東京女子流 3rdアルバム『約束』発売記念 ロング・インタビュー

東京女子流   2013/02/01掲載
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 昨年12月22日には初の日本武道館公演を成功させ、同会場の女性グループ最年少公演記録を打ち立てるなど、俄然注目を集めつつある東京女子流が待望の3rdアルバム『約束』をリリース! サウンド、歌詞ともにぐっと大人っぽさを増した今作が何よりも如実に物語るように、ダンス&ボーカルグループとして飛躍的な進化を遂げていく5人の今に迫る。
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――まずは昨年の12月22日に行われた日本武道館公演の感想を改めて教えてください。少し時間も経ったところで振り返ってみて、どんな感想があるのかなって。
小西彩乃(以下、彩乃) 「武道館公演を終えたあとに、みんなで、“もう終ったの? 早かったね”って話をしたんですよ。武道館を離れるときも、“離れたくない”とか、みんなで言ってたぐらいで。来てくださったみなさんに感謝してるし、もう一度できるなら、また武道館でやりたいなという思いもあります」
――リーダーは?
山邉未夢(以下、未夢)  「ステージに出る前、みんなで声出しをしてたんですよ。その部屋にモニターがあって、会場の様子が見えたんですけど、その時点では、あまり人が入ってなくて、“大丈夫?”って思ったんです。でも、1曲目の〈Unlimited addiction〉がかかってステージに出ていったら、さっきモニターに映ってたのとは比べ物にならないくらい、たくさんの人がいて。武道館という偉大な場所でたくさんの人と一体感を作れたことが、すごく嬉しかったです」
――ひとみさんはどうですか?
新井ひとみ(以下、ひとみ) 「本番前にステージ袖で待ってたとき、会場のスクリーンにメンバーの名前と写真が映像で映った瞬間、すごく大きな歓声があがって。ステージに出て行ったとき、見渡す限りお客さんのペンライトがワーッてあって、それを見て感動しました。最初の4曲はお客さんに圧倒されちゃって、“はあああ〜”みたいな感じだったんですよ(笑)。でも、次の〈Sparkle〉で声がけをお客さんと一緒にすることができたので、そこでちょっとリラックスすることができました。〈Liar〉では衣装チェンジがあったんですけど、そこもみんなでドキドキしてたよね」
中江友梨(以下、友梨) 「リハで1回も成功しなくて」
ひとみ 「本番で初めて成功したんですよ。勢いよくバッてできたよね」
未夢 「みんなテンションも上がってたから、凄い力が発揮されたんだと思う」
――友梨さんは?
友梨 「武道館公演は発表されてから結構時間があるように思ってたんですけど、あっという間に当日が来ちゃって。私、当日のリハーサルが終っても、まだ実感がなかったんですよ。ステージ裏まで来てお客さんの歓声が聞こえてから“今から本番なんだ”って、やっと自覚した感じで。ガチガチに緊張した状態でライヴをやってたんですけど、徐々に楽しい気持ちのほうが勝って。新曲の前とかはすごく焦ったんですけど、ライヴが終って、“ありがとうございました”ってステージを去るときは、すごく早かったなと思って。それほど楽しかったライヴでした」
――芽生さんは?
