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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
カレヴィ・キヴィニエミ
オルガニストの常識を覆し人の心もつかむ魔術師
(CDジャーナル1999年06月号掲載)
“オルガンの魔法使い”。キヴィニエミの名を一躍世界に知らしめた、あのジャケット写真のコスプレがよっぽど印象に残ったのだろう。東京でのリサイタル当日の会場入り口にもこのキャッチ・コピーが誇らしげに掲げられていた。もし「ワハ……全文を読む»
イリーナ・メジューエワ
明晰で内面性豊かなピアノでメトネルへの愛のすべてを形に
(CDジャーナル1999年06月号掲載)
イリーナ・メジューエワの、涼やかな外見の美しさだけでなく、優雅、聡明、清楚、といった内面を含めての印象をひとことでいえば、それは、まさに“美しき妖精”。技巧に秀で、繊細な感受性と比類ない音楽性をもつ……全文を読む»
ファビオ・ビオンディ
古楽の語法をわかりやすく伝えるイタリア古楽界の優等生
(CDジャーナル1999年05月号掲載)
古楽アンサンブル“エウローパ・ガランテ”を率いるヴァイオリニストのビオンディが、リサイタルのために単身来日した。12歳のときにイタリア放送管弦楽団と共演するほどの“神童”であった彼が古楽の道に進んだきっかけは、アー……全文を読む»
サントラ、ジャズ、ブルー・グラス……既存のクラシックの枠を超えた意欲的な活動を展開
(CDジャーナル1999年05月号掲載)
昨年9月に、ソニー移籍後第1弾の『ガーシュウィン・ファンタジー』をリリースし、好調なリスタートを切ったジョシュア・ベル。ここのところ、既存のクラシックの枠にとらわれない意欲的な活動を展開している。5月上旬から公開される……全文を読む»
マルク=アンドレ・アムラン
知られざる佳曲発掘にも意欲を燃やすテクニックと知性に支えられた深い音楽性
(CDジャーナル1999年05月号掲載)
いま、ピアノ界が活気づいている。実力十分の個性派ピアニストが21世紀を前にして続々と名乗りを上げつつあるからだ。特に常人には及びもつかない超絶技巧を駆使し、欧米楽壇からひときわ熱い視線を浴びている二人がいる。その剛腕で……全文を読む»
ジャンルカ・カシオーリ
ベートーヴェンから現代ものまで弾きこなすいまもっとも注目の新進ピアニスト
(CDジャーナル1999年04月号掲載)
94年に始まったウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールは、ベートーヴェンと20世紀作品を課題とする。その第1回に優勝してセンセーションを巻きおこしたイタリアの新進ピアニスト、ジャンルカ・カシオーリは、い……全文を読む»
バーバラ・ヘンドリックス
モーツァルトからジャズ、ディズニーまでオペラ界屈指の可憐なる歌声
(CDジャーナル1999年04月号掲載)
「ジャズはいつでも身近にあったの。何気なくロずさむ歌がジャズ・ナンバーだったりすることは、ごく普通のことでした」この1月、ジャズ・トリオと組んで開いた来日コンサートは“デューク・エリントンに捧ぐ”と題したもの。同……全文を読む»
リナルド・アレッサンドリーニ
地道な努力で実力を蓄えてきたイタリア古楽界きっての精鋭
(CDジャーナル1999年04月号掲載)
アルファ・ロメオから“イ夕飯”まで、世界を席巻している“イタリア”。そうしたイタリアの古楽界にあって、ひときわ輝く存在がリナルド・アレッサンドリーニ。ファビオ・ビオンディ、イル・ジャルディーノ・アルモ……全文を読む»
マルセロ・アルヴァレス
アルゼンチンから彗星のごとく現れた陽気な“ポスト三大テノール”
(CDジャーナル1999年03月号掲載)
数年前まではまったく無名だった歌手が、今では“ポスト三大テノール”の一人とまで言われている。彼の名はマルセロ・アルバレス。藤原歌劇団の「椿姫」に出演するために来日したので話をうかがった。「音楽好きの母のすすめで、僕は、5……全文を読む»
レナード・バーンスタイン
なるべくして指揮者になったこれからが楽しみな若手注目株
(CDジャーナル1999年01月号掲載)
「パーヴォという名前は典型的なフィンランドの名前なんだ。だからそんな名前の指揮者がシベリウスを振るのは当たり前だとみんな思ってしまう」パーヴォ・ヤルヴィは、ちょっと肩をすくめて苦笑いする。バルト3国のエストニア、タリン生まれで……全文を読む»
ホセ・クーラ
歌い、指揮し、ギターを弾き、作曲する新時代のスーパー・アーティスト
(CDジャーナル1999年01月号掲載)
98年の9月から10月にかけての、ボローニャ歌劇場来日公演でも、その絶大な存在感をアピールしたホセ・クーラ。オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥは、まさにヴェリズモ・オペラの真骨頂といえる、圧倒的な歌……全文を読む»
セルゲイ・プロコフィエフ
燃焼度の高い指揮が魅力のヨーロッパ期待の若手実力派
(CDジャーナル1999年01月号掲載)
ラトル、サロネンという両雄の“次”をうかがうヨーロッパ期待の星として赤丸急上昇中のダニエレ・ガッティが10月、音楽監督を務めるボローニャ歌劇場と来日した。初お披露目の演目はヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」。骨太のドラマを音楽面から支えた……全文を読む»
