様々なジャンル/メディアを賑わせ、挙句の果てには日本経済をも動かすかもしれない、今注目のキーワード“メガネ”。貴方のフェチ心に火を点ける“メガネ・ミュージシャン”へズーム・イン!
レンズ/フレームの1セットが非常に高価だった時代もどこへやら。廉価店の登場により、貴方のお洒落アイテムとして気軽な存在となった“メガネ”。mixiのコミュニティに端を発し、お笑い芸人からミュージシャンまで、男性のメガネ姿を考察した『メガネ男子』、アイドル女優の方々のメガネ姿をフレームに収めた『ビジョメガネ』、素人メガネ女子を写真とともに分析した『ガールズ メガネ』、メガネロック・フェスティバルにメガネ男子カフェ……などなど、インターネット〜雑誌〜テレビ〜はたまたAV業界に至るまで、巷の話題を激しく揺さぶるメガネ市場。今回、CDJournal.comでは、“メガネ・ミュージシャン”に的を絞って大特集を敢行致します!
仲本工事、
さだまさし、
ばんばひろふみ、
南こうせつ、
早川義夫、
伊奈かっぺい……といった具合に、古より、その似合っているのかいないのかSF(少し不思議)なメガネ姿を披露してきた男性ミュージシャン。“お洒落”とは言い切れないデカい/四角いフレームに多少の違和感を覚えた方も多かったはず。その点、メガネの大豊作に見舞われた現在の日本では、小宮山雄飛(
ホフディラン,
BANK$)、吉野寿(
eastern youth)、恒岡章(
Hi-STANDARD)、TAKE-SHIT(
COCOBAT)、古川裕(
DOPING PANDA)のように、個性と“今っぽさ”が上手くハマった素敵な例が続々と登場中。メンバー全員メガネという稀有なケースを見事ものにした
シュノーケル、“YMO×80'sアイドル×ポリシックス×DEVO×フリッパーズ・ギター×メガネ=?”なる分かるようで分からないキャッチコピーを持つ
装置メガネ(写真。メジャー・デビュー盤のタイトルは
『青春メガネ』!)など、既に新世代の台頭も目覚しいところ。
かたや女性ミュージシャンの間では、
the brilliant greenのヴォーカルである川瀬智子が立ち上げたソロ・ユニット
“Tommy february6”や、Blogクイーンのメガネ姿に触発されてか、村田めぐみ(
メロン記念日)、
下川みくに、
後藤真希に代表されるように「前はかけてなかったような・・・・・・?」とSF(少し不思議)な疑問も浮かんでくる“イメージ・チェンジ”的役割としてメガネを使うケースも多い模様。無論、
つじあやの、
アンジェラ・アキ、
奥華子、
東川亜希子、
高田みち子、
カミタミカ、そして4月19日にはシングル
「せんちめんたる じぇねれ〜しょん」(
つんく♂のフル・プロデュース!)にて待望のメジャー・デビューを果たす空前のメガネ・アイドル
“時東ぁみ”をはじめとする、ナチュラル・ボーン・メガネっ娘も多数存在することは言うまでもありません。
ブラリ海外を覗いてみれば、見事な二等辺三角形の鼻とメガネとの対比にかけては右に並ぶもののいない
バディー・ホリー、1stアルバム
『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でのタイトなファッションと黒ブチ姿が忘れられない
エルヴィス・コステロ、泣き虫エモ・キッズにありがちなナードなルックスが母性をくすぐるリヴァース・クオモ(
ウィーザー)、“短めのパーマ頭/ちょび髭/スケーター”モテ3大要素を全て兼ね備えた
トミー・ゲレロ、マッチ棒とも見まごう巨大なアフロ頭を揺らしつつ爆裂のステージングを披露するオマー・A・ロドリゲス・ロペス(
マーズ・ヴォルタ)、アンジェラ・アキに影響を与えているのか?メガネ・コレクターとしてだけではなくキティちゃんの熱烈なファンでもある
リサ・ローブ、テレビ朝日系アニメ『おぼっちゃまくん』のエンディング・テーマ「GO!GO!ハマちゃま(COUNT IT OFF)」でも強烈な印象を残した、
M.C.ハマーことハマー(
M.C.コミヤ)……どの顔を思い出してみても、メガネのセレクトはシンプルながら、なんか良〜い感じに見えてしまうのが羨ましい限り。ホリが深いから?でしょうか?
ダサい、モテない、暗そう、真面目そう、のび太、でこでこでこりなノンタック、
杉作J太郎、
L.L.COOL J太郎、村上てつや(サングラス)、大内順子(サングラス)、メガネはメガネでも水中メガネをかけていた
スイマーズ(イカ天)……頭の中で浮かんでは消える、様々なマイナス要素も今や過去の話。牛乳瓶の底を付けていたとしても、それもまた誰かのフェチ心を突くこともあるのかも。誇り高きお洒落メガネ人を参考にして、貴方のオンリー・ワンを探してみては。視力の良い方(オスマン・サンコン等)はもちろんダテで。