庄司芽生(以下、芽生) 「武道館の当日は緊張の仕方がいつもと違って。いつもは身体を動かしてないと、そわそわしてダメなんですけど、武道館の日はそれよりも呼吸を整えるというか、自分でもびっくりするぐらい喋らなかったんですよ。未夢からも言われたんですけど、すごく険しい顔をしてたみたいで。ステージに出た瞬間は、ペンライトの数が想像以上に凄くて、夢の世界に来たような感じでした。魂が抜けてっちゃった感じで」
――幽体離脱みたいな(笑)。
芽生 「(笑)。“どこにいるんだろう?”みたいな。ずっと憧れだったステージに立てて嬉しかったし、会場の一体感が今まで以上に凄くて。〈ゆうやけハナビ〉で手を繋ぐところとか、2 ndジャパンツアーからお客さんに呼びかけてやってたんですけど、そのときは、なかなかやってくれる方も多くはなくて。でも武道館のときは初めてというぐらい、本当に会場全体で手が繋がって。あの光景は忘れられないなと思いました」
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――でも、客席から観てたら、そんなに緊張した感じが伝わってこなくて、みんな堂々として凄いなと思いましけど。
友梨 「いやいや、めっちゃ緊張しました(笑)」
ひとみ 「ファンの方からも“緊張してた?”とか、よく言われるんですけど、全員ものすごく緊張してたんですよ。
友梨 「“余裕だったでしょ”とか言われるんですけど、全然、余裕じゃなかったです」
ひとみ 「新曲が始まる前とかヤバかったです」
未夢 「〈月とサヨウナラ〉は本当に緊張した」
友梨 「椅子を使ったダンスとか。お客さんの反応がどんな感じなんだろうって」
未夢 「椅子から落ちたらどうしようとか(笑)。本番って何が起きるかわかんないんですよ。特に未夢はハプニングが多いので。もし椅子から落ちたらこうしようとか考えたり」
――受け身とか(笑)。
未夢 「とりあえず椅子から落ちたら、また戻って、そのことを忘れて踊るしかない、とか。冷静を装って」
――武道館公演を終えて、いろんな反響がありましたよね。それこそ「日本武道館 女性グループ最年少公演記録」のニュースがYAHOO!のトップページに出たり。そういうニュースをきっかけに東京女子流のことを知った人も多かったと思うんですよ。
彩乃 「周りの友達もニュースを見てくれて、“女子流、出てたね”ってメールを送ってきてくれたり」
――グループとして、より自信が持てたのかなって。
芽生 「武道館公演を終えたことが自分たちの自信に繋がったし、最年少記録樹立ということで、これからもっとたくさんの方に女子流が知られていくと思うんですけど、そうやって知られていく中で、もしかしたら“パフォーマンスはまだまだだな”とか、そういうふうに見られてしまうかもしれないですよね。なので、もっとレベルを上げて、どんな人にも認められるようなグループになっていきたいなと思います」
――リーダーはどう思いました?
未夢 「女子流を知らない人とかでも、ネットの気になるニュースとか調べたりするじゃないですか。そうやって女子流のことを知ってくれた人が動画サイトとかで私たちのパフォーマンスを観たときに、“カッコいいな、ライヴに行ってみたいな”と思ってもらえるようなスキルをこれからもっと身に付けていかなきゃなって思います。友達が武道館のライヴを観にきてくれたんですけど、それまでその友達は女子流の曲とか知らなかったんですよ。でも、武道館公演を観て、カッコいいなと思ってくれたみたいで、学校で〈Rock you!〉を踊ってくれたり、〈Limited addiction〉を歌ってくれたりして。そういうのを見ると、音楽の楽しさを女子流のパフォーマンスで伝えられたんだなと思って。これからも音楽の楽しさを伝えられるような存在になっていきたいなと思います」
――そして、武道館公演成功を受けての3rdアルバム『約束』がついに出来ました。
全員 「出来ました〜!」
――全体的な音の雰囲気がより大人っぽくなっていて、また進化したなと思ったんですけど。みなさん作品全体の雰囲気についてはいかがですか?
未夢 「最初にアルバムの衣装を見たときは、1stとか2ndアルバム同様、ふわっとした可愛らしい感じだと思ったんですけど、可愛い曲は〈大切な言葉〉ぐらいで。今回はカッコいい曲が多かったり、カヴァー曲も2曲入っていたり、今まで聴いたことのなかったようなメロディの楽曲が多いので、聴きながら、ちょっとずつ違う雰囲気を楽しめる作品になっていると思います」
彩乃 「今までの女子流にはなかったようなテンポの曲とか、不思議な曲も多くて、すごく面白いアルバムだと思いました。リピートして聴いてもらって、ライヴとかで一緒に盛り上がれたらなっていう気持ちがあります」
ひとみ 「今回はレコーディングのときに苦戦した曲が結構あって、だんだん難しい曲になってきてるなって。女子流の成長が見られるようなアルバムになってるんじゃないかと思います」
友梨 「だんだん曲調も大人っぽくなってるし、それとともに女子流の声やミュージック・ビデオの表情も大人っぽくなっていて」
芽生 「1stは“これが女子流だ”って感じのアルバムで、2ndはそこから成長した女子流を見てもらえるようなものになっていて、で、今回の3rdアルバムは武道館公演を終えて、また新たなスタートを踏み出した女子流を見てもらえるような作品になっていると思います」
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――では、アルバムの中でお気に入りの1曲をそれぞれ挙げてもらえますか?