釜洞祐子
色合いにみちた艶やかな声が魅力の日本を代表する実力派ソプラノ
(CDジャーナル1998年12月号掲載)
日本を代表する実力派・名ソプラノ、釜洞祐子の最新作『アリア・ギャランテ』が11月21日にリリースされる。CDは『アモール』『青い月夜に』に続き、これで3枚目。今回は、井上道義指揮の新日本フィルをバックに、ツェルビネ……全文を読む»
村治佳織
少女から大人へと脱皮を始めたギター界のスーパー・ヒロイン
(CDジャーナル1998年12月号掲載)
彼女と最初に会ったのは、たしか彼女が高校に入ったばかりのころ。マネジャー、レコード・プロデューサー、そして筆者など、オジサンたちに囲まれて、ポツポツと消え入りそうな声で言葉少なに話す彼女を、痛々しくさえ感……全文を読む»
ロベルト・アラーニャ
オペラ界きっての“おしどり夫婦”が贈るゴージャスな愛のハーモニー
(CDジャーナル1998年12月号掲載)
ロベルト・アラーニャとアンジェラ・ゲオルギュー。それぞれが、今、オペラ界で最も注目されている歌手であるが、の熱愛カップル(もう結婚してから2年以上経つ)は、ものすごく二人で過ごす時間を大切にしている。でもお互いに超多忙な……全文を読む»
DiVa(トゥルバドールカフェ)
現代詩を“うた”にする実力派ミュージシャンが織り成すサウンド
(CDジャーナル1998年12月号掲載)
DiVaはピアノの谷川賢作とアコースティック・ベースの大坪寛彦、そして紅一点、ヴォーカルの高瀬麻里子からなるトリオだ。ジャズをベースに、現代詩を“うた”にして演奏している。ジャズ、そして現代詩となるとなにやら難……全文を読む»
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ
信頼できるスタッフとレーベルを得てさらなる飛躍を期待させる
(CDジャーナル1998年11月号掲載)
ナージャの最近作は次の2点。『恋人たち〜室内楽の楽しみ』、『ユモレスク』。前者はこれまで専属契約の最後を飾る締めくくりとして、アスペン音楽祭の仲間たちとの録音。室内楽に燃え、友情にあつい等身大のナージャの姿が……全文を読む»
ギル・シャハム
アメリカ音楽の楽しさを体現するシャハム&プレヴィンの粋なデュオ
(CDジャーナル1998年10月号掲載)
華麗なパフォーマンスで現代を代表するヴァイオリニストの一人に数えられるギル・シャハムは、舞台を離れると、物静かな青年に戻る。時折、会話にさりげなくジューイッシュ・ジョーク(ユダヤ人特有の冗談)を交えるが、話すトーンは穏やかで、少し……全文を読む»
朴久玲
ロシア・ピアニズムの精神性を独自の活動で体現する新人
(CDジャーナル1998年10月号掲載)
DMLからユニークな新人がデビューする。ちょうど旧ソ連がペレストロイカで揺れ動いていた88年から8年半あまりをモスクワで過ごした朴久玲(パク・クリョン)だ。ロシア政府給費留学生としてモスクワ音楽院に留学し、ミハイ……全文を読む»
鈴木秀美
西洋文化のバリアを越え国際的に活躍するバロック・チェロ奏者
(CDジャーナル1998年10月号掲載)
最近の各レコード会社のクラシック自主制作新録音は、いかにもその場しのぎの話題性のみに頼って国内市場での一発勝負だけを追及するような“ドメスティック企画”ばかり。こうした現代楽器演奏の低迷ぶりをあざ笑うかのように、古楽器の世界で……全文を読む»
サイモン・ラトル
21世紀をリードする、鋭敏な知性あふれる音楽家
(CDジャーナル1998年09月号掲載)
今年5月後半から6月前半にかけて未曾有ともいえる外来オーケストラ・ラッシュがあった。わずか3週間ほどのうちにアメリカ、イギリスの実力派オケが6団体も(あとアルゼンチン国立響なんてのも)来日したのだ。あれほど……全文を読む»
佐渡裕
ついに登場! エラート・デビュー盤
(CDジャーナル1998年09月号掲載)
本誌連載でもおなじみの指揮者・佐渡裕が、ついに待望のメジャー・デビュー! フランスの名門レーベル、エラートからリリースされた記念すべき一枚は「魔法使いの弟子」や「カルメン」「アルルの女」組曲などを収めたフランス音楽名曲集だ。……全文を読む»
宮本文昭
日本の美を西洋の音に盛り込んだオーボエの名手の新しい世界
(CDジャーナル1998年09月号掲載)
オーケストラにいると、もっと自由にしゃべりたくなる――。彼の“言いたいこと”はたくさんある。オーボエのソロ・レパートリー、協奏曲、そしてジャンルを超えた音楽。新譜『ジャポネスク』は三つめのノン・ジャンルの……全文を読む»
若尾圭介
ボストン交響楽団でも活躍の若きオーボエ奏者
(CDジャーナル1998年09月号掲載)
明快な響きと潤いのある美音で、豊かな歌とニュアンスに富んだ演奏を聴かせてくれる若尾圭介は、世界で最も才能のあるオーボエ奏者のひとりとして高い評価を集めている。ボストン交響楽団(BSO)のオーボエ副首席奏者として活躍するとともに多彩なソロ活……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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