果たして“心の折り合い”はついたのか……。数多の修羅場を乗り越えてきた強靭な肉体、迫りくる危機から己を守る超人的な第六感、そして深い悲哀をたたえた眼差し、「ムダに生きるか、何かのために死ぬか―― お前が決めろ。」ついにあの男が帰ってきた! ジョン・ランボーが“最後の”戦場へ赴く、映画『ランボー 最後の戦場』が5月24日より全国公開! タイ北部のジャングルに囲まれた村で、静謐に満ちた生活をおくっていたランボー。ミャンマーの軍事政権によるカレン族への迫害が激化していくさなか、彼の前にはカレン族を支援するアメリカのキリスト教団体が現れた。サラと名乗る女性の、弱者を助けたいという情熱に打たれたランボーは、ミャンマーまでボートで案内してほしいという彼らの頼みを引き受ける。しかし数日後、彼らがミャンマー軍に拉致されたとの報せが届く。救出のために雇われた精鋭5人の傭兵部隊と、手製のナイフと弓矢を手にしたランボー。戦いの先にあるものは? そしてランボーの帰る場所は? シリーズを通して追求されてきた“問い”に対する答えが、ついに明らかにされようとしています……!
本作の顔であり、なんと今回“シリーズ初監督”もつとめてしまう
シルベスター・スタローンは、ストーリーの舞台をミャンマーに設定。タイムリーな世界情勢を盛り込まなくては、社会に対して“問題提起”をすることはできないという彼の姿勢が強く表われています(スタローンに共感した実際の反政府グループのリーダーが、本作に敵軍の役で参加!なんてことも)。そして気になるのはランボーとともに戦う、5人の傭兵部隊。同じ世界に住みながら、歩んできた人生も考え方もまったく違う男たちが、固い絆で結ばれていくディスティニー! これまでにない熱き人間ドラマにも注目です。
伝説の男の“最後”を飾るべく結集したスタッフは、音楽/
ブライアン・タイラー(
『コンスタンティン』)、衣装/リズ・ウルフ(
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』)、美術/フランコ=ジャコモ・カルボーネ(
『ロッキー・ザ・ファイナル』)、編集/ショーン・アルバートソン(『ロッキー・ザ・ファイナル』)と、文句なしの実力者ばかり! その出来栄えは約束されたも同然。混迷を辿る21世紀にこそ観ておきたい、ド迫力シーンと心の叫び、ぜひ劇場へお出かけください。
■映画『ランボー 最後の戦場』 5/24(土)より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開
【監督】 シルヴェスター・スタローン
【出演】 シルヴェスター・スタローン、ジュリー・ベンツ、ポール・シュルツ、マシュー・マースデン
【オフィシャル・サイト】
http://rambo.gyao.jp/
世界最強の“一人軍隊(ワンマン・アーミー)”と称されるランボー。元グリーンベレーにしてベトナム戦争の英雄、授与された勲章は数知れず……と、人間離れした身体能力を持つのは言うまでもなく。しかしながら、その“強さ”はどの程度のものなのか? 誰しもがポカーンと考えたことのあるそんな疑問について検証すべく、勝手に「仮想10番勝負」を開催することにしました。無論、科学的根拠は一切なし。
スカイネット社製造によるアンドロイド“T-800”とランボー。サバイバル・ナイフなどはほとんど通用せず、強力な銃器でないと太刀打ちできないこの強敵に対して、ランボーはいかなる手段をとるのか……。殺人マシーンとして教育(プログラム)され、互いに無表情、友達は少なそう、筋肉隆々ということもあり、いつの間にやら目と目で通じ合うハート・トゥ・ハートなフレンドシップを築き上げそうな気もします。よって引き分け。
侵略者によって両親を殺され「復讐を遂げるため」立ち上がった勇者コナン。かたや「自らの尊厳のため」「幾多の戦友のため」「唯一の理解者のため」そして「すべてに決着をつけるため」に戦場へ赴くランボー。互いに戦う“理由”を持つこの2人、予想以上の接戦を繰り広げるはず! しかしながら銃器を出した途端にランボー勝利。
元グリーンベレーにしてベトナム戦争の英雄、人を狩ることに長けた“ハンター”宇宙民族、個性の違いはあれど、両者の持つ“対・人”のスキルは互角といっても過言ではないのでは? 舞台をジャングルに設定しようものなら、まさしく混戦。一瞬の判断の遅れが命取りとなる、映画史に残る名勝負となるはず。誇り高き戦士として、互いの健闘を讃えあい、引き分けとなる様子が目に浮かんできますね。
未来都市の秩序を司る“究極の治安維持機構”ジャッジ・システム。その代表ともいうべき生けるレジェンド、ジャッジ・ドレッドとランボーの一騎打ち。シリーズ第1作でのディーズル保安官をもフラッシュバックさせる冷酷無比な「I am the Law」の姿に、ランボーの闘志は燃え上がる!
