ジェフ・ベックも敬愛、ロイ・ブキャナンが死去
ブルース・ギタリストのロイ・ブキャナンが死去。酔って保護された警察の留置所で、首を吊っての自殺だった。どうやら発作的なものだったらしい。後にゲイリー・ムーアがカヴァーした、「メシアが再び」などで聴かせる泣きのギターは絶品で、そのプレイに感銘を受けたジェフ・ベックが似たタイプの「哀しみの恋人達」をロイに捧げていることは有名だ。日本でも人気があり、77年の初来日公演は『ライヴ・イン・ジャパン』として残されている。
−2006年07月25日作成−
ザ・ロッカーズが再結成ライヴ・ビデオをリリース
俳優として活躍する陣内孝則がかつて在籍したロック・バンド、ザ・ロッカーズのライヴ・ビデオが発売された。『13×7』というタイトルの今作は、1991年の再結成ライヴを中心に収録したもの。残念ながらオリジナル・メンバーが勢揃いとはいかなかったものの、俳優ではなく、“ロッカー”としての陣内が牽引する姿にファンは歓喜した。ギタリストの谷信雄は、この5年後に急逝。その雄姿を確認することのできる、数少ない映像でもある。
−2007年07月26日作成−
チューリップ、1000回目のライヴを達成
財津和夫率いるチューリップがよみうりランドを〈TULIP LAND〉として貸り切り、1,000回目のライヴを行なった。1972年に「魔法の黄色い靴」でデビューしたチューリップは、3作目の「心の旅」で大ブレイク。テレビやラジオに多数出演したが、「ライヴ・バンドとしての持ち味が薄れる」とファンには不評だった。この1,000回目のライヴをはじめ、田園コロシアムや伝説となった鈴蘭高原など野外ライヴには積極的で、84年には箱根芦ノ湖に〈パゴダの塔〉を建設し、25,000人を動員した。
−2000年07月14日作成−
R&Bサックス奏者、キング・カーティス死去
自宅の玄関前で何者かにナイフで刺されて死去、享年37歳。1934年2月17日、テキサス州フォートワースに生まれ、後にニューヨークで活躍。15歳ころからバンドを作り、20代前半で頭角を現す。コースターズ、オーティス・レディングなどのバック演奏で強い印象を残した。60年頃から自己名義のレコードを発表、62年の「ソウル・トゥイスト」がヒット。洗練を好まず、あくまで渋く熱いプロウを聴かせた彼のプレイはR&Bサックスの典型とされる。
−2000年08月04日作成−
奇人・変人、それとも天才? 岡村靖幸誕生
岡村靖幸、神戸に生まれる。デビュー前から渡辺美里に楽曲を提供しており、美里のレコーディング時の独創的なパフォーマンスが自身のデビューのきっかけとなる。プリンスを敬愛し、ステージ上で一枚ずつ服をぬいだりセクシー・ポーズをとるなど、河村隆一も真っ青のナルシスティックな行動・言動でファンを魅了。早口でエロティックな言葉が凝縮された歌詞、さらりと転調する独特の楽曲はアーティストからの支持も高い。川本真琴のプロデュースなども手がける。
−2001年07月25日作成−
ホフディランの小宮山雄飛が誕生
ホフディランの小宮山雄飛、東京に生まれる。Tokyo No.1Soul Setの前座を務めたことがきっかけで、渡辺 慎とホフディランを結成。'96年「スマイル」でデビュー。〈90年代フォークの旗手〉として注目を集め、2ndアルバム『Washington,C.D.』はオリコン初登場10位となる。その後もマイペースに活動を続け、最近では、架空のデザイン集団を結成して、グリム童話を出版したり、Tシャツをデザインしたりと、歌以外の活動もさかん。そういえば、一時期名乗っていた「テンフィンガー・ユウヒ」という名前、もう使わないんですかね〜。
−2002年07月25日作成−
劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』公開される
(1999年)
TVシリーズアニメとして放送された後、完全新作のアニメーション映画として1999年8月14日から東映系で公開された。ある事件によって志高く生きることを決心し、男装するようになった少女・天上ウテナ。鳳学園に転校してきた彼女は、「薔薇の花嫁」と呼ばれる美少女・姫宮アンシーと出会い、「世界を革命する力」を奪い合う決闘ゲームに巻き込まれていく……。歌曲「絶対運命黙示録」による舞台劇的な演出と、シュールな映像表現で描かれた独特の雰囲気を持つ作品だ。
−2008年08月11日作成−
ロード・ムービーの鬼才、ヴィム・ヴェンダースの誕生日
『都会のアリス』『さすらい』などロード・ムービーを得意とする映画監督、ヴィム・ヴェンダースがドイツに生まれる。愛を探し彷徨う男を見事に描いた映画『パリ、テキサス』は、1984年カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞している。また友人でもあるアメリカのギタリスト、ライ・クーダーがキューバの老ミュージシャンたちとセッションを繰り広げていく音楽ドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は、サントラとともに世界的ヒットを記録した。
−2007年07月10日作成−
ビートルズ365:「ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン」レコーディング開始。
ヨーコも参加したこの日のセッションで、ジョンは「ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン」のレコーディングを開始。この曲のクレジットはレノン=マッカートニーとなっているが、ジョンはのちにアレクシス・マーダスと一緒に書いたと語っている。レコーディングで演奏したのはジョンとジョージだけで、歌っているのはジョンのみ。しかし、この日のセッションで録音した4テイクには、ヨーコとマル・エヴァンズも参加した。アルバム『ザ・ビートルズ』に収録される予定だったこの曲は、ぎりぎりのところで外され、69年12月にプラスティック・オノ・バンド名義のシングルとして「ユー・ノウ・マイ・ネーム」とのカップリングで発売する計画が持ち上がるも結局発売されず、96年の『アンソロジー3』で陽の目をみた。
−2006年07月24日作成−
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