みんな友達 “水の生き物ジャケ”名鑑!

2007/07/06掲載
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夏の高揚感に耐え切れず、湘南乃風を激しく熱唱! 昂ぶる気持ちを抑えきれない夏男/夏女の皆様へ “水の生き物ジャケ”名鑑をご推奨! 眺めるだけでのぼせた体も落ち着きを取り戻す、冷えピタクールなジャケットを並べてみました。
 鏡の前でサングラスをかけはじめたかと思えば、突然「ふたりの愛ランド」を熱唱しはじめる……そんな症状が出た際にはご注意を! つゆだくな季節に飽きてしまったのか、世間よりも一足お先に“夏”しちゃってる貴方へご推奨いたします、“水の生き物ジャケット名鑑”が堂々のご入場。見ているだけでどこか涼しげ、体感温度も2度下がる!と評判を呼んでいるようないないようなこの企画。「これは規模の小さいヴァーチャル水族館なんだ……」と己に強く言い聞かせたうえでご覧ください!

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Downchild Blues Band/Gone Fishing

どちらかといえば“川系”と思われる魚をダラリと抱いて。ポカーンと空いた魚の口元と、見事タイトルで隠れた胸元、リスナーに対し何らかの妄想を抱かせる絶妙なチラリズムが……というほど完成度は高くないものの、この適当な配置っぷりが逆に気になる不思議盤。


John Tavener/The Whale(UK再発盤)

一目瞭然“クジラ”です。生涯一度きりでもいいからホエール・ウォッチングに行きたいな!と日々願ってはいるけれども、面倒なので実行に移さない……。そんなナマケモノなクジラ好きも注目のダイナミック(ダイクマ)ジャケット作品。こいつはイイ角度だ!


Patton & Kaada/Romances

もしこのジャケットに擬音を付けるならば「モンワ〜」が正解でしょうか。水面へ上がっていくクラゲ(水母/海月)の姿を捕らえた、アンビエントかつチルアウトにピースフルなヴァイヴスを放つモンワ〜作品。「今日は何もしたくない。」そう思い立ったが吉日の貴方は日がな一日眺めて過ごしましょう。


Trout Fishing in America/Infinity

Oh! Foodchain! と言ったかどうだか分かりませんが、弱肉強食/食物連鎖、物の哀れとこの世の無常を朗らかに教えてくれる力作。現役時代の新庄選手もこのジャケットを参考にマスクを作ったとか……そんな都市伝説すら捏造してしまえそうな「魚顔横並びの図」はコレクトする価値あり。


Ween/The Mollusk

様々な魚介類がマッシュアップのうえメガミックス! この風貌ならばシオマネキングにも勝てそうだ……そんな妄想ガチンコ勝負が脳裏によぎる凄まじきジャケット。キン肉マン“募集超人”並みの初期衝動丸出しなこの仕上がり、驚きのヒプノシス仕事ですってよ!


Wings/Getting Closer(UKシングル)

サムを引き連れた原辰徳のごとく、史奈紋&小小夏を抱いた川島なお美のごとく、朝の散歩に出かけようと手綱を引けば、そこには真っ赤なエビが(作り物)! 映画『えびボクサー』公開とともに突如日本へ巻き起こった“エビ・ブーム”(エビちゃん、えびフィレオ)を予見していた奇跡の一枚。


John Tavener/The Whale


またしても“クジラ”です。先ほどのダイナミックなお写真とは異なり、「ほのぼのとしたイラストでクジラの醍醐味を表現してみました。」的シェフのおすすめコメントが付いてきそうな作品に。しっかり潮を吹いているところにも注目を。絵本の表紙にも使えそう。


Sonnenberg/Fishing in the Pool

水の生き物たちを陰から狙う鋭い眼差し……。ハーマン・メルヴィル『白鯨』のワンシーンを描いたかのごとき、鬼気迫る表情がジャケットに描かれた“漁師”作品。手に持っているのは突きん棒?じゃあカジキか?ひとり漁問答にも拍車のかかる一枚です。


a-ha/How Can I Sleep with Your Voice in My Head

ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』へのオマージュか!?と、リリース当時はファンの間で噂になることもなかったa-haのライヴ盤。プカ〜と水中に漂うアザラシ一匹!こちらの様子を窺うように小首を傾げた姿は、可愛いようなちょっと不気味なような。


Taveling Wilburys/Inside Out(ドイツ盤シングル)

生きた化石? それとも古代魚!? 思わず探検隊を率いてジャングルの奥地へと踏み込んでしまいそうになる魅惑の“骨”ジャケット。ここ最近のニュースでは、インドネシア海域で捕獲されたシーラカンスに25個もの卵が確認されるなど、俄然“古代魚”ブーム到来の予感!
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