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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
クラウス・フロリアン・フォークト
若々しく、明るく、柔らか 新たなヘンデル・テノール像
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
先ごろ、初のソロ・アルバム『ヘルデン』をリリースしたドイツのテノール歌手、クラウス・フロリアン・フォークト。ワーグナー歌唱で高く評価されているが、その常識を覆す明るく輝かしい声で、ドイツはもとより欧州各地で今や引っ……全文を読む»
TSUKEMEN
オリジナル楽曲が半数以上を占めた渾身のサード・アルバム
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
ヴァイオリン2人とピアノという異色の編成。TSUKEMENはメンバー全員が音大でクラシックを学んだユニットだ。新作『EL DORADO』はメジャー3作目。“多ジャンルの曲をクラシックのアプローチで演奏する”というユニットのコンセ……全文を読む»
アレクサンダー・ロマノフスキー
ウクライナ出身の新星ピアニストが描くラフマニノフ
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
コンチェルトとリサイタル、いずれも彫りの深いダイナミックな演奏で、日本の聴衆に強い印象を残していったウクライナ出身のピアニスト、アレクサンダー・ロマノフスキー。2011年のチャイコフスキー国際コンクール第4……全文を読む»
中野翔太
ニューヨークの光を映す美しきガーシュウィン・アルバム
(CDジャーナル2012年07月号掲載)
粋で知的で都会的―なんともハイセンスなガーシュウィンのピアノ・アルバムが誕生した。現在28歳の中野翔太は、10年という月日をマンハッタンで過ごした経験をもつ。ジュリアード音楽院のプレ・カレッジに留学したのが1999年、15……全文を読む»
天満敦子
祈りを込めて――ストラディヴァリウスが歌う日本の歌
(CDジャーナル2012年06月号掲載)
愛器ストラディヴァリウスと出会って25年、天満敦子の代名詞といえる「望郷のバラード」と出会って20年。節目の年である2012年に彼女がリリースする『ふるさとのうた』は、「さくら貝の歌」「赤とんぼ」「荒城の月」「見上げてごらん夜の星を」「故郷……全文を読む»
クン=ウー・パイク
類い希なる実力者の真価を示す ブラームスのアルバム2枚が登場
(CDジャーナル2012年06月号掲載)
クン=ウー・パイクは、アジア出身の国際的ピアニストの先駆け的存在だ。1982年以来パリを拠点に第一線で活躍を続け、録音においても、ラヴェル、ムソルグスキーの全独奏曲、ラフマニノフ、プロコフィエフの全協奏曲などを発表。……全文を読む»
トーマス・ダウスゴー
デンマークの俊秀が練り上げる 隅々まで明晰で精気みなぎる音楽
(CDジャーナル2012年06月号掲載)
新時代のスタンダードとなるスウェーデン室内管との録音 指揮姿に間近で接するのは2005年以来だ。デンマークの俊秀、トーマス・ダウスゴー。今年3月の新日本フィルハーモニー交響楽団との初共演は、北欧のシンフォニストによる……全文を読む»
レイ・チェン
2つの世界的コンクールを制した新星ヴァイオリニスト
(CDジャーナル2012年06月号掲載)
デビュー・アルバム『ヴィルトゥオーゾ』では、鉄壁のテクニック、強さと甘さを兼ね備えた音色、そして作品ごとに表情を変える柔軟な音楽性を披露したレイ・チェン。待望の2枚目はダニエル・ハーディングと組んでのヴァイオリン……全文を読む»
ミロシュ
ドイツ・グラモフォンが送り出す モンテネグロ生まれの超新星
(CDジャーナル2012年05月号掲載)
自分を知ってもらうためスペインの名作などを選曲 「ギターという楽器はさまざまな音楽ジャンルでそれぞれ愛されており、存在自体がクロスオーヴァー。意識してジャンルを超えようと思わなくても幅広い層に興味を持ってもらえますか……全文を読む»
鈴木大介(g)
アストル・ピアソラの没後20周年を迎えた今年、日本を代表するクラシック・ギタリストであり、日頃から兄弟のように仲よしのお二人が、奇しくも同じ月にピアソラ作品集をリリース。というわけで、時間と誌面がいくらあっても足りないピアソラ談義をお楽しみください。
(CDジャーナル2012年05月号掲載)
ピアソラとの出会い日本における先駆者たち――気がつけばピアソラが1992年に亡くなって今年ではや20年です。お二人は20年前って、なにをしていたんでしょう?鈴木「ちょうどマリア・カナルス国際コンクールで入賞したのが92年、……全文を読む»
すぎやまこういち
創作の原点を見つめる2作 自身の初期作品集と ストラヴィンスキー「兵士の物語」
(CDジャーナル2012年05月号掲載)
SUGIレーベルは、2004年に作曲家すぎやまこういちが設立した自主レーベル。『交響組曲「ドラゴンクエスト」』シリーズなど“ドラクエ”をベースにしたすぎやま作品を多数制作しているが、そのSUGIレーベルから2タイトルのクラシッ……全文を読む»
ベルナール・フォカルーユ
情熱あふれるオルガニストであり 欧州劇場シーン屈指のプロデューサー
(CDジャーナル2012年05月号掲載)
ベルギー生まれのベルナール・フォクルールは、ブリュッセルの王立モネ劇場の総監督を1992年から2007年まで務め、2007年にはエクス=アン=プロヴァンス国際音楽祭の監督に就任、現在のヨーロッパ劇場シーン屈指のプロデューサーとして著名であ……全文を読む»
諏訪内晶子
ルーマニア、スペイン、パリ― 民族色豊かな作品を 情熱あふれるデュオで録音
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