友梨 「私は〈月とサヨウナラ〉です。歌詞の内容が大人っぽくて、この歌詞の意味をどうやって理解して表現したらいいんだろうって最初は苦戦したんですけど(笑)。女子流を知ってる方には、“こういう曲を歌えるまでに成長したんだな”って感じてもらえると思うし、最近、女子流を知った方には“こういうカッコいい曲も歌えるんだな”って、感じてもらえると思います」
――歌詞の内容は失恋っぽい感じで。
芽生 「浮気?」
友梨 「修羅場?」
 (全員笑)
友梨 「まだ私たちには分らない世界ですね(笑)」
――リーダーが以前、女子流には失恋の曲が多いけど、今後は失恋の曲のバリエーションを増やしていきたいって言ってましたよね。
未夢 「今回のアルバムでは、また失恋の曲が増えて。〈月とサヨウナラ〉は今までとは違う別れ方ですね。もしこの現場を自分が見てたら、すごく複雑だと思います」
友梨 「見ちゃいけないものを見ちゃったな、みたいな(笑)。私、この曲の主人公が目の前にいたら助けたくなると思います。〈頬に 肩に 留まる雫は 涙なんかじゃないけど?〉って、めっちゃ強がってるじゃないですか(笑)」
――ボロ泣きですよね。
友梨 「心配になっちゃいます。どこまで強がるの?って」
――ひとみさんのお気に入りの曲は?
ひとみ 「〈ふたりきり〉という曲なんですけど、ダンスはすごくカッコいい感じで、ちょっと可愛い振りもありつつ。歌詞は恋愛がテーマになっていて、女子流と同世代の子でも理解できるような内容になってるんじゃないかと思います」
――さて、次の人は?
芽生 「ハイ! 私が好きなのはアルバム・タイトルにもなってる〈約束〉です。この曲はスタッフさんから女子流に宛てられた曲で、1番の歌詞では過去が描かれてるんですけど、2番の歌詞は未来に向かって頑張っていこうよみたいな内容になっていて。女子流も武道館公演を終えて、新たなスタートを踏み出したし、過去のいろいろな失敗とかも未来に繋げていきたいので、この曲の歌詞には、すごく共感できるんです。あと、自分自身も中学を卒業して高校生になるので、勇気づけられるっていうか」
――PVの赤い糸はどういうイメージですか?
彩乃 「赤い糸の先は未来の自分みたいなイメージです」
友梨 「でも、撮影のときに赤い糸を結んでたら、ユルかったのか、シュルルって取れちゃって。赤い糸が取れちゃった……って切なくなったんです(笑)」
――未来が途切れちゃった(笑)。
友梨 「でも、また繋ぎ合わせて頑張ろう!って(笑)」
――リーダーのお気に入りの曲は?
未夢 「私も〈約束〉なんですけど、この曲はさっき、めいてぃんも言ってくれたようにスタッフさんからメンバーに宛ててくれた曲で。2番の最後のサビで、〈ねぇ きっと忘れないで そう ほら 大事なことさ そっと君がくれたもの まぶしい約束〉って歌詞があるんですけど、いつも女子流は“初心忘れるべからず”と言われていて、今年で4年目に入るんですけど、それをたまに忘れてしまうことがあって。〈まぶしい約束〉っていうのは、“初心忘れるべからず”っていうことなんじゃないかと思うし、初心を忘れてたら先にも進めないと思うし、人間としても、グループの女子流としても、その気持ちを忘れなければいい方向に進めると思うので、未来の女子流のためにも、スタッフさんと交わした〈約束〉は忘れずに、これからも活動していきたいなと思います」
――いいコメントじゃないですか。じゃあ最後は、彩乃さん。
彩乃 「あぁちゃんが面白いなと思うのは〈幻〉という曲です。今までの女子流の曲にないようなテンポで、音域も低いところから高いところまで幅があって。この曲も歌詞の内容が恋愛の……たぶん別れがテーマになってると思うんですけど、〈幻〉というタイトルを聞いたとき、女子流メンバー全員で“え? 幻?”って驚いて。すごく不思議なタイトルだなって。ライヴで早く歌いたいなって思っています」
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――今回のアルバムでは「ヒマワリと星屑」を英語で歌い直していますが、やっぱり難しかったですか?
