『イカ天』の象徴、“たま”がデビュー
80年代後半から90年代前半にバンド・ブームを引き起こしたTBS系のオーディション番組『いかすバンド天国』。その中でも特に人気のあった“たま”が、シングル「さよなら人類」でデビューを飾った。キノコみたいな髪型、ランニング姿などなど、その奇異なルックスと前衛文学的な歌詞世界で、インパクトは絶大だった。“今日、人類がはじめて、木星についたよ〜”、“ついた〜!!”というこの曲のサビは、何かの呪文のように頭にこびりついたモノである。
−2006年04月24日作成−
B.サバスのオリジナル・ドラマー、ビル・ワードが誕生
ブラック・サバスのオリジナル・ドラマー、ビル・ワードが英国バーミンガムに生まれる。彼がドラムをプレイしはじめたのは15歳の時で、サバスの前にいくつかのバンドでライヴもこなしていたそうだ。そんな彼がトニー・アイオミに出会ったのは1964年のこと。アイオミとの活動はサバスへと発展していき、偉大なるヘヴィ・ロック・バンドの下地を支えることになる。テクニカルなわけではないが、独特のグルーヴに溢れるプレイは個性的だ。
−2007年04月26日作成−
フリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」がリリースに
ドラマ『予備校ブギ』主題歌にして、フリッパーズ・ギター最大のヒット曲「恋とマシンガン」がリリースされる。「ダバダバ…」のインパクトは、小学生をも取り込んだ。デビュー時は5人構成のフリッパーズ・ギターも、'90年の1stアルバム発表時には小沢健二&小山田圭吾だけが在籍していた。さらにその二人の関係悪化から、わずかアルバム3枚で解散。キャンセルしたツアーの赤字補てんのため、ベスト盤&ライヴ盤が立て続けに発売された。
−2001年04月23日作成−
サディスティック・ミカ・バンド、1stアルバムを発売
サディスティック・ミカ・バンドが1stアルバム『サディスティック・ミカ・バンド』を発売。入れ替わりの激しい同バンドだが、このアルバム時は、加藤和彦、ミカ、高中正義、小原礼と、つのだひろが抜けた代わりの高橋幸宏が参加。それまでの日本のロックとは段違いに洗練されたサウンドは、海外で評判を呼び、翌年イギリスでも発売。英国のプロデューサーを迎えて制作された名盤2nd『黒船』への足がかりとなった。余談だが、加藤和彦といえば、同バンドの前に在籍していたフォーク・クルセダーズの「イムジン河」が2000年代になって復刻、話題となった。
−2002年04月24日作成−
バッファロー・スプリングフィールドが解散
生涯現役のロック男ニール・ヤングがヴォーカルを努めた、バッファロー・スプリングフィールドが解散コンサートを行なう。'66年、ハード結成、後にバッファロー・スプリングフィールドと改名。メンバーが入れ替わったりとトラブルの絶えなかった同グループ。解散理由も、ニールとスティーブン・スティルスの対立やマネージメントの不備などのトラブルと言われている。その後、対立していたニールとスティーブンはCSN&Yを結成。リッチー・フューレイとジム・メッシーナはポコを結成。結局、みんなうまくいってなかったのかも。
−2003年04月25日作成−
乱太郎やコナンでお馴染み、声優の高山みなみが生まれる
1964年5月5日、声優の高山みなみが東京都に生まれる。『忍たま乱太郎』の乱太郎や『名探偵コナン』の江戸川コナンといった人気キャラの声を担当。ほか、『ミスター味っ子』の味吉陽一、『魔女の宅急便』のキキとウルスラ、『楽しいムーミン一家』のムーミン、『まじかる☆タルるートくん』の江戸城本丸、『剣勇伝説YAIBA』の鉄刃などが代表作にある。また永野椎菜との音楽ユニットTWO-MIXとしても活躍。同ユニットではヴォーカルと作曲を担当。『名探偵コナン』や『新機動戦記ガンダムW』などの主題歌を手がけ、90年代にヒットを放った。
−2009年04月30日作成−
どこまでもストイックな俳優、渡部篤郎誕生
俳優・渡部篤郎が生まれる。1995年、大江健三郎原作で伊丹十三監督の映画『静かな生活』では障害者の息子役を演じ、日本アカデミー賞新人賞を受賞。ドラマ『ストーカー・逃げきれぬ愛』で高岡早紀につきまとうストーカーを熱演、お茶の間で話題となる。今や映画やドラマでひっぱりだこ、押しも押されぬ演技派俳優である反面、不仲説が終始ついてまわった村上里佳子とついに離婚。ワイドショーや芸能番組でその真相を淡々と語る里佳子とは違い、依然黙秘を続けている。
−2007年04月25日作成−
ビートルズ365:アルバム『ビートルズ No.5』日本発売。
日本独自の編集アルバム『ビートルズ No.5』が発売された。ジャケットはキャピトルから発売されたアルバム『ビートルズ'65』と同じではあるが、内容はまったくの別物。「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」のドイツ語版やシングルやEPに収録された楽曲でまとめられていた。日本独自の編集アルバムとしては最後の編集盤となった。また、ここに収録された「アイ・フィール・ファイン」はステレオ版を単にモノラル化したものではなく、オリジナルのモノラル・ヴァージョンである。同日に「ロング・トール・サリー」「アイ・フィール・ファイン」を含む4曲入りEPも発売された。
−2006年04月24日作成−
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