K-POP最大の祭典、日本上陸! <SMTOWN LIVE>がやってきた!

BoA   2011/02/04掲載
はてなブックマークに追加
 現在、日本の音楽シーンに旋風を巻き起こしているK-POP勢。その中心を担う韓国の音楽プロダクションが、S.M.エンタテインメントだ。所属するアーティストは、BoA東方神起少女時代、そしてSUPER JUNIORSHINee、f(x)といった、人気実力を兼ね備えた強者ばかり。彼らが一丸となりスペシャルなショーを繰り広げる音楽フェスティバルが<SMTOWN LIVE>である。

 <SMTOWN LIVE>はこれまで、2008年に、ソウル、上海、バンコクとアジアを席巻。昨年はソウル、上海、さらにはL.A.でも開催され、今やワールドワイドなイベントへとスケールアップ。日本開催への期待が高まる中、さる2011年1月25日、26日、代々木体育館で<SMTOWN LIVE in TOKYO>がついに行なわれた。各アーティストのライヴはもちろん、ここでしか見られない数々のコラボレーションが展開され場内は歓喜の嵐! 約4時間にわたる怒涛のエンタテインメント・ショー<SMTOWN LIVE in TOKYO>の模様を、K-POPにトリコ状態の我々、“KKコンビ”こと、久保田泰平(a.k.a.ピ〜ス!久保田)と土屋恵介(a.k.a. INAZZMA★K)が、がっつりレポートします!
(土屋恵介)