全員 「難しかったです」
ひとみ 「レコーディング前日に、英語の先生が来てくださって、発音とかを教えてくださってからレコーディングに臨んだので。教えてもらわなかったら危なかったよね」
芽生 「たぶん伝わらなかったと思う」
彩乃 「私たちの歌が入った完成版を初めて聴いたときに、思ったよりちゃんと英語になってるじゃんって思いました」
友梨 「フツーにカッコよかったよ」
彩乃 「だから今年はこの曲を海外で歌えたらなって目標があります」
――目標といえば、1月26日に行なわれた定期ライヴのMCでリーダーは「今年は英語を勉強したい」と言ってましたよね。
未夢 「女子流はアジア進出を目標にしてるんですけど、英語ってどこの国でも通じるじゃないですか。こないだシンガポールに行ったときに、向こうの方はみんな英語を普通に喋ってて。女子流全員ポカーンみたいな感じで。アジアに行くならば英語は必要だなと思うので、最近は英語を勉強しようと思って、毎日、単語帳を持ち歩いてます」
――ちなみに昨日の定期公演で、彩乃さんはピアノの弾き語りをやりたいと言ってましたね。
彩乃 「はい」
――どういう曲を弾きたいですか?
彩乃 「女子流の曲ももちろん弾きたいんですけど、今まで結構……もう年齢言えるようになったから楽だね(笑)」
 (全員笑)
彩乃 「私、幼稚園の頃からピアノやってるんですよ」
――あ、そうなんですね。
彩乃 「小学校3年生くらいの時がピークに上手くて。コンクールに出て賞を貰ったりとかしてたんです。で、4年生くらいから弾き語りをはじめて。まず最初に宇多田ヒカルさんの〈Flavor Of Life〉を練習して、それを発表会で歌ったら絶賛されて。それからみんなに“もっと歌って”とか言われて、やる気が芽生えてきて、5年生くらいのときにアンジェラ・アキさんの〈手紙〉や大塚愛さんの〈プラネタリウム〉の弾き語りをして、とかいろいろやってたんです。でも、女子流に入ってからピアノの腕が衰えてしまって(笑)。だから、もう一回、ちゃんと練習したいなって。女子流の曲も弾けたらカッコイイなと思うし」
――女子流の曲で弾き語りをするならば?
彩乃 「女子流の曲だと〈キラリ☆〉とか」
――おお、いいですね。全員でハーモニーをやったりして。
ひとみ 「うわー、凄い!」
――じゃあ今年はピアノとハモリを特訓して。
彩乃 「みんなでハモリを特訓してもらって、あぁちゃんはピアノを特訓します」
――友梨さんは勉強を頑張るって言ってましたね。
友梨 「そうですね。高校生になったら勉強をもうちょっとしっかり頑張りたいなと思っていて」
――今までしっかりしてなかったってことですか?
友梨 「いやいやいや(笑)、しっかりしてたんですけど、学力をもっと上げたいなと思って」
――得意な学科は?
友梨 「得意なのは、まぁ体育は定番で。強いて言えば好きなのは国語ですかね。本を読むのが結構好きだから。理数系が苦手なんですよね。だからちょっと、理科とか数学系を高めたいなと」
――高めたい(笑)。
友梨 「あと身長を伸ばす! 本当に今年こそ伸ばしたいなって」
――どうやって伸ばすんですか?
友梨 「よく寝る!」
 (一同笑)
友梨 「寝る子は育つって言うから」
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――芽生さんはバンジージャンプをやりたいんですよね?
芽生 「そうなんです。ずっと前から思ってて。ちょっと怖いなって気持ちはあるんですけど、でも、生きてるうちに1回やりたいなって」
――2回やったことあるけどすっげー怖いですよ。メンバーは誰もやったことない?
彩乃 「ないですね」
ひとみ 「絶対ムリ!」
友梨 「超やりたい!」
――やりたい組は?