アンスラックスの迎撃もむなしく、ジャッジ・ドレッドの一方的な敗北にてフェードアウト。
忘れていたはずの記憶の断片……“フラッシュバック”に悩まされるリヴィング・デッド。驚異的な力を持つゆえに、現場へと駆り出されるその悲哀と切なさ。「むしろあの時死んでいれば……」という深い絶望へどれだけ落とされようとも、その職務、その宿命を懸命にまっとうしようとする両者の姿勢たるや。決着を付けることなどまったくもって不遜!
五木ロボコップにはランボー圧勝。
自らをいじめぬき、試練に次ぐ試練、ストイックに次ぐストイックを重ねた結果、「彼女は、そして、女性を超えた」! 海軍のエリート偵察部“SEAL”に潜入、鬼曹長のしごきに耐え、策略のために自らを送り込んだ上院議員を突き放し、見事バッジを手にしたオニール大尉。長い髪をばっさり刈り落としたスキンヘッドと過酷(すぎる)トレーニング、目に辛い描写を見事演じきった
デミ・ムーアに敵うものなどいるはずもありません。
ブルース・リー顔負けの引き締まった肉体美、そして深夜ドラマならではの絶倫パワー、『翔んだカップル』でお馴染みの漫画家・柳沢きみおが生み出した只野仁。昼は冴えない窓際係長、夜はフンフンフンと社内外のトラブルを解決する特命係長、その2面性で読者を魅了する彼に対し、ランボーは昼夜問わず常に本気の戦闘モード。圧倒的不利!な只野さんですが、あまりの境遇の違いに落胆するランボーの隙を付くことで勝機が見えてくるかも。
Vシネマ界の“KING”が演じるクールな当たり役! 顧客の預金を使い込んでしまった東大卒のエリート銀行マン、刑事、クラブのママ、莫大な借金を抱える3人の借王(シャッキング)が、その“頭”を使って大金を巻き上げていく金融娯楽アクション『借王』。もし戦場がジャングルではなく、「金融腐食列島」だったとしたら……。その結末は役所広司の裁量が鍵。
その存在感、すでにハイビジョン・クラス! ブラウン管もスクリーンも対応することのできない「はみ出た」気迫、そして眉間のしわ、国宝級のがなり声で歯向かう者すべてをなぎ倒す“萬田はん”こと、萬田銀次郎。腕っぷしよりも“目力”対決となったこの勝負、数々の修羅場を潜り抜けてきた2人の任侠道が交差する壮絶なバトルの行方は……。やはりランボーに軍配が。
SORASANZEN(
JESSE from RIZE)、
SHEN(ex. Def Tech)らによるリアル・ヒップホップ・ユニット
“E.D.O.”。1stアルバム
『REVOLVERS』からのシングル・カット、
「カミヒコウキ」(QZCG-88002 税込1,050円)を5月14日にリリース! ギタリスト、
Charとのコラボレートによって、さらなる新境地を切り拓いた彼らのサウンドをとくとご賞味あれ。
ランボーが生まれた世代でもあり、同じだけの時代を生き抜いてきたE.D.O.。「ムダに生きるか、何かのために死ぬか、自分で決めろ」というメッセージに共感し、アルバム『REVOLVERS』収録のタイトル曲でもある、「REVOLVERS」を提供。楽曲は『ランボー 最後の戦場』テレビCM曲として使用され、MTV(5月3日より〜)などでオンエア中! 彼らの熱い思いは動画コメントで!