土屋: ついに<SMTOWN LIVE>が日本上陸しましたよ!
久保田: まず何に驚いたかっていうと4時間のステージがまったく長く感じなかったこと。転換時のブレイクもなく、4時間ノンストップだったにもかかわらずね。
土屋: ショーの見せ方が抜群に上手いよね。通常、こういうショーケース的なイベントだと、1組出てきて何曲かやって、次のアーティストが出てきて、また何曲かやってっていう繰り返しになるけど、<SMTOWN LIVE>は曲単位でアーティストが入れ替わり立ち替わりで登場するっていうのが新鮮で。だから全然飽きる暇がないんだよね。
久保田: 目玉になるようなコラボレーションも序盤から披露しちゃうし。
土屋: 少女時代のジェシカとf(x)のクリスタルの姉妹デュオが5曲目で早くも登場してビックリ(笑)。
久保田: ああいうのって普通は本隊のパフォーマンスがひと通り済んでからやるものだと思うんだけど(笑)。他にも次々とコラボレーションを披露してたけど、惜しげもなくそういうことができるってのは、ソロとしても優れているアーティストが揃ってる証拠なんだろうね。
土屋: そうそう。たとえば、f(x)はエンバっていうメンバーが今、怪我で休んでるんだけど、今日のステージではSHINeeのミンホが彼女の代わりにラップしたり。1人ひとりのスキルが高いからバラでも十分イケるっていう。
久保田: 仮面ライダーバトルの“ガンバライドカード”的に言うと、カードの種類が豊富だからいろんなコンボが組めるっていうね(笑)。そうそう、f(x)のルナはダンスもイケてるっていう発見もあったな。
土屋: 強豪揃いなんだよね。オレの中での勝手なイメージはブルース・リーの『死亡遊戯』の最後の塔のシーン(笑)。敵を倒して次の階に進むと、また違うキャラクターの敵が登場するっていう(笑)。そのヴァージョンアップで、さっき倒した強豪が、またスケールアップして出てきたぞって感覚。まあ敵じゃなくて、味方なんだけどさ(笑)。それを今日のイベント全体に感じたな。49曲あったんで、まるで49階上ってるような気分だった(笑)。
久保田: つくづく、S.M.エンタテインメントって凄いチームだなと思った。
土屋: 男性アーティストも女性アーティストもバランスよく揃ってるのもポイントだと思うな。
久保田: ダンス・オリエンテッドなアーティストが所属してる印象が強いけど、J-Minみたいなシンガー・ソングライター系の女性アーティストもいるし。グループにしてもそれぞれのキャラクターが明確だよね。本当にいろんなタレントが揃ってる。
土屋: サウンドに関していえばK-POP特有の低音のデカさ。今回のイベントでもそれをフルに体感できたよね。マイアミ・ベースにも共通する低音の太さ(笑)。あのサウンドがアイドル・ポップとして韓国では普通に受け入れられてるってのも凄いことだよね。
久保田: ああいう音楽を聴いて女のコがキャーって騒いでるわけだから(笑)。
土屋: あと今回のイベントを通じて感じたのは、K-POPには、いわゆるキャッチーな曲が少ないってこと。基本的にはマイナー・コードでバウンシーでパワフルな曲ばかり。でも、それでガンガン押していくっていう。洋楽とも邦楽とも違う独特のおもしろさがあるなと。
久保田: いわゆる歌謡曲マナーのキャッチーさってたしかに少ないよね。
土屋: 少女時代でいえば「Run Devil Run」とか「HOOT」とかも、超キャッチーってわけじゃないし。変な話、リスナーを突き離して、「付いてこい!」って言ってるような感じもあるよね。プロレスでいうところの、ベビーフェース(正義)とヒール(悪役)の面を両方持ってるっていうか(笑)。
久保田: K-POP全体に対して言えることだけど、ビートの強い曲に関してはメロディよりも昂揚感が完全に優先されてるような気がするな。
土屋: しかもそこで感じる昂揚感って、いわゆる美メロ・ハウスとかの昂揚感じゃなくて、もっと体内からエグられる感じというか。直接、身体にクルんだよね。
久保田: “祭り”感というかね。たぶん、メロディを聴かせるのはバラードでっていう意識があるんじゃないかな、韓国の場合。
土屋: その一方、S.M.エンタテインメントは、日本のマーケティングを徹底的に研究した上で、2001年にBoA、2004年に東方神起を日本デビューさせてる。そういう下地作りを経て今があるっていう。
久保田: 決して突発的なブームではないんだよね。
土屋: そういう意味では、S.M.エンタテインメントが10年かけて築き上げてきたものの集大成が、今回の日本での<SMTOWN LIVE>だったのかも。だって24,000人の動員予定に対して、チケット予約の応募総数が40万人って(笑)!
久保田: 凄い数だよ。しかもファン層が幅広いしね。
土屋: 韓流ブーム直撃のお母様から子供まで、みんなが爆音の低音を浴びて盛り上がってるっていう(笑)。それって、凄い光景だよ。だってレゲエのサウンド・システムばりの爆音だよ(笑)?
久保田: しかも4時間ぶっ通しで盛り上がって(笑)。
土屋: これこそ純粋に音楽を楽しむ正しい姿じゃないかとも思ったな。かなり強引な言い方かもしれないけどね(笑)。そういえば、今日もうひとつ思い出したことがあってさ。2001年と2002年に<BEAST FEAST>っていう、今の<LOUD PARK>に繋がるヘヴィ・メタルのイベントがあったんだけど、今日のイベントはそのイベントのことも思い出した。
久保田: なんで、また(笑)。
土屋: 横浜アリーナに3ステージを設置して行なわれたイベントだったんだけど、次から次にバンドが出てきて、休憩なしでメタルの爆音が轟いてた(笑)。あの昂揚感に近いものがあったね(笑)。オレの中で、<SMTOWN LIVE>は<ハロー!プロジェクト>と<BEAST FEAST>のクロスオーバーって感じだよ(笑)。




