CDJスタッフが期待/妄想する“2007年のアレコレ”

2007/01/12掲載
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もはや毎年恒例か!? 意外と実現することでも定評あり、CDJスタッフが期待/妄想する“2007年のアレコレ”をお届け。負けないように、悔やまぬように、あなたの夢をあきらめないで……! 願わずにはいられない、CDJスタッフの心の叫びをお聞きください。
『人志松本のすべらない話〜年末拡大スペシャル』早期DVD化

2006年、年の瀬に放送された『人志松本のすべらない話〜年末拡大スペシャル』の早期DVD化に期待。テレビを見ていた方はご存知かもしれませんが、“超豪華ゲスト”と称したスペシャルな俳優陣が、端の方で賽の行方を見守っていました。その中には髪をばっさり切った浅野忠信までもが! 何故に出演!? 何故に断髪?? と思いきや、自身もこのシリーズの大ファンらしく、出演したとのこと。すべらない話らしからぬ俳優陣に囲まれて挑んだ『人志松本のすべらない話 其之参』(仮)、あの興奮をもう一度DVDで楽しみたく、熱望するばかりです。(酒)



“華麗なる○○”/様式美ブーム

ドラマ『華麗なる一族』の影響により、今年は華麗なるモノに期待が集まるでしょう。さっそく山崎製パンが「華麗(カレー)ぱん」を発売しますよ。この商売上手な手際のよさとオレジ系の駄洒落センス、華麗です。そこで「華麗なる」CDをワード検索してみたら、アルバム名で93件がヒット(CDJ調べ)。なかでも目立つのが、モトリー・クルー『華麗なる激情』(82年)です。セックス、ドラッグ&ロケンローでなんでも済ましてしまうこの時代のL.A.メタル、下品なくせに華麗です。華麗なる立ち振る舞いとは、強烈な様式美に塗り固められた身のこなしであることを教えてくれています。わりにその方が楽に生きられる、と。様式美万歳! の2007年を期待します。(吉)



the brilliant green活動再開/L-R復活

the brilliant greenってデビュー10周年なんですよね。現段階の最新アルバムが2002年12月発売だから……んんん? 活動休止のままデビューからの歴史の半分を過ぎてる。Tommyのソロもmeisterもいいけど、やっぱり宅録魂をくすぐるあの緻密なギター・サウンドに乗ったTommyの歌声がそろそろ聴きたいと思うのはボクだけじゃないはず。マニアを唸らせる自宅録音デモ音源集でも、ファンクラブ配布のゆるすぎるCD『家LIVE』みたいな音源でもかまいません。ブリグリの活動再開に、期待その1。 10年・復活という区切りで考えれば、97年の活動休止から10年のL-R。ボクはまだまだ復活の望みは捨ててません。まあ、復活しなくとも、デモ音源やプロモ盤のみのミックスとか含んだボックスやデラックス・エディションとか出てくれることに期待その2。両者(またはどちらか)の劇的な復活があれば文句ないんだけど、厳しいかしら?(千)



COPASS GRINDERZ復活

今年の初夢は「コーパス!ファッキン!グラインダーズ!」との雄叫びと共に90年代前半世界各地のライヴ・ハウスを“血まみれ”にしたCOPASS GRINDERZの復活。YEN TOWN BAND椎名林檎のサポートで活躍する名越ユキオ(g)、当時からbloodthirsty butchersとのかけもちだった吉村秀樹(g)、そしてエア・ギター界を震撼させた実弟をもつ大地大介(ds)、昨年解散したGREEN MACHINEを世に出したレーベル“TASTE”主宰で、今は無きトイ系ホビー誌『S.M.H.』で連載も抱えていたZERO(g)による、血まみれ/全員攻撃ギタリスト・バンド。もう一度「モンスター・ズー」や「Cobra」で自ら流血するZEROさんがまた観たい!「俺の手は血まみれ!」(服)



シャドウズ・フォールの新作

今、メタルはアツい。盛り上がっていないのは日本だけで(LOUD PARKで少しは変わる気配を感じたけれど)、欧米ではさまざまなタイプの若手バンドが大活躍している。その先鞭を打ったのが、この米国マサチューセッツ出身のシャドウズ・フォールだ。2004年の『ザ・ウォー・ウィズイン』がビルボード・チャートの20位に初登場し、“何が起こっているのか?”と日本のマニアも驚いた。よくMAメタルなどと括られることの多いバンドだが、彼らはさらに踏み込んでよりオーセンティックなヘヴィ・メタルの領域に達しつつある。昨年はトリヴィアムラム・オブ・ゴッドキルスウィッチ・エンゲイジなどがチャート上でも成功を収め、大ベテランであるアイアン・メイデンも全米トップ10ヒットを記録した。今年、その流れに乗って登場するシャドウズ・フォールの新作が、“メタル復権”をより印象づける強力な内容であることに期待する。日本でも、もっともっと盛り上げよう!(敬)



『あなただけ見えない』DVD-BOX化

放送より、今年でついに15周年! 映画『八つ墓村』での山崎努ともタメをはる怪演にて、日本全国のドラマ・ファンにトラウマを残した三上博史の代表作。「多重人格」「催眠」「降霊術」「監禁」「人工授精」……小学生には理解不能のキーワードがまんべんなく散りばめられた、時代を先取りしすぎてパンク寸前のオカルト・カオティック・ストーリー! ま、ほとんど内容は忘れてしまったんですが。関西圏ではよく再放送がされているという情報に歯軋りをしては、ケタケタケターッ!と高笑いする女装姿の博史にもう一度会いたい! と熱望する2007年。月9もこんな“攻め”の時代があったんだなあ、と感慨深く涙のリクエスト。(星)



『がんばれ!!ロボコン』DVD-BOX発売

どんな困難も持ち前の“ロボ根性”で乗り切るロボコン。いつも失敗ばかりで、目指すA級ロボットへの道程は険しいけれど、人間以上に人間臭い、そんなロボコンに共感したものでした。リアルタイムでは「ロボット8ちゃん」世代ではありますが、やはり、ロボコンは別格。同名の映画『ロボコン』が数年前に公開された時には、本気で“あのロボコンが映画化?”と思ったもんでした。どうやら、かつてVHS版(たぶんレンタル用)や、なぜか香港でVCD版が発売されていたようですが、やはりDVD化では全118話を収めたBOXを期待したいところ。『がんばれ!!ロボコンも石ノ森章太郎先生が生んだ名作です。(徳)
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