「ハマケンさんがライヴの途中で裸になって、
“ええええ!?”って（笑）」（高橋 ）

ハマケン 「チャットモンチーと最初に会ったのって、たしか徳島だよね」


ハマケン 「あれ、お客さんに“脱げ〜”って言われて、脱がされちゃったんだよ。ていうか、みんなも、一緒になって“脱げ”って言ってたんじゃないの？」


ハマケン 「演奏の調子が良かったから、“何でもできる！”って思っちゃったんだよね。 “俺の演奏は裸に勝てる！”とか思ったんだけど、勝てなかったね（あっさり）」


ハマケン 「最初はそんな出会いで。次に会ったのが僕がMCを務めてた『スペシャボーイズ』の収録だっけ？」


ハマケン 「でも、そのときは、そんなに長い時間、飲めなかったんだよね」


ハマケン 「行った行った！　あのとき、いろいろ喋ったね」






ハマケン 「チャットも進化してるよね。こないだ、ライヴで〈恋愛スピリッツ〉聴いて、俺、泣きそうになっちゃったもん。 “本当に心に届く音楽って女の子にしかできないのかな”って思っちゃって」


ハマケン 「なんかねえ、“ギュ！”みたいな。女の子の周波数しか気持ちに届かないんじゃないかって。全然、上手く言えてないけど（笑）。でも、すごくグッときたんだよ！」


ハマケン 「ところで、みんな楽器の練習いっぱいしてる？　俺、最近、練習すればするほど音を外すようになっちゃって。斜め上から、“その音、外しちゃうんじゃない？”とか話しかけてくる誰かがいるっていうか」


ハマケン 「やっぱりいるよね！」



ハマケン 「え、教えてよ！」


ハマケン 「なるほど、常に本番を想定して練習すればいいんだね。あの……ミュージシャンとして、すごく勉強になります」






ハマケン 「じゃあ、唐突だけど（笑）、ここでアルバムタイトルの『告白』に引っかけて。3人はどんな告白をされたい？」


ハマケン 「そういえば昨日、『いいはなシーサー』観てたらさ……」


ハマケン 「そう（笑）？　でね、『いいはなシーサー』観てたら、ある男の人が女の人に何も言わずロッカーの鍵を渡して、それを開けたら、“結婚してください”って手紙とダイヤの指輪が入ってたっていうエピソードが放送されて。……でもさぁ！」


ハマケン 「やっぱ告白されるならお台場とかで？」


ハマケン 「（突然）俺、お台場で告白したことあるよ」


ハマケン 「お台場の夜景が見えるところで告白すればよかったんだけど、なぜか、スタバで告白しちゃって（笑）。結局、俺がフられちゃったんだけど。あまりのショックに俺、何日か大学行けなくなっちゃって。たしかチャットモンチーより年下だったと思うんだけど、すごく生意気なコでさ（以下、延々ボヤキ）……ていうか、これ、『告白』だよね」

「『告白』ぐらいの言葉の強さがないと
ズシっとこないよね」（ハマケン）

ハマケン 「じゃあ、このあたりで、そろそろニュー・アルバムの話をしましょう！」


ハマケン 「『告白』、聴かせていただきまして、すごくいいなと思ったんですよ」


ハマケン 「今回は特に歌詞がいいなと思った。最近、自分でも歌詞を書くようになってきてるから余計、気になるかもしれないんだけど。やっぱり『告白』ぐらいの言葉の強さがないとズシっとこないよね。今回のアルバムって、真髄を衝くような歌詞が多いじゃん。改めてチャットモンチー、凄いなって思った」


ハマケン 「SAKEROCKとは別でやってるバンド用に、最近、『罪悪感』って曲を書いたんだけど」


ハマケン 「ほんと？　この曲、Aメロしか決まってないんだけど、じゃあ、せっかくなんで3人にサビの歌詞を考えてもらおうかな。チャットモンチーの曲って、すごくサビが盛り上がるし。今、ここで歌ってみるから、一緒にサビを考えてよ」




ハマケン 「これにサビを付けてほしいんだけど」


ハマケン 「そうだね。“誰しも罪悪感を抱えながら生きている”みたいな」


ハマケン 「あ〜。メイク・マネーね」


ハマケン 「いいね。今出たフレーズ、そのまま使わせてもらおうかな。よし。チャットモンチーと『罪悪感』でメイク・マネーだ！」

ハマケン 「あ………（絶句）」