KANGTA
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: じゃあ、ここらで出演した主要アーティストのステージを振り返ってみようか。
土屋: まずはベテランのカンタ(KANGTA)師匠からいきますか。
久保田: うん。カンタはもともとH.O.T.っていう90年代の韓国を代表するアイドル・グループのメンバーなんだよね。
土屋: 日本では認知度が低いけど、韓国では国民的なスター。ある意味、レジェンドだよね。
久保田: それでいて、変に大御所ぶらないで、今回も若い女のコとデュエットしたり小ネタやったり(笑)。
土屋: ポストやスーツから次々マイクを出すっていう(笑)。ベテランらしくバラードでじっくり聴かせたかと思えば、激しく踊りながら歌ったり。さりげなく持ち味を出してたよね。
f(x)
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: そんなカンタ師匠とデュエットしてたソルリが所属しているのが女のコ5人組グループ、f(x)。
土屋: S.M.エンタ勢の中では一番の若手だけど、我々の中では、すでにトップ中のトップだよね(笑)。
久保田: すでにレジェンド化してる(笑)。彼女たちに対してはオレ、完全に下から目線で見ちゃうからね(笑)。いわゆる“萌え”みたいなものとは無縁で、歌、ダンス、ルックス含め、すべてが完璧すぎて、この人たちのことが年下に思えない(笑)。ルナのナマ歌とビクトリアのカカト落としが観られて満足です(笑)。
土屋: f(x)には「NU ABO」というキラー・チューンがあって。鮮烈なシンセのイントロだけで、思わずプロレスラー小橋健太ばりの青春の握りコブシですよ(笑)。あんなにBPMが遅いのにアガれる曲って凄いよね。あの曲は誰に聴かせても絶対“カッコいい!”って反応するからね。
SHINee
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: 若手でいくと、春に日本デビューするSHINeeも良かったねえ。
土屋: SHINeeはダンスも上手いけど、基本はヴォーカル・グループなんだよね。とにかく歌が上手い。
久保田: こないだの単独来日公演ではオペラまで披露してたし(笑)。
土屋: 残念ながら今回のライヴにはジョンヒョンっていうメイン・ヴォーカリストが怪我で参加できなかったんだけど、他のメンバーが見事に彼の穴を埋めてた。
久保田: 曲でいえば「Lucifer」が凄かったね。ワイヤーで空中を飛びながら歌うっていう。片手に鉄の爪みたいなのを装着して(笑)。
土屋: しかも、今回は鉄の爪からレーザー・ビームが出るようになってた(笑)。
少女時代
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: キャリアの順でいくと次は少女時代……か。
土屋: 少女時代は、いまや向かうところ敵なし状態でしょ。今回のステージでは黒い衣装での「Run Devil Run」の日本語ヴァージョンからスタートしたんだけど、それもまた良かった。“ヒール”っぽい面から先に出していくっていう。かと思えば、ポップな「Kissing You」では、花道全体にメンバーがちらばって、会場のお客さんを明るく包み込んでいく感じでさ。
久保田: しかし、やっぱり生で観る「GENIE」はアがるね。曲の後半“ココにいるわっ”ってとこで9人が整列するんだけど、あのフォーメーションこそ“ネ申”の景色だよ。
土屋: たしかに、いちばんライヴ映えするフォーメーションかも。あと、少女時代にはやっぱり華があるね。S.M.エンタテインメントのキャッチーな部分を担ってるのは、やっぱり少女時代なんだなと改めて思った。
SUPER JUNIOR
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: みんな器用だしね。少女時代と、SUPER JUNIORみたいな、なんでもできる大所帯のグループがいるからこそ<SMTOWN LIVE>みたいなイベントができるっていうところはあると思う。