イタマール・ゴランとのエネルギー全開の共演 パリを拠点に活動しているヴァイオリニスト、諏訪内晶子がパリのノートルダム・デュ・リバン教会で、4年ぶりとなるアルバム『エモーション』を録音した。共演のピアニストは、ヴァイオリニス……全文を読む»
フィージン
困難を乗り越えた者だけがもつ優しさ
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
昨年11月に先行シングル「ただ愛のために/10月のある素敵な日に」をリリースして話題を集めたテノール、フィージン。自動車のエンジニアから苦労の末に声楽の道に進むも、軍隊生活で喉を壊し、リハビリ中に“ポッペラ”との運命的な出会いを果たし……全文を読む»
デヴィッド・ジンマン
驚きの新解釈が続々! チューリヒ・トーンハレ管弦楽団との シューベルト交響曲全集録音がスタート
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
快速テンポの「未完成」 1995年以来の手兵チューリヒ・トーンハレ管弦楽団とともに、ベートーヴェン、R.シュトラウス、シューマン、マーラーなどのシリーズを展開してきた指揮者デイヴィッド・ジンマンが、新プロジェクトとしてシューベルト……全文を読む»
小菅優
ベートーヴェンを理解し、伝えたい ピアノ・ソナタ全曲録音をスタート
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
巻ごとにテーマを決めて選曲第1巻のテーマは“出発” 近年、進境著しいピアニスト、小菅優がベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音に着手した。これまでも演奏会でたびたびベートーヴェンのソナタをとり上げてきた小菅だ……全文を読む»
天平
ヨーロッパを巡る旅から得た楽想の広がり
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
もとより天平の音楽にはスケール感があるが、第3作『火の鳥 vol.1』では楽想の広がりが際立つ。2010年夏、総重量40kgを超す荷物と電子ピアノを背負い、ヨーロッパ12ヵ国を旅した経験が音楽家に与えた影響は大きい。 「鳥……全文を読む»
ファニー・クラマジラン
パリ生まれのキュートな新星からほとばしる情熱
(CDジャーナル2012年04月号掲載)
フランスの新鋭ヴァイオリニスト、ファニー・クラマジラン。小柄だけれど、彼女の作り出す音楽はとても情熱的で、その演奏に感動した勅使川原三郎(コンテンポラリー・ダンスの第一人者)が彼女との共演を願ったほど。ふたりは2010……全文を読む»
広田智之
大空を駆け抜けるようなオーボエ ジャズ・アレンジで千変万化するバッハ
(CDジャーナル2012年03月号掲載)
ジャズにアレンジしたバッハ。今までにも数多くのアルバムが存在したが、「これはひと味違う」と胸を張る。 「クラシックのプレイヤーがジャズメンとガッツリ組んで、バッハをいじり倒す。もしかしたら天国のバッハさんに叱られてしまう……全文を読む»
林美智子
パリに花開いた豊かで先鋭的な文化 ベル・エポックの粋を集めた歌曲集
(CDジャーナル2012年03月号掲載)
19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリではさまざまな文化が花開いた。印象派絵画が有名だが、音楽でもフォーレ、ドビュッシー、ラヴェルといったフランス人作曲家だけでなく、ストラヴィンスキーらロシア……全文を読む»
フライブルク・バロック・オーケストラ
フライブルクから世界をリードする存在へ 音楽監督ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツに訊く
(CDジャーナル2012年03月号掲載)
ドイツにおける古楽/ピリオド楽器演奏、かつてはムジカ・アンティクヮ・ケルンなどの名アンサンブルを輩出したケルンが中心的役割を演じてきたが、近年こうした状況に変化が見られる。“環境首都”として世界に名を馳せるフ……全文を読む»
ベンジャミン・グローヴナー
イギリスの超新星ピアニスト、デッカからデビュー!
(CDジャーナル2012年03月号掲載)
イギリスの天才ピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーがデッカから待望のメジャー・デビュー・アルバムをリリースした。ショパン、リスト、ラヴェル、3人の作曲家のピアニスティックな名作を、魔術的なテクニックと繊細な表現力……全文を読む»
小山実稚恵
生まれ育った東北を襲った震災 今の心情に、嬰ハ短調がしっくりくる
(CDジャーナル2012年02月号掲載)
アルバム・デビュー25周年新作は静かに寄り添うように 1987年2月、小山実稚恵がレコード・デビューした。小山はショパン国際ピアノ・コンクールで第4位に入賞した1985年をピアニストとしての活動元年としている。ソニー・ミ……全文を読む»
ペーター・レーゼル
叡智と思索が注ぎ込まれたベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会、録音が完結
(CDジャーナル2012年02月号掲載)
コントラストに富んだ考え抜かれたプログラミング 東京・紀尾井ホールを舞台に1年に2夜、4年をかけて続けられてきたペーター・レーゼルによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会“ベートーヴェンの真影”が完結した。そして並行して……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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