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クラシック
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
エベーヌ弦楽四重奏団
豪華ゲストを迎えた独創性あるれる映画音楽集
(CDジャーナル2012年02月号掲載)
続々と新鋭の室内楽団体が登場するフランス音楽界の中でも、注目の存在がエベーヌ四重奏団である。2004年に難関ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、聴衆賞ほかも受賞。その後、順調に演奏・録音活動を展開している。近作には映画音楽を中心……全文を読む»
パヴェル・ハース四重奏団
チェコの最重要作曲家の名を冠す超新星
(CDジャーナル2012年02月号掲載)
チェコが生んだ超新星。最新盤となる第4作は満を持してのドヴォルザーク。 「同じ弦楽四重奏曲でも、旋律主体で平明な〈アメリカ〉がクラシカルだとすれば、チェコへ帰国後に書かれた第13番はシンフォニックな書式に傾いています……全文を読む»
フォーレ四重奏団
高い理想を掲げる常設のピアノ四重奏団
(CDジャーナル2012年02月号掲載)
「室内楽こそが唯一真実の音楽形式であり、個性のもっとも真正な表現である」。フォーレのその言葉が、自分たちの指標だと彼らは言う。作曲家の生誕150周年にあたる1995年に、カールスルーエ音楽大学に学んだ4人が……全文を読む»
アリーナ・イブラギモヴァ
快刀乱麻の弾きっぷり 俊敏を極めた表情変化 世界中から引っ張りだこの若きスター
(CDジャーナル2012年01月号掲載)
ティベルギアンとのデュオは大人気ピリオド楽器のカルテットでも活動 まだ20代半ば。両手で数えて指が少し余るディスコグラフィ。それを年齢からして多いと見るかどうかはさておき、演目のバラエティは目をひくに十分だ。ハイペリオ……全文を読む»
田部京子
満を持してブラームス晩年の作品集を録音
(CDジャーナル2012年01月号掲載)
シューベルトやシューマンをはじめ、ドイツ・ロマン派を中心とした作品で高い評価を得ているピアニスト、田部京子が満を持してブラームス晩年の作品集を録音した。それに加えて、来年からはベートーヴェンとブラームスの作品を組み合わせたコンサート・……全文を読む»
福田進一
パリ・デビュー30周年にバッハ・シリーズをスタート!
(CDジャーナル2012年01月号掲載)
2011年、デビュー30周年を迎えた福田進一。じつはそれ以前から活動しているのだが、パリ国際ギター・コンクールで優勝し、本格的な演奏活動をスタートさせた1981年をデビューとしたのだ。 「当時のギター界の盛……全文を読む»
ケント・ナガノ
モントリオール響とのベートーヴェン バイエルン国立管とのブルックナーが進行中
(CDジャーナル2011年12月号掲載)
ベートーヴェンを録音する21世紀的意義とは? ケント・ナガノは今、音楽監督を務めるモントリオール交響楽団、音楽総監督を務めるバイエルン国立管弦楽団(バイエルン国立歌劇場管弦楽団)とともに、独自のコンセプトにもとづく録音を行なっている。……全文を読む»
ヴォフカ・アシュケナージ
父とのデュオ、気心知れたアンサンブルとの共演
(CDジャーナル2011年12月号掲載)
室内楽奏者としてのピアニストに光が当たることは、意外に少ない(華やかなソロに注目が集まりがちだ)。今年9月から10月にかけて、父であるヴラディーミル・アシュケナージとのデュオ・ツアーで来日したヴォフカ・アシ……全文を読む»
比石妃佐子
空気と色合いを感じて― スペンの音楽の真髄を奏でるピアニスト
(CDジャーナル2011年11月号掲載)
サグラダ・ファミリアの彫刻家外尾悦郎氏と出会い ピアノ・ソロと室内楽の両方で活躍している比石妃佐子は、ドイツ、スイスなどで研鑽を積んだ後、スペインに居を移し、アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウなどのスペイ……全文を読む»
アロンドラ・デ・ラ・パーラ
メキシコ音楽の歴史と多様性を紹介したい “美人すぎる指揮者”の情熱と才能
(CDジャーナル2011年11月号掲載)
かつてはオトコの聖域とまで言われていた指揮者の世界。今では、世界各地で女性の指揮者が活躍するようになった。そんな最中、“美人すぎる指揮者”との呼び声も高いアロンドラ・デ・ラ・パーラのデビュー・アルバムがリリ……全文を読む»
ピエターリ・インキネン
まさに昇り龍の勢い ニュージーランド響との シベリウス交響曲全集完結
(CDジャーナル2011年11月号掲載)
シベリウスは僕にとって身体を流れる血液のような存在 いわゆる“アラサー世代コンダクター”でもフロントランナーの一人。日本フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者として我が国の聴衆とも接点が深いインキネンである。2008年から音楽監督をつとめる……全文を読む»
ミハイル・シモニアン
アルメニアとアメリカ、70年の時を経て出会う2つの魂
(CDジャーナル2011年11月号掲載)
ミハイル・シモニアンはアルメニア人とロシア人の両親のもと、シベリアのノヴォシビルスクに生まれたヴァイオリニストである。そう、レーピン、ヴェンゲーロフもこの街の出身。シモニアンはそのふたりにも劣らない華やかな経歴を持つ。13歳の時に……全文を読む»
イザベル・ファウスト
花開く瑞々しい音楽性 ヴァイオリン界の頂点へ
(CDジャーナル2011年10月号掲載)
バッハは永遠の課題舞曲のリズムを活かして ヴァイオリン界の女王は、ここ20年ほどアンネ=ゾフィー・ムターと相場が決まっていた。しかし風雲急を告げている。若手実力派の台頭が始まったのだ。その最右翼がイザベル・ファウス……全文を読む»
2CELLOS
熱狂したり泣いたり…チェロには無限の可能性が!
(CDジャーナル2011年10月号掲載)
その衝撃的な音楽とパフォーマンスは、突然にやってきた。知人の情報でYouTubeにアクセスしてみると、どこかの広場でガンズ(・アンド・ローゼズ)のナンバーを演奏している2人のチェリストが。その演奏たるや弦が切れそうに……全文を読む»
金子鈴太郎
それぞれが自由に楽しく、自然に深まっていく音楽
(CDジャーナル2011年10月号掲載)
2人は池袋のボウリング場で知り合ったのだという。 「もう10年近く前だったでしょうか。演奏家同士の交流会でお会いして話すうちに、いつか共演してみたいと思いました。ですがその後、僕のヨーロッパ留学が決まってお預け……全文を読む»
ユベール・スダーン
すぐれた楽団に、名匠が注ぎ込む魂 ブルックナーの交響曲第8番を録音
(CDジャーナル2011年09月号掲載)
2009年のアルバム『ブルックナー:交響曲第7番』が高い評価を得たユベール・スダーンと東京交響楽団(以下、東響)のコンビが、待望の第8番をリリース。この録音の後、本拠地のホールが震災によって使えなくなり。現在も困難な状況が続いてい……全文を読む»
KOBUDO -古武道-
テーマは生命や時間の大切さ 5人の女性シンガーを迎え 新たなる歌と言葉の世界へ―
(CDジャーナル2011年09月号掲載)
レコーディング直前に起きた震災、込めた想い 尺八の藤原道山、チェロの古川展生、ピアノの妹尾武によって結成された最強ユニット、KOBUDO -古武道- が2年2ヵ月ぶり、4枚目のアルバムで新たな挑戦に出た。これまでイ……全文を読む»
シギスヴァルト・クイケン
頂点に君臨しながら 新たな挑戦を続ける巨匠が語る ピリオド演奏の過去・現在・未来
(CDジャーナル2011年09月号掲載)
ヴィーラント(ヴィオール)、シギスヴァルト(ヴァイオリン)、バルトルド(フルート)のクイケン兄弟を抜きに現在のピリオド演奏を語ることはできない。とりわけシギスヴァルトは、1980年代に一大ムーヴメントとなったピリオド楽器演奏をリード、英蘭仏……全文を読む»
ダニエル・ドゥ・ニース
オペラのヒロインから宗教曲まで、バロック時代の音楽のブーケ
(CDジャーナル2011年09月号掲載)
今夏のグラインドボーン音楽祭で『愛の妙薬』のアディーナ役を歌っているダニエル・ドゥ・ニースにメールで質問ができることになった。彼女の新しいアルバム『オンブラ・マイ・フ〜ビューティー・オブ・ザ・バロック』は、い……全文を読む»
佐村河内守
現代音楽史に新たなるページを加える、調性で書かれた純然たる交響曲の誕生
(CDジャーナル2011年08月号掲載)
闇が長ければ長いほど小さな光は輝いて見える “調性で交響曲を書く”という行為は、20世紀後半以降、現代の作曲家や作曲界の中で、いわばタブー視されてきたように思う。たとえマーラーばりの純然たる調性による交響曲を書いたと……全文を読む»
フランチェスコ・トリスターノ
時間と空間を超えるピアニスト DGからの初リリースはバッハ&ケージ
(CDジャーナル2011年08月号掲載)
クラシックの名門レーベル、ドイツ・グラモフォンに初登場したフランチェスコ・トリスターノが真っ先にとりあげたのは、バッハとケージという、時代も音楽性も遠く隔たった二人の作曲家。この型破りなピアニストにとって……全文を読む»
エリアフ・インバル
マーラー、ブルックナーはじめ 東京都交響楽団との録音を 続々リリース
(CDジャーナル2011年08月号掲載)
かつて、手兵フランクフルト放送交響楽団とともにマーラーやブルックナーの交響曲全集をリリースし、その切り口の斬新さで話題になったエリアフ・インバルが、現在、東京都交響楽団(以下、都響)と組んで、ふたたびこれらの作品のライヴ録音を次……全文を読む»
加藤訓子
パーカッションを多重録音した驚異のライヒ作品集
(CDジャーナル2011年08月号掲載)
クロノス・クァルテットによる作品とか、テクノ系ミュージシャンたちによるリミックス集とか……アメリカン・ミニマル・ミュージックの象徴たるスティーヴ・ライヒの作品は、これまでもさまざまな形で演奏/翻案されてきた。が……全文を読む»
庄司紗矢香
バッハに影響を受けたレーガー 共通点だけでなく対比も表現したかった
(CDジャーナル2011年06月号掲載)
レーガーは宇宙的な空間深くて大きな感情をもつ音楽 庄司紗矢香の新譜が、フランスのMIRAREレーベルから登場したのにも驚いたが、曲目がバッハとレーガーの組み合わせであったのにもびっくりした。そのあたりを率直に尋ねてみると……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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