土屋: たしかに今回、SUPER JUNIORは大活躍だったね。
久保田: なんだかんだで常に出てた気がするな(笑)。ルックスもバラエティ豊かだから観てて楽しいしね。可愛いキャラ、2枚目キャラ、マッチョ・キャラ、そしてシンドン(笑)。
土屋: 歌もダンスも上手くて、楽器を演奏できるメンバ−がいて、おまけに全員キャラが立ってる。SUPER JUNIORというグループの凄さをリアルに見せつけられたな。
BoA
【クリックすると大きな画像が表示されます】
久保田: そして次はBoA。
土屋: 今日のステージからは貫禄みたいなものを感じたね。S.M.エンタテインメントを引っ張ってきた凄みっていうか。今日も姐御感が出てたね(笑)。
久保田: 彼女は後輩たちにも本当に尊敬されてるんだよね。ちなみに後輩は基本的に、“BoA先輩”って呼んでる(笑)。
土屋: 今回は日本仕様じゃなくて、韓国仕様のステージだったね。たぶん韓国仕様のステージを披露したのって日本では初なんじゃないかな。そういう意味でも、すごく貴重なものを見せてもらった。韓国のTVショーに出てるBoAがそのまま観れたっていう。
久保田: あまりにもJ-POPの中に融け込んでいたので、韓国仕様のBoAを初めて知った人もいただろうね。
土屋: でも、なんだかんだ言って、こういうイベントが日本で開催できるのはBoAの功績が大きいよね。
久保田: さっきも言ったようにBoAが先頭に立って道を切り開いてきたからこそ、だよね。野球でいえば野茂みたいな存在かな(笑)。彼女なくしてS.M.エンタテインメントの歴史は語れない。
東方神起
【クリックすると大きな画像が表示されます】
土屋: BoAが野茂なら、東方神起はイチローって感じかな(笑)。
久保田: いい流れだ(笑)。
土屋: 東方神起が登場したときの歓声の凄さといったらさ。お客さんが本当に彼らの登場を待ってたのが伝わってきたよね。
久保田: たしかにあの登場シーンはかなりグッときたな。
土屋: 何よりも、あのダンスのキレ! マジでキレッキレだよね。
久保田: パワフルで、動きに一切無駄がない。かと思えば、バラードでも、きっちり聴かせることができる。ある意味、イチローというよりも、イチロー+松井って感じかな(笑)。
土屋: テクニックとパワーを持ち合わせているっていうね。
久保田: ふたりだけでもきっちり観る側を満足させてくれて。あれって凄いことだよね。
土屋: チャンミンとユンホの東方神起として、あのステージは完全に成立してた。“東方神起”って看板に対する、ふたりのプライドみたいなものも強烈に伝わってきたし。
久保田: ある種の“凄み”みたいなものを感じたよね。
土屋: もうとにかく大満足でございます(笑)。というわけで見事に大成功を収めた<SMTOWN LIVE in TOKYO>ですが。
久保田: 4月には早くも東京ドームでの2DAYS追加公演が決定したんだよね。
土屋: キャパが一気に広がることによってショーの見せ方も変わってくるだろうし、楽しみだよ。
久保田: 今回、怪我で参加できなかったf(x)のエンバとSHINeeのジョンヒョンも戻ってくるだろうし……5人揃っての「NU ABO」を生で聴いたらどうなっちゃうんだろう、オレ(笑)。
土屋: 参加したアーティストの新曲が披露される可能性もあるよね。でも、このイベントはK-POPに少しでも興味がある人はもちろん、そうじゃない人も絶対に楽しめると思う。ライヴであの感覚を体感すれば絶対にハマると思うよ。
久保田: そもそも、これだけK-POPが盛り上がってるのは、東方神起や少女時代っていうスターがいるからっていう理由だけじゃないと思うわけでさ、自分もそうだけど、探れば探るだけおもしろいものと出会えて、そのたびに舞い上がってね(笑)。韓国の音楽シーン全体が、楽しいものを作ろうっていうムードになっているっていうか、ステージにも生でパフォーマンスが観られるっていう以上のものがあるんだよね。
構成/望月哲
【Column】
韓国の音楽シーンをリードする
S.M.エンタテインメントとは?


