(1)ZERO7での活躍も記憶に新しい、ホセ・ゴンザレスの来日記念盤。1stアルバム『Veneer』に続き、今作でも純度の高い音楽を聴かせてくれる。Brushfireからリリースで、今までになくアコースティックな仕上がりの(2)。太陽光の温もりがたっぷり注がれた楽曲は、生物体の成長に必要な成分を兼ね備えている。「Black Butterfly 」が収録されている点も◎。硬質なドラムと夜行性な音色のピアノが絡み合いながら静かに躍動していく(3)は、ジャケットから受ける洒落たイメージそのまま。オランダ発JAZZ HIP HOPの新たなる刺客、これからに期待大。(酒)
時代はビデオからDVDへ……(1)バッキバキに重低音を奏でるベースと、簡潔にして感覚的なリリック、『ライヴ1980』購入当時の衝撃は今も変わらないFRICTIONのヒストリー本(DVD付き)。スーツ×サングラスで決めたスタイルは『あぶ刑事』以上にスタイリッシュ。読み返しては卒倒です。先日来日を果たしたCONQUEST FOR DEATHとの2006年USツアーを収録したDVD-R(2)。猫のアップとコマネチ・ポーズ、おやっ?という印象が即座に消える激!なステージングに脇から小汗がドバッと。レコ発ライヴも楽しかったDJ/トラックメーカーの1stアルバム(3)。自然と歩みも早まる街のサントラ。あら、いいですね。(星)