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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
サイモン・ラトル
新時代の巨匠、ベートーヴェンとウィーン・フィルを語る
（CDジャーナル2003年05月号掲載）
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エンニオ・モリコーネ
格調高いモリコーネの美旋律を感情を込めて大切に描き出す
（CDジャーナル2003年05月号掲載）
NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』の音楽を、初の海外作曲家として担当しているのも話題だが、マカロニ・ウェスタンの音楽を書いてヒットした昔からずっと贈り続けてきた熱いラブ・コールに応えて、この秋にやっと初来日す……全文を読む»
黒澤明子
ソプラノ・リリコのニュー・フェイスがなめらかな日本抒情歌集で爽快デビュー
（CDジャーナル2003年05月号掲載）
そのソプラノ・ヴォイスは常に透明感を失うことなくなめらかに舞い上がり、ふわり舞い降りる。芯の通った声が優しいメロディに宿る繊細な抒情を汲みとっていく。『さくら横ちょう〜日本抒情歌集』でCDデビューを飾った黒澤明子の声は、端正で……全文を読む»
千葉純子
マニアックで変化に富んだ選曲を気持ちよく弾き気持ちよく聴かせる
（CDジャーナル2003年05月号掲載）
レスピーギのヴァイオリン・ソナタ、シューマンやブラームスが合作した「F.A.E.ソナタ」といった秘曲をメインに据え、ショーピースも積極的に組み合わせるなど、千葉純子がリリースするディスクは、いつもきわめて刺激的な内容……全文を読む»
今井信子
わが道をいくベテラン・ヴィオリストのヴィオラスペース10周年記念作品登場
（CDジャーナル2003年05月号掲載）
“ヴィオラスペース”は、今井信子がプロデュースするヴィオラのための音楽祭。これまで、今井信子、店村眞積、川崎雅夫らのトップ・ヴィオリストたちが中心となって演奏会を開き、公開マスタークラスなどの教育活動も行なってきた……全文を読む»
ユンディ・リ
ショパン・コンクールを制し、世界に羽ばたく若き中国人ピアニスト
（CDジャーナル2003年04月号掲載）
そもそも優勝者が出たのは15年ぶりで、しかも中国人として初めての優勝。オマケにジャニーズばりの美少年。「たしかにテクニックはあるんだろうけどネ」なんて斜に構えて聴き始めた耳にも、この絶妙のバランス感覚で紡がれてい……全文を読む»
高嶋ちさ子
ＴＶに舞台に大活躍の“辛口ヴァイオリニスト”
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
TV出演や年80回ものコンサートなどで、J-クラシックへお客さんを呼び込む役割を積極的に果たしているヴァイオリニスト・高嶋ちさ子が、ハイ・ペースでアルバムを発表している。今回はホンダ“Fit ARIA”のCM曲「G線上のアリア……全文を読む»
畑中良輔
ブラームス・ザールでブラームスを歌うこだわりの企画が実現
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
なんとも豪華なアルバムが出来上がった。かのウィーン楽友協会会館にある“小さな宝石箱”とも呼ばれるブラームス・ザールを借りきり、信頼のおける歌手たちに心から愛するブラームスの合唱曲を歌ってもらっての録音。企画と指揮は日本の声楽……全文を読む»
岡城千歳
創意と凝り性から生まれた革新的かつ芸術的な自主レーベル
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
創意にみちた解釈と表現力で世界的に高い評価を得ており、録音プロデューサーとしても豊富な実績をもつニューヨーク在住のピアニスト、岡城千歳が、自らの名にちなんだ“シャトー”レーベルを立ち上げ、その第1弾としてマーラーの交響曲第1番をピア……全文を読む»
ロシアと世界、古典と現代を結ぶ発想柔軟な巨匠ピアニスト
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
リュビーモフはロシアの逸材として知られるピアニストだ。バロック音楽から現代音楽まで貪欲なレパートリーを有し、しかもその深い博識に裏づけられた真に独創的な演奏を披露する。隠棲した哲学者の風貌を思わせる彼だが、近年では毎年……全文を読む»
エンニオ・モリコーネ
2003年、日本で花咲く万華鏡のような“モリコーネ節”
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
昨年来、映画業界などで話題になっていた音楽が1月5日午後8時、ベールを脱いだ。映画『ミッション・トゥ・マーズ』『ニュー・シネマ・パラダイス』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』などの音楽で知られるイタリア……全文を読む»
有橋淑和
チェンバロの魅力を広める若き救世主のデビュー作登場
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
チェンバロ界にニュー・スターの登場だ。有橋淑和(ありはし・すみな)は、桐朋学園大学に入るまではずっとピアノを学んできたという。「たまたま弾く機会があって、その音色の美しさに“一目惚れ”しました。ピアノほど体……全文を読む»
岩代太郎
ロマンティックな音楽世界を生んだ演奏家と作曲家の運命的な出会い
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