 創設者のイ・スマンは70〜80年代にかけてシンガーとして活躍していた人で、芸能活動休止中の81〜85年に留学先のアメリカで観ていたMTVに感化されてアメリカン・スタイルのエンタテインメントに強い興味を持ち、帰国後の89年に前身となるプロダクション“SM企画”を設立。90年にデビューしたヒョン・ジニョンが韓国ヒップホップの先駆けとして人気を博すなど早くから成功を収めました。その後、95年にレコード会社としても機能する新会社S.M.エンタテインメント(以下、S.M.)を設立。96年に送り出した男子アイドル・グループ、H.O.T.(カンタ在籍)を成功させたことによって、ふたたび軌道に乗ったS.M.は、当時、国内で伸びつつあったティーンエイジャーのマーケット層に向けてアイドルの発掘、育成システムを整え、97年に女子3人組のS.E.S.を、98年に男子6人組の神話(シンファ)をデビュー/成功させるなど、韓国芸能界において確固たる地位を着々と築いていくのでした。


BoA
 そんなS.M.が創設時から目標としていたのが海外進出。まず手始めにお隣の日本からというわけで、98年にS.E.S.を投入。韓国では絶大な人気を誇っていたS.E.S.ですが、当時日本で大人気だったSPEEDやモーニング娘。に匹敵するセンセーションを巻き起こすことはできませんでした。そこで一念発起したS.M.は、次の戦略として当時まだ小学生だったBoAをスカウトして日本語/英語教育を施すなど、いわゆる“現地化”を見据えた方法で育成。吉本興業とエイベックスとの合弁会社S.M.エンタテインメントジャパンを設立して万全な準備を整えた2001年、満を持して日本デビュー。その後の活躍は……言うまでもありませんね。


東方神起
 東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代──S.M.の徹底したアーティスト発掘/育成スタイル(デビューまで最低3年はプロになるための厳しい訓練を受ける)や、真新しい市場を開拓していくという企業理念から生み出されていったハイレベルなアーティストたちは、韓国の音楽シーンに大きな影響力を及ぼすとともに業界を活性化。アイドル・グループ全盛となっている現在の韓国音楽シーン、その礎を築いたとともに、韓国の音楽を海外市場に広めるなど重要な役割を果たしたプロダクションなのです。
(久保田泰平)
【盤紹介】
KKコンビ激推し!S.M.エンタがよくわかる6枚


『Hurricane Venus』BoA(リパッケージ盤『Copy & Paste』)
日本やアメリカでの活動を経て、2010年8月に韓国での5年ぶりに発表した6枚目のアルバム。日本制作の作品とはまた違う、鮮烈なシンセ・ビートの響くダンス・トラック「Game」 、「Hurricane Venus」や、美しいバラード「Stand By」、ジャジーな「Romance」など、幅広いサウンドを自在に歌いこなす彼女の魅力が存分に詰まった作品。(土屋)




『Why?(Keep Your Head Down)』東方神起
活動を再開した東方神起が、今年1月に発表した韓国での5枚目のアルバム。ヘヴィなギター・サウンドとパワフルなビートの上で力強い歌を聴かせる「Why?(Keep Your Head Down)」、ムーディなダンス・チューン「Rumor」など優れた楽曲揃い。東方神起の復活にふさわしい力作だ。(土屋)




『Oh!』(リパッケージ盤『Run Devil Run』)少女時代
絶好調の活躍を見せる少女時代が昨年1月に発表した2ndアルバム。「Gee」「GENIE」の2大ヒット曲、弾けるパワー全開の「Oh!」、注目のトラック・メイカーhitchhikerによるエレクトロ・ハウス「Show! Show! Show!」などグッド・チューン満載。また新曲を追加したリパッケージ盤には「Run Devil Run」が収録。ファン必須のマスト盤!(土屋)




『LUCIFER』SHINee
勇ましいロボ(エレク)トロニック・ダンス・チューン「Lucifer」、アコースティック・サウンドを取り入れたスロウ・ダンス「Electric Heart」、スウィートなR&B「Your Name」など彩り豊かなサウンド・スケープもさることながら、ヴォーカル・グループとしてのスケール感が一段と増した2ndアルバム。(久保田)




『美人(BONAMANA)』SUPER JUNIOR
昨年の大ヒット「Sorry,Sorry」に勝るとも劣らないフック・ソング「BONAMANA」で幕を開ける通算4作目のアルバム。大所帯を活かしたパワー・ソングあり、アレンジのテイストもよりどり……だけど、全体的にはスロウ〜ミディアムが多め。とはいってもステージでのパフォーマンス&フォーメーションが観たくなる楽曲ばかりで。(久保田)




『NU ABO』f(x)
1stミニ・アルバムとなった本作は、歌唱力、ダンス・パフォーマンス、ラップなど、それぞれに秀でたメンバーのチャームがスリリングに絡み合う一枚。ノイジーかつエモーショナルかつミドル・テンポのエレクトロに仕立てられたタイトル曲は、韓国アイドル・ポップ・シーンの新時代突入を告げる革命的な作品だと断言したい。(久保田)
<SMTOWN LIVE in TOKYO>追加公演
●日程:4月9日(土)、10(日)
●会場:東京ドーム
●出演:KANGTA、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)、J-Min、and More
受付期間:1月28日(金)10時〜2月18日(金)15時 ※抽選
受付URL:http://tickebo.jp/201101-09_smt05/
チケット:税込12,800円
最新 CDJ PUSH
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015