには、3作品が収録されている。多くのチェリストが手がける名作に加え、チェロの名手でもあったオッフェンバックの「ジャクリーヌの涙」が含ま……全文を読む»
レイフ・オヴェ・アンスネス
今後の録音予定も盛りだくさん巨匠への道をひた走るピアニスト
(CDジャーナル2005年11月号掲載)
今や欧州で絶大な人気を誇り、もはや有望株だの新進気鋭などという形容で範疇化しうる次元をとうに脱して巨匠への道をひた走るアンスネスが、日本ではいまだやや地味な存在なのは現代の七不思議の一つである。そんな彼の新譜、ラフマニノフの第2……全文を読む»
仲道郁代
ピアニスト、指揮者、オケのきめ細かなコンタクト
(CDジャーナル2005年11月号掲載)
映像の収録に伴う苦労と喜びと 仲道郁代とパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニーのコンビによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」&同第3番が、いよいよ登場する。しかも、SA-CDハイブリッド盤とハイビジョン方式……全文を読む»
アナスタシア・チェボタリョーワ
ときには抑え、ときには情熱的に…心から愛するロシア作品を集めた新作
(CDジャーナル2005年11月号掲載)
キングレコードで6枚目となるアルバムは、彼女が最も得意とするロシアの作品だ。 「私に最も親しいもの。心から愛する作品でないと、演奏する気にならないんです。だから今まで録音してきたものは、私の魂が込められていると……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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