リサイタルやコンチェルトではチャイコフスキー・コンクール優勝の実力を遺憾なく発揮する一方、今までに発表した3枚のアルバムでは小品やソフト・クラシックなどを選曲して親しみやすさをアピール。そんな柔硬備えたアナスタ……全文を読む»
ラファエル・フォン・ブライドン
伝統的クラシックから道の世界へ―　一気にほとばしり出た極彩色の表現力
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
さまざまな刺激にあふれた現代社会。そのスピードと色彩感に触発され、クラシカル・ミュージックが自らの殻を脱ぎ捨てた。そんなイメージを聴き手のうちにしっかりと結ばせるのが、ラファエル・フォン・ブライドンのピアノだ。「ぼく……全文を読む»
ヘイリー
16歳。天使の歌声――
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
�競縫紂璽検璽薀鵐匹硫山攅イ�少女がトントン拍子に世界デビューニュージーランド出身の16歳の歌手が、名門デッカ・レーベルから、ジョージ・マーティンの息子のプロデュースでメジャー・デビューする。まるでビートルズのアップル・レーベルからデ……全文を読む»
横山幸雄
聴衆との同時代性共有を目指して、ピアノ界のホープが作曲家デビュー
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
日本ピアノ界のホープである横山幸雄が、なんと作曲家としての活動をスタートさせた。よくよく考えれば、ヤマハのJOC(ジュニア・オリジナル・コンサート)にいた頃には自作自演は当然のことだった。その後も作曲についての基礎は学……全文を読む»
白石光隆
多芸の多忙ピアニストが放つ最新作品は、巨匠指揮者たちが残した秘曲の再現
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
トスカニーニ、フルトヴェングラー、ムラヴィンスキー、クナッパーツブッシュ、セル、アンセルメ、シューリヒトらの大指揮者が若き日に作曲したピアノ作品だけからなるアルバムを白石光隆がリリースした。全曲世界初録音で、ほとんどが未……全文を読む»
松谷卓
才能あふれる若き音楽家、５年ぶりのオリジナル・アルバム
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
夏にリリースされた『Before After』にはベスト盤の側面があったため、新作『informel(アンフォルメル)』は第2作『Epoch 2./Crimson』から足掛け5年の歳月を経たオリジナル・アルバムということになる。19歳から24……全文を読む»
飯森範親
クラシック音楽伝統の地ドイツで得た、オケとともに成長する素晴らしいチャンス
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
「ドイツのオーケストラがなにより素晴らしいのは、まず、どの楽団もそれぞれにはっきりとした個性をもっている、ということでしょうね。州ごと、街ごとに色彩が違う。それを支えているのが、生活のなかに音楽がしっか……全文を読む»
松井利世子
大好きなヴァイオリンでロマンティックな音楽を優しく描く
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
ロマンティックなメロディが映える映画音楽とクラシック小品を交えた曲目を、豊かな音色で優美に弾きこなした『FANTASIA』でデビューを飾る松井利世子は、現在、音楽大学の4年生。まさしく“早咲き”との言葉がふさわしい彼……全文を読む»
ジョヴァンニ・アンジェレーリ
弾き振りや音楽祭の芸術監督までこなす新進ヴァイオリニストの才気煥発ぶり
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
97年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得して以来、世界的な注目を集めているジョヴァンニ・アンジェレーリは、パドヴァ(ヴェネツィアとヴェローナの中間の街)の生まれ。品良く静かに話す北イタリアの青年だ。両親ともにピアニス……全文を読む»
諏訪内晶子
こだわりの指揮者／オーケストラとの出会いで魅力的に描き出されたシベリウスとウォルトン
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
音楽が大きい――。それが今回の諏訪内晶子の新譜を聴いての何よりの印象だ。聴き返すごとにその印象は強くなる。そしてオラモ指揮バーミンガム市響は予想以上に素晴らしい。初めての共演とのことだが、構えの大きな管……全文を読む»
奥村愛
温かい音色と伸びやかな歌心を持つ実は硬派な“いやし系”
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
キャッチ・コピーは「日本初の“なごみ系”ヴァイオリニスト」。その優しく美しい笑顔、穏やかな雰囲気はたしかにそうだが、演奏は強靱なテクニックをベースにストレートで伸びやかな歌を聴かせる硬派なタイプ。あえて……全文を読む»
マウリツィオ・ポリーニ
強い好奇心と不断の意志をもって、巨匠の作品探求の歩みはなおも続く
（CDジャーナル2002年10月号掲載）
ポリーニの自宅は、ミラノの中心街の細い石畳の路地に面したアパートの一角にある。訪れたのは夕暮れ時だった。懐かしいイタリア映画の一場面のような重厚で古い建物の入り口にある鉄門を開け、薄暗い照明が灯された広々とした……全文を読む»
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