FX-AUDIO- D302J+
税込7,980円■出力: 15W + 15W ■アナログ入力: 1系統(RCA) ■デジタル入力: 3系統(USB / 光 / 同軸) ■ヘッドフォン出力: ステレオミニ ■対応フォーマット: USB入力最大 96kHz / 24bit ■外形寸法: 133W x 33H x 108Dmm ■重量: 445g ■カラー: ブラック / シルバー ■ACアダプター: 別売※お問い合わせ: ㈱ノースフラットジャパン
nfjapan.com/ デスクトップに最適の
コンパクト&ハイコストパフォーマンスなアンプ
横幅約13cm、奥行約10cmという文庫本ほどのサイズのフルデジタルプリメインアンプ。D/Aコンバーターも内蔵する。ゆえに、パソコンの脇などにさりげなくセッティングして、ミニマムなデスクトップオーディオシステムが構築できる。
本機のベースになっているのは、昨年リリースされたD302J。USBからのデジタル信号を受けるD/DコンバーターのチップはVIA社のVT1630を使用。前モデルと同様、96kHz/24bitへのサポートを可能にした。また、アナログ音声入力(RCA)も追加している。さらにフロントパネルのボタンレイアウトもより使いやすく進化。ヘッドフォン用のオペアンプも搭載し、フロントパネル中央にヘッドフォン端子を配置している。
同軸及び光はD/D変換されたUSBからのデジタル信号を旭化成エレクトロニクス製のデジタルオーディオレシーバー(DIR)AKM4113で(光・同軸入力では192kHz / 24bitをサポート)経由させ、STマイクロ製のフルデジタルアンプIC STA369BWで増幅する。また、電子ボリュームやバナナプラグ対応のスピーカーターミナル、アルミ削り出しボディを採用するなど、ひとくちにコンパクトアンプと片付けられない思想と技術が詰まっている。

カラーはブラック / シルバーの2タイプ。
試聴は自宅システムにて。PCとUSBケーブルで本機と組み合わせ、スピーカーと接続してみる。試聴に使用したのはリリースされたばかりの
中島美嘉のシングル「
Forget Me Not」。映画「
ボクの妻と結婚してください。」の主題歌で、歌とバンドサウンド、それに美しいストリングスで紡がれている。このCDをリッピングし、パソコンの再生ソフトを使って本機に出力する。まず聴こえてきたのは、ヴォーカルの透明度の高さだ。中域から高域にかけての伸びやかさも十分に感じられる。またピアノには煌めきが付加され、ストリングスも見晴らしが良く、爽やかな音場が立ち上がってきた。
次に同楽曲をイヤフォンで聴く。もちろんスピーカーでの印象とは変わりがないが、低域により厚みが増したように感じた。ヴォーカルの深みや強弱、ブレスのニュアンスなども素直に描き、リアリティがぐっと高まった。さらに、密閉型のモニター用ヘッドフォンも試したが、音が痩せることもなく、アンプのパワーを存分に感じさせた。余裕をもってドライバーユニットを駆動しているようだ。こうしたクオリティを誇りながら、同社直販サイトでは税込7,980円という衝撃的な価格設定。本機はPCがあればスピーカーを用意するだけで音楽を楽しめるので、これからPCオーディオを始めたい、もしくはコンパクトなセカンドシステムを持ちたいと考える読者には、これ以上の好適な製品はないだろう。