卒業シーズン到来!“卒業アーティスト/バンド”を特集!

2007/03/16掲載
はてなブックマークに追加
春も間近なこの季節、頭をよぎる懐かしい思い出……。もちろんそうです“卒業式”! 季節にビンカンなCDJ.comプレゼンツ“卒業アーティスト/バンド特集”! 音楽シーンにも様々な卒業がありますよ……。
 いつの間にやら花粉もチラホラ舞い散る3月中旬。巷の話題といえば、そう“卒業式”! 義務教育〜高校〜大学〜専門学校といった学術方面から、大人〜支配〜強がり〜一人暮らしに結婚まで、世の中さまざまな卒業があるものです。人生の大きな岐路を迎えるに当たって、心構えはしっかり準備しておかなくては! そんな熱い意気込みに渦巻く今日この頃にお届けします“卒業アーティスト/バンド”特集! 音楽シーンにも存在する“卒業”を徹底調査!

 メジャー・デビュー15周年を迎え、さらなる飛躍をとげようと邁進するウルフルズ。「ガッツだぜ!!」にて大ブレイク、ジョン・B・チョッパーが脱退/復活、「明日があるさ」にてまたしても再浮上……バンド人生山あり谷あり、紆余曲折を経た彼らは、ベスト盤『ベストやねん』を最後にCapital Musicを卒業、ワーナーミュージック・ジャパンへとレーベル移籍。高らかに歌い上げる応援歌シングル「情熱 A Go-Go」を4月18日に発売します。発売同日には、真剣に俳優業へと転身も……という話に驚かされたトータス松本と、昨年6月にRIDDIM ZONE(avex内レゲエ・レーベル)へと移籍したRYO the SKYWALKERとのコラボレート・シングル「おはようJAPAN」も登場! 対外試合にも精力的に、各メンバーの創作意欲もグングン高まっているご様子。今年も注目です!

 東京スカパラダイスオーケストラによる“歌モノ3部作”第2弾「サファイアの星」も印象深いChara。デビューより在籍していたエピックレコードジャパンを離れ、ユニバーサルシグマ/A&Mレコードへと移籍。「移籍しましたー!」と言わんばかりのロゴ入りTシャツを着た姿、これまた実にキュートでございました。「世界」「クレイジー フォー ユー」「ファンタジー」(本人出演のカネボウ化粧品「T'ESTIMO」CMソング/カップリングはオフコース「YES-NO」のロック・カヴァー!)とシングル3連続リリースに続いて、待望の移籍後初フル・アルバム『ユニオン』を2月28日に発売。勝手知ったる作家陣との作業も順調、はかなくも優しいメロディは普遍の輝きを放っています。

 絶大なる人気グループを卒業し、「己 VS 己」純然たるソロ活動へと飛び込んだ男一匹ヴォーカリストといえば、SHUNこと清木場俊介。“それ行け!オッサン少年の旅”ツアー最終公演(Zepp Tokyo)の模様を収録したライヴDVD『清木場俊介 Live Tour 2006 それ行け!オッサン少年の旅』リリースも迫るなか、映画初出演作『天国は待ってくれる』(監督:土岐善將、出演:井ノ原快彦岡本綾)公開、ファッション・ブランド“ENO HUNDERT ELF”スタート(2007年S/Sコレクションはまもなく公開!)、趣味を超えた趣味ともいえるバスフィッシングDVD『KIYOKIBASSTARS FISHING TRIP』発売、そして個展(詩/写真/書)……などなど、多方面へと渡る活動を展開中。この才能は世に出るべくして出たものかと。

 もしや……まさか……というファンの不安と期待をよそに、10年目にしてザ・ハイロウズの活動をストップ。メンバーであった甲本ヒロト(ヴォーカル)と真島昌利(ギター)を中心に、 小林勝(ベース/nil)と桐田勝治(ドラム/Gargoyle)というサポート・メンバーを合わせた構成にて、新バンド“ザ・クロマニヨンズ”が出現。シングル「タリホー」を経て、1stフル・アルバム『ザ・クロマニヨンズ』を発表しました。シンプルかつストレートに吠えるロックンロール・ミュージックの素晴らしさ! 彼らが出演したCDTVでのパフォーマンスには思わず拳を振り上げてしまったもの。4月25日には早くも2ndシングル「紙飛行機」が登場しますよ。「真夏のストレート/天国うまれ」ではじまった甲本ヒロトのソロ活動にも……ちょっぴり期待。

 卒業式では泣かなくとも、そのルックスの変貌には泣いた! という初期パンク・ファンはさておき、「こんなにファンがいてくれたなんて……」と来日時に涙したという激烈新感覚派未来からこんにちわバンド“ジグ・ジグ・スパトニック”。バンドの肥後克広的役割を担う“space guiter”といえば、ジェネレーションXに在籍していたことでも知られるトニー・ジェームス。パンクを卒業したらアブダクションされてしまったというか、派手というか、デカイというか、えげつないというか……かの布袋寅泰も恋してしまったフェイクなカッコ良さは今も健在! 公式サイトでは着ていく場所に困るマーチャンダイズも好評発売中! こいつは欲しい!
最新 CDJ PUSH
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015