 (ひとみ以外手を上げる)
友梨 「やってみたい!」
未夢 「だって、若いうちしか出来ないですよ」
――「若いうち」って(笑)。
彩乃 「おっきくなったら多分、心臓に悪いと思う」
友梨 「飛んでる最中に気を失っちゃうから」
彩乃 「あぁちゃんスカイダイビングやりたい。パラシュートをふぁー!みたいな」
芽生 「木に引っかかったらどうしようとか考えちゃう……」
彩乃 「考えないよ(笑)! もっと広いところでやるでしょ」
芽生 「だってどこ行っちゃうかわかんないじゃん」
ひとみ 「インストラクターさんがいるから」
スタッフ 「すいません。時間的にそろそろ終わりみたいで……」
芽生 「盛り上がりすぎた(笑)」
――盛り上がりすぎましたね(笑)。ひとみさんは「今年こそ紅白に出たい!」と宣言してましたが。
ひとみ 「ハイ。今年1年頑張って、紅白に辿り着けるように頑張りたいなと思ってます」
――では最後に、アルバム・タイトルにひっかけて、「今年1年これだけは実現します!」という約束を何かひとつ。
芽生 「個人としてですか? 女子流としてですか?」
――女子流としてでも個人としてでも。
芽生 「私は人見知りを克服したいです。4月で高校生になるんですけど、友達ができるかが不安で。いつも相手から話してきてくれて友達になるっていうことが多くて。自分から話し掛けて、友達をたくさん作りたいので、今年は人見知りを克服したいです」
――女子流としては?
芽生 「女子流としては、去年は結構、関西の方にたくさん行かせていただいたんですけど、四国とかは、まだ女子流として1回しか行ったことなくて。あと東北の方もあまり行けてなかったりするので、今年は全国各地、たくさんの場所に行って、初めて会うファンの方や、ずっと応援してくださってる方々に直接会って、生で女子流のパフォーマンス見てもらいたいと思います」
――友梨さんは?
友梨 「私はビビリを克服したいです。武道館のときもすごいビビっちゃったし。ビビッちゃうってことは、不安なことがあるからだと思うんですよ。不安なことをちゃんと自分の中で整理してから、ステージに堂々と立てるようにすることが今年の個人的な目標です。女子流としては、もっとたくさんの人にパフォーマンスを観てもらいたいので、スキルを上げて、海外の人にも女子流のことをもっともっと知ってもらえるようにしていきたいです」
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――ひとみさんは?
ひとみ 「女子流のコンセプトは“音楽の楽しさを歌って踊って伝えたい”っていうことなので、やっぱりたくさんの場所でライヴをしたいです。日本でも行けてない地域とか、たくさんあるので。あとは日本からアジアに向けて女子流のパフォーマンスを見せていけたらいいなと思ってます。あと、できたらいいなと思っているのは、TV出演とか」
――バラエティにガンガン出たり?
 (友梨がひとみに耳打ち)
ひとみ 「〈しゃべくり007〉に出たいです」
彩乃 「言わせてるじゃん(笑)!」
友梨 「言わせてないです。ひとみの意思です(笑)」
――出たい?
彩乃 「出たそうな顔してる」
ひとみ 「ホントに!?」
友梨 「いや、もうみんな出たいですよ」
ひとみ 「音楽番組とかもね」
友梨 「音楽の楽しさをね、伝えなきゃ」
――リーダーは?
未夢 「個人としての目標と、女子流としての目標が一緒なんですけど、とにかく進化したいなと思って。可愛い曲だったりカッコいい曲だったり、みなさんで一緒に盛り上がれる曲だったり、常にいろんなジャンルの曲をやったら、見てても面白いし、見るごとにレベルアップしたら、“お!”って思うから。未夢は歌もダンスもまだまだだから、今年は進化できるように、日々の練習をもっと入れてもらったり。自分でも、時間を見つけてやりたいなと思っていて。アジア進出を目指してるなら、アジアってすごく広いし、もっとレベルの高いみなさんが日本にも海外にもたくさんいるので、その人たちに負けないようなパフォーマンスをするために、もっとスキルを上げないといけないので。今年は常に進化していけるように、パフォーマンスのスキルを上げたいなと思っています。あと、個人的には、『逃走中』に出てみたい!」
――『逃走中』(笑)!
未夢 「あの番組すごくよく観るし、観れないときは録画してもらって、時