アーカイブ
クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
舘野泉
“北欧の抒情詩人”が弾く熱きブラジルのタンゴ
(CDジャーナル1998年08月号掲載)
古典から現代作品まで幅広いレパートリーをこなし、今までに100タイトル近い録音を残してきた館野泉。ここ最近は、シューベルトを中心に高い評価を得ている。そして今回、北欧のイメージが強い彼が挑んだのが、意外にもブラジ……全文を読む»
「今の私は完全にフリーなのよ!!!フフフッ」
(CDジャーナル1998年08月号掲載)
アバド、デュメイ…共演者との関係「私のお気に入りのオーケストラとの共演で、安心できる時には、良いコミュニケーションがとれます。ヨーロッパ室内管とは全体がひとつのチームのようです。でも、どこのオケとでもこうな……全文を読む»
マリス・ヤンソンス
作品の奥底にあるメツセージをイメージ豊かに表現したい
(CDジャーナル1998年08月号掲載)
シャイー、ラトルなどと並び現代の中堅指揮者界をリードするヤンソンスが来日した。今回は昨年秋から音楽監督に就任しているピッツバーグ交響楽団を率いての来日であった。しかし、このヤンソンスは、すでにオスロ・フィルの音楽監督、サ……全文を読む»
マレイ・ペライア
“危機”を奇跡的に克服した芸術家の熟成を重ねてきた音楽の軌跡
(CDジャーナル1998年06月号掲載)
玄人受けするピアニストとして、マレイ・ペライアの名前が語られてから随分と年月が経っている。ソニー/CBSとの契約25周年を祝うCD4枚組ベスト・アルバムも発売されるほどにじっくりと熟成を重ねてきたペライアの軌跡……全文を読む»
クラウス・シルデ
時代がシューマンの音楽を求めている
(CDジャーナル1998年05月号掲載)
クラウス・シルデは1926年、ドイツ、ドレスデン生まれ。47年以来、活発な演奏活動を続けている。教育者としても、さまざまな要職を経て、現在、東京芸大客員教授として来日。日本に縁の深いピアニストのひとりだ。“マイス……全文を読む»
オーレ・エドワルド・アントンセン
バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを吹きこなす
(CDジャーナル1998年04月号掲載)
クラシック・トランペットの世界をリードする奏者オーレ・エドワルド・アントンセンが長野オリンピックに合わせて来日した。前回のリレハンメル五輪では、母国ノルウェーを代表してファンファーレを吹き、そのほかにも多くの演奏会に参加した。……全文を読む»
クリスティアン・ティーレマン
現場叩き上げでのし上がった21世紀を担う“若大将”
(CDジャーナル1998年04月号掲載)
地盤沈下にあえぐクラシック界にドイツ正統派という錦の御旗を掲げて登場した“オペラの若大将”、それがティーレマンだ。ベルリン・ドイツ・オペラ(DOB)の音楽総監督として来日。斬新な演出で知られるゲッツ・フリードリヒ総裁のもと、ワー……全文を読む»
吉田浩之
温かい音楽性と透明な声を持った本格的なリリック・テノール
(CDジャーナル1998年04月号掲載)
本格的なリリック系のテノールの登場――吉田浩之は、まだまだ弱いところはあっても、やはり若い世代の中ではダントツの実力を持ったテノールであることに間違いない。国立音大から東京芸大大学院のオペラ科へ。デビューは二期会の「こうもり」のアルフ……全文を読む»
アラスデア・ニール
恵まれた環境の中、着実に実力を身に付けた期待のヴァイオリニスト
(CDジャーナル1998年03月号掲載)
昨年10月に東京オペラシティ・コンサートホールで、ヨーヨー・マ、リチャード・ストルツマン、ピーター・ゼルキンらのドリーム・キャストとともにメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を演奏したパメラ・フランクは、メンバーの中でとびき……全文を読む»
ブライアン・アサワ
声質、声量、容姿に恵まれた、21世紀のカウンター・テナー登場
(CDジャーナル1998年03月号掲載)
デビュー・アルバムのダウランドのリュート・ソングは淡々とした語り口に微妙なニュアンスがあふれ、それはそれでよかった。でも、日本デビューのコンサートで聴かせたフォーレやメトネルの歌曲、そしてモーツァルトのオペラ・アリアは……全文を読む»
セルゲイ・ナカリャコフ
トランペット演奏は言葉のない歌をうたうようなもの
(CDジャーナル1998年02月号掲載)
セルゲイ・ナカリャコフは77年ロシア生まれの天才トランペット奏者。9歳でトランペットを始めた彼は、わずか3年で国際音楽祭の舞台を経験し、14歳にしてザルツブルク音楽祭でデビュー。以来、そのあまりある才能を発揮して、トランペット界……全文を読む»
トーマス・ハンプソン
理知的で情感豊かな表現が魅力の現代最高のバリトン
(CDジャーナル1998年01月号掲載)
オペラ、コンサート、歌曲の3つの分野で大活躍のバリトン、トーマス・ハンプソンが、去る11月、東京での初のリサイタルを開いた。フィッシャー=ディースカウ引退後のバリトン界を担う名手と評される彼は、サヴァリッシュのピアノを得て、……全文を読む»
