KULARA〜THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUT〜BLEW〜JUST ONE DAY〜DOUBLE BOGYS……などなど、ここ日本でも涙ちょちょぎれの復活劇が続いた2007年。そのなかでも特筆すべきは“KASHIWA CITY HARDCORE(K.C.H.C)”を掲げ、シリアス&ユーモアの激烈サウンドを轟かせていたヌンチャク! コンプリートBOXセット『ヌンチャク アーカイヴス 〜もうふぶかない〜』のリリースにともない、恵比寿Liquidroom/柏Aliveの2会場にてライヴを行ないました。“超ヴァイオレント”という言葉どおり?に、むしろ現役時代よりも演奏が上手くなっていたという奇跡の2夜を披露。惜しくも見逃してしまった貴方は『Reunion Live LIQUID OR ALIVE』(2008/2/6発売)でガマン。
グラフィック・デザイナーの立花ハジメ、イラストレーターの中西俊夫、スタイリストの佐藤チカを中心に、1977年に結成。ニューウェイヴ/テクノ・ポップ黎明期をスタイリッシュに牽引したプラスチックス。10月29日、恵比寿Liquidroomにて一夜限りの再結成ライヴを行ないました。デビュー・シングル「COPY/ROBOT」はRough Tradeより発表するなど、スタート時から世界視野で活躍していた彼ら。“レジェンド”というべき、圧倒的な存在感は今も変わらず。当日、対バンとして出演していた小山田圭吾(THE CORNELIUS GROUP)を交えた、「20th Century Boy」に笑顔満面。
世間体は気にせずマイペース。えっちらおっちらと創作活動に打ち込んでは、ふいに名盤/珍盤/激烈盤!を発表するカート&クリスのカークウッド兄弟。そんな彼らが在籍していたミート・パペッツが2度目の再結成を果たし、ニュー・アルバム『Rise To Your Knees』を7月に発表しました。公式サイトを覗けば、まったく意味不明のポーズでおくるアーティスト写真がポツポツと。カークウッド兄弟のなめらかなアゴ曲線を愛でつつ、めくるめくジトジトとしたサウンドを聴けば、深遠なるアメリカン・インディー・シーンを分かりきった気分になるとかならないとか。必携です。