フィル・アンセルモ(パンテラ)、誕生
パンテラなどの活動で知られるヴォーカリスト、フィリップ・アンセルモが米国ニューオーリンズに生まれる。10代にはヘヴィ・メタルにどっぷりと浸っていた彼は、いくつかのローカル・バンドを率い、ミュージシャンとしての活動を開始した。88年のパンテラ加入後、その野獣のような咆哮を活かし、90年代以降のメタル・シーンをすっかり様変わりさせるほどの影響力を及ぼしたが、ドラッグや精神的な問題などでファンをハラハラさせたことは数知れず。
−2006年05月26日作成−
ジャズ界の名ベーシスト、スタンリー・クラークが誕生
リターン・トゥ・フォーエヴァーでの活動をはじめ、ジャズ界で高い人気と評価を得るベーシスト、スタンリー・クラークが米国フィラデルフィアに生まれる。もともとはヴァイオリンやチェロを学んでいたのだが、後に190cm以上にまで成長する体に楽器が合わなくなってきたため、ベースに転向したらしい。ウッド・ベースもエレキも演奏し、ファンクからフュージョンまで、そのプレイは多彩にして独特。ジャズ界のみならず信奉者の多い名手である。
−2007年05月29日作成−
日本に超特大の〈ビートルズ台風〉が襲来!
台風4号が過ぎ去ったばかりの日本に、超特大の“ビートルズ台風”が襲来! 初来日したビートルズが日本武道館でコンサートを行ない、観客のみならず日本中を熱狂の渦に陥れた。初公演には、ハガキによる入場券申し込み21万枚から選ばれた約1万人が押しかけ、警視庁からは1,000人の警備陣が派遣された。35分間で11曲を披露するが、若者たちの泣くわ、わめくわの狂態ぶりに演奏はほとんど聞こえず。会場やホテルの周辺では6,000人以上が補導されるという大騒ぎぶりであった。
−2001年05月25日作成−
ヒッキー、ツアー直前に「For You/タイム・リミット」発売
宇多田ヒカル、6枚目の両A面シングル「For You/タイム・リミット」を発売。GLAYのTAKUROが共同作曲、米R&Bシーンで注目を浴びるロドニー・ジャーキンスがプロデュースということで、どちらかと言えば「タイム・リミット」の方に話題が集中。しかし、宇多田自身にとっては、デビュー以後の環境の激しい変化と、自分自身の心境の変化から感じた孤独を、長い時間をかけて詞にした「For You」は、とても思い入れの強い作品であったという。
−2002年05月27日作成−
豪華メンバーによるネブワース・ロック・フェスティヴァル開催
身障児治療のためのチャリティ・コンサート、ネブワース・ロック・フェスティヴァルが英国で開催される。約12万人を動員したこのフェス、参加アーティストの豪華な顔ぶれが話題となった。出演したのは、ポール・マッカートニー、ジェネシス、ピンク・フロイド、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、エルトン・ジョンほか。なお、この日のピンク・フロイドは、ロジャー・ウォータースが脱退後、初のギグ。再編成に対してロジャーが裁判沙汰まで起こしたのちの、新生フロイドであった。
−2003年05月27日作成−
「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎが誕生
(1980年)
“美少女戦士もの”というジャンルを確立させた、武内直子の人気漫画『美少女戦士セーラームーン』の主人公、月野うさぎが生まれる。有名な決め台詞は「月に代わって、お仕置きよ!」など。漫画やアニメが国内はもとより、海外でも多くの国に受け入れられた『セーラームーン』は、その後、ミュージカルや実写ドラマへと発展。単なる少女漫画/アニメの域を遥かに超え、社会現象ともなった。90年代の日本を代表する作品のひとつであると言えるだろう。
−2008年06月29日作成−
等身大の素朴さが10代に人気、中尾明慶誕生
俳優・中尾明慶が東京都に生まれる。TBS系列のドラマ「GOOD LUCK!!」では木村拓哉の弟役として出演、一躍注目を浴び、以来数々のドラマや映画、バラエティに出演している。「ウォーターボーイズ2」「ドラゴン桜」と、親しみやすいキャラクターが定番だったが、「セーラー服と機関銃」ではヤクザの組員、映画『キャプテントキオ』で不良高校生を熱演と、イメージの脱却を図りながら役の幅を広げている。これからの活躍が注目される若手俳優の一人。
−2007年05月22日作成−
ビートルズ365:ポール、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの指揮を務める
ポールは『シングミーボブ』というTVシリーズのために曲を書きおろし、その曲を演奏するブラック・ダイク・ミルズ・バンドの指揮を務めた。この曲はアップルからシングル発売されたが、ヒットには至らなかった。B面には「イエロー・サブマリン」のカヴァーを収録。ブラック・ダイク・ミルズ・バンドは英国を代表するブラス・バンドであり、名前を変えて現在も活動中。78年に行なわれたヨーロッパ・ブラスバンド選手権の第1回大会で見事優勝を果たし、その翌年も優勝。82年からは4連覇を成し遂げるなど優秀な成績を収めている。79年のウイングスのアルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』にも参加している。
−2006年05月26日作成−
※ 掲載記事は作成後に生じた動向、および判明した事柄等は反映していない場合があります。