ダニエル・バレンボイム
3つのオーケストラの指揮者、オペラ指揮、ピアニスト……八面六臂の活躍をする、円熟期を迎えたスーパー音楽家
(CDジャーナル1998年01月号掲載)
ピアニストの活動を続ける一方で、3つのオケの面倒を見るという離れ業を可能にしているのは、「それはインタビューをやらないようにすることさ。ハッハッハア!」。ムムム、明るいぞ、近頃のバレンボイム。目も腰もしっかりと坐って、自分のポジ……全文を読む»
タリス・スコラーズ
タリスの創設者にして音楽監督そして将来を見据えた有能な経営者
(CDジャーナル1997年12月号掲載)
ヒーリング・パワー全開で、今世界中で好評のア・カペラ・コーラスの雄、タリス・スコラーズ。ドイツでは、「あまりに完璧すぎる」という評も出たくらいに緻密なアンサンブルのバランスづくりは、そのまま録音にも反映……全文を読む»
アルカディ・ヴォロドス
幅広いレパートリーを持つ超絶技巧のロシア・ピアノ界の新星
(CDジャーナル1997年12月号掲載)
ロシア・ピアノ界の新星、アルカディ・ヴォロドス。72年サンクト・ペテルブルク生まれの逸材である。両親はともに声楽家。そのためだろう、まず歌に目覚めた。歌うことは大好きだったが、8歳で始めたピアノはまったく好き……全文を読む»
内田光子
完璧な録音を入れようという考えはない不必要な修正をせずに残す根性があるかどうかです
(CDジャーナル1997年12月号掲載)
モーツァルト・イヤーにソナタと協奏の全曲全録音で世界の音楽シーンの最前線に鮮烈に躍り出たピアニスト、内田光子。シューベルト・イヤーの今年はシューベルトのピアノ作品の録音に、我がままの限りをつくし(!)、また……全文を読む»
デイヴィッド・ギャレット
ストレートな音楽で正統派の道を進むこれからの成長が楽しみな17歳
(CDジャーナル1997年12月号掲載)
天下のグラモフォン・アーティストとして14歳でアルバム・デビュー。すでに3枚のアルバムを発表(日本国内盤)。今年17歳になるデイヴィド・ギャレットがこの10月に来日した。モーツァルト、ブラームス、ベートーヴェンのソナ……全文を読む»
仲道郁代
デビュー10周年を迎え音楽も人生もますます充実
(CDジャーナル1997年11月号掲載)
9月にはドビュッシー、そしてこの10月には田中カレンの『星のどうぶつたち』と、たて続けにアルバムを発表。デビュー10周年を美しく彩った。ドビュッシーの方は、ドイツで学び、ロマン派の作品を得意にしている彼女にとって、……全文を読む»
加羽沢美濃
ボーダーレス時代に現れた気鋭のコンポーザー・ピアニスト
(CDジャーナル1997年11月号掲載)
ボーダーレス化が急速に進むネオ・クラシックの世界にまた1人、新しいタイプのアーティストがデビューする。コンポーザー・ピアニストの加羽沢美濃。プレ・デビュー盤として11月1日に発売される『クリスマス……全文を読む»
エマニュエル・パユ
人気・実力ともに兼ね備えたフルート界の若き貴公子
(CDジャーナル1997年11月号掲載)
今やベルリン・フィル(BPO)の首席奏者という肩書きにとどまらず、次代を担うソロ・フルーティストとしても実力・人気ともにナンバーワンのエマニュエル・パユ。8回目を数える今回の来日でもコンサートをすべてソールド・アウトにしてそのスターぶりをま……全文を読む»
向山佳絵子
2人のお母さん音楽家による“母性愛”あふれる“祈り”の音楽
(CDジャーナル1997年11月号掲載)
母親になったばかりのふたり〜しかもなかなかお目にかかれない豪華な組み合わせによるCDがリリースされる。チェリスト向山佳絵子とピアニスト仲道郁代による『祈り』と題されたアルバムで、チェロとピアノのための名曲を集めたものだ……全文を読む»
イーゴリ・ストラヴィンスキー
ユニークなレパートリーが魅力の新しいタイプのアメリカン・コンダクター
(CDジャーナル1997年10月号掲載)
MTT/SFS。これを見てスイスの鉄道かと言った奴がいる。マイケル・ティルソン=トーマス(MTT)とサンフランシスコ交響楽団(SFS)のコンビのイニシャルとして、音楽界では今や世界語とも言えるほどに広まってしまった。……全文を読む»
米良美一
クラシックの枠だけにとどまらない近未来的カウンター・テナー
(CDジャーナル1997年10月号掲載)
宮崎駿の映画『もののけ姫』は未だに満員状態(8月末現在)。その主題歌を歌ってー躍有名になったカウンター・テナーの米良美一だが、古楽界では知る人ぞ知る逸材。バッハ・コレギウム・ジャパンが続けているバッハのカンタータ全曲演奏……全文を読む»
マヌエル・バルエコ
巨匠の風格も備わりますますチャレンジ精神を発揮
(CDジャーナル1997年09月号掲載)
現代ギター音楽史に一つの革命をもたらしたマヌエル・バルエコ。いよいよ巨匠としての風格が身についた彼だが、チャレンジ精神はますます旺盛で、“守り”にはまったく入っていない。それが何といっても嬉しく、頼もし……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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