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ジャズ
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
秋田慎治
ひとりの音楽家としての 考えを形にしたピアノ・トリオ作
(CDジャーナル2010年09月号掲載)
人気ピアニストの秋田慎治が新作『fiction』をリリースした。なんと4年ぶりである。まさに待望のアルバムであり“やっと!”と大喜びしているファンも多いことだろう。それにしてもこの4年、彼の多忙ぶりは凄まじかった……全文を読む»
大西順子
レーベル移籍第一弾アルバムが完成! ―― 同世代のミュージシャンと提示する美しい“毒”
(CDジャーナル2010年08月号掲載)
無骨ながらも緻密なひっかかりのあるサウンドを 大西順子のレーベル移籍第一作『バロック』は、圧倒的な傑作だ。ニコラス・ペイトン(tp)、ジェームス・カーター(ts、b-cl、fl)、ワイクリフ・ゴードン(tb)という、当代……全文を読む»
チャリート
新作はハーヴィー・メイソンがプロデュースした マイケル・ジャクソン・トリビュート
(CDジャーナル2010年08月号掲載)
マイケルが遺したピースなメッセージを伝えたい 最新作『ヒール・ザ・ワールド』で、マイケル・ジャクソンの楽曲を見事に自分色に染め上げたジャズ・ヴォーカリスト、チャリート。プロデューサーはトップ・ドラマーでコンポ……全文を読む»
スーパー・プレミアム・バンド
夢のスーパー・バンドが誕生 3人の達人から生まれる化学反応とは?
(CDジャーナル2010年08月号掲載)
達人の親和力が生むフレッシュな演奏 ジャズ愛好者は、夢想する。自分のお気に入りミュージシャンが、レジェンドと共演したら、どんな音が聞こえてくるのだろう、と。意外な顔合わせを頭に思い描くだけで、幸福感に包まれるのだ……全文を読む»
ジョージ・ウィンストン
キュートな曲からしっとりジャズまで ヴィンス・ガラルディ作品集第2弾
(CDジャーナル2010年07月号掲載)
ニューエイジ・ミュージックの代名詞的名曲「あこがれ/愛」を収録した『オータム』(80年)が永遠のスタンダードとして今なお根強い人気を誇っているのは事実だが、ジョージ・ウィンストンがピアノで表現しようとす……全文を読む»
T-SQUARE
4人の“旬”な音をブレンドした エキサイティングな音楽体験
(CDジャーナル2010年06月号掲載)
若手二人が持ち込む新鮮な世代感覚 音楽はよく旅に譬えられるが、T-SQUAREの新作『時間旅行』ほどマジカルでエキサイティングな旅はなかなか体験できない。現在を起点に、バンドが産声を上げた約30年前から未来へ自……全文を読む»
平林牧子
会心のトリオでオリジナルを追求 最新2作が待望のリリース
(CDジャーナル2010年06月号掲載)
ジャズ・ピアノ・ファンの目は貪欲だ。昨年輸入盤のコーナーで話題になり、たちまち在庫切れになったほとんど無名の邦人女性ピアニストのアルバムがあった。デンマーク在住でドイツの名門レーベル、エンヤから出された平林牧子の『ハイ……全文を読む»
The DUO(鬼怒無月 / 鈴木大介)
“混ざり合う瞬間”の記録─ 2本のギターが描く音の歳時記
(CDジャーナル2010年06月号掲載)
ロックからジャズまで、その闊歩するジャンルの領域に制限がない鬼怒無月。クラシックの領域に軸足を置きながらも、その垣根を悠々と飛び越えていく鈴木大介。“境界を越える”ことでは共通するが、じつはそれぞれの音楽の立脚点、……全文を読む»
チョン・ジュウォン
韓国とニューヨークでの経験を しなやかに交感させたデビュー作
(CDジャーナル2010年06月号掲載)
自立した、しなやかにして、ジャズ・オリエンテッドな韓国人シンガー。チョン・ジュウォンのデビュー作『オーシャン・ララバイ』を聴いたなら、誰もがこの言い方に頷くのではないだろうか。そんな音楽を送り出す彼女は、6歳でピ……全文を読む»
ヒラリー・コール
「ピアニストとシンガーはダンス・パートナーのようなもの」 12名の豪華ピアニストと紡ぎ出す 個性豊かでロマンティックなデュオ・アルバム
(CDジャーナル2010年05月号掲載)
O.ピーターソンも惚れ込んだ歌手としての本質と技量 2009年5月に、ファースト・アルバム『魅せられし心』でセンセーショナルなデビューを飾ったジャズ・ヴォーカリスト、ヒラリー・コール。華やかにスウィング、時にしっとりと……全文を読む»
ブラッド・メルドー
これは旅の物語─ 管弦楽団とともに作り上げた シネマティックなニュー・アルバム
(CDジャーナル2010年05月号掲載)
送った質問状への返事がなかなか帰ってこなかった。なんだよブラッド、と、当初悪態をついたのだったが、返ってきた答えが親身かつ誠意にあふれたもので、加えて新作の『ハイウェイ・ライダー』の出来栄えが素晴……全文を読む»
マンハッタン・ジャズ・オーケストラ
MJO結成20周年に贈る 斬新なアレンジのグッドマン・トリビュート
(CDジャーナル2010年05月号掲載)
このビッグバンド・サウンドのあまりのカッコよさに、墓の中のベニー・グッドマンも飛び起きるかもしれない。 日本で抜群の人気を誇るマンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)が結成20周年を迎えた。その記念すべき年に録音……全文を読む»
ジェシ・ヴァン・ルーラー
木製楽器の響きを活かした ソフトでムーディなトリオ作
(CDジャーナル2010年05月号掲載)
オランダのトップ・ギタリストとして活躍するジェシ・ヴァン・ルーラーが、3年半ぶりとなるリーダー作を完成させた。過去作には類例がない新しいトリオである。「ヨリス(・ルーロス/cl、as)、クレメンス(・ヴァン・デル・フ……全文を読む»
市原ひかり
新グループを結成! ライヴを重ねて育まれた 今後を予感させる楽曲
(CDジャーナル2010年04月号掲載)
ジャズ・トランペッターの市原ひかりは、5作目となるアルバム『Move On』の名義を、自らの希望で“市原ひかりグループ”にチェンジした。「このメンバーならではのサウンドだということを押し出したかったんです。2管編成に……全文を読む»
秋吉敏子
幻の『秋吉敏子リサイタル』が復刻! 80歳を過ぎた秋吉に半生とこれからの展望を聞く
(CDジャーナル2010年04月号掲載)
曲作りで一番大切なのはハーモニーではなくメロディ 2月中旬、一時帰国した秋吉敏子に話を聞いた。 特別な感慨に襲われる。というのも、毎日ジャズ喫茶通いをしていた学生がいよいよ卒業という時になって、ジャズと生きることを決意し……全文を読む»
小林桂
約5年ぶりの新作は 自分色に染め上げた究極のラヴ・ソング集
(CDジャーナル2010年04月号掲載)
日本のトップ・ジャズ・ヴォーカリストのひとり、小林桂が長らく待たれていた新作アルバム『JUST SING』をついにリリースした。メジャー・デビューから10年にわたって人気と実力でシーンを牽引してきた彼。本作でも「スタンダー……全文を読む»
ホセ・ジェイムズ
最先端のビートを取り込み ジャズの境界線を押し広げた意欲的な2作目が完成
(CDジャーナル2010年03月号掲載)
ジャイルス・ピーターソンが惚れ込んだジャズ・ヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズの2枚目のアルバムがリリースされた。作家陣にはWARPのフライング・ロータス(間もなく新作到着!)や、デトロイト・ハウスの雄、ムーディー……全文を読む»
Tomoko Miyata
暮らしや心に働きかける歌を─ ニューヨークの生活から生まれた自然で誠実な音楽
(CDジャーナル2010年03月号掲載)
電話ごしの彼女の声は、落ち着いていて、理知的だ。ことば遣いも極めて正確。アルバムを通して聴いた印象と、それはとてもよく似ている。ブラジリアンとジャズの心地よいフュージョン。けれども雰囲気に溺れるような曖昧さ……全文を読む»
アジアのミュージシャンと繰り広げる ロマンティックなフュージョン世界
(CDジャーナル2010年03月号掲載)
ボブ・ジェームス(p、key)の新作『ボテロ』には、さまざまな音楽がつまっている。第一に韓国のジャック・リー(g)、マレーシアのルイス・プラガサム(ds)のアジアのミュージシャン二人とジェームス、ネイザン・イー……全文を読む»
青木カレン
自由を感じながら制作された イタリア録音のニュー・アルバム
(CDジャーナル2010年03月号掲載)
クラブ・ジャズ・シーンで輝く歌姫、青木カレンの新作『BY MY SIDE』は、イタリア人プロデューサーのパウロ・スコッティが主宰するイタリアン・ジャズ・レーベル、Norma Bluからのリリース。「ジャズを始めた頃か……全文を読む»
ファブリッツィオ・ボッソ
ヨーロッパ・ジャズ界を牽引する トランペッターが新プロジェクトを始動! 初作品はフレディ・ハバード・トリビュート
(CDジャーナル2010年02月号掲載)
この10年間で情熱的かつオリジナルな演奏を確立 2009年に日本でもっともステージ・アップを実現させたジャズ・ミュージシャンの一人が、イタリアン・トランペッターのファブリッツィオ・ボッソだ。年末にニコラ・コンテ・ジャズ……全文を読む»
マヤ・ハッチ
溌剌とした伸びのある歌声 日米ハーフのシンガーが デビュー・アルバムを発表
(CDジャーナル2010年02月号掲載)
レコード店でこれがかかったら、足を止めるのは一人や二人では済まないだろう。無意識のうちに皆がやる“だれ似?”という想像力が、空回りのまま止まらなくなるからだ。マヤ・ハッチのデビュー作『マイ・フーリッシュ・ハート』には、こ……全文を読む»
本田雅人
楽器を自由に持ち替えて作り上げた エッジの利いたファンク・アルバム
(CDジャーナル2010年01月号掲載)
超絶技巧と歌心あるプレイで多くのファンを魅了し続けているサックス奏者/コンポーザー&アレンジャーの本田雅人が、新作『ソリッド・ステイト・ファンク』を発表。自己名義として初の海外レコーディングを行なった前作『……全文を読む»
quasimode
ジャズの魅力を伝えたい─ バリエーション豊かな 移籍後初のオリジナル作
(CDジャーナル2010年01月号掲載)
まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。クラブ・ジャズの新鋭、クオシモードのこのところの活躍にはそんな言葉を使いたくなる。2009年、ブルーノートに移籍して以来、すでに2枚のアルバムをリリース。12月には移籍後初のオリジナル作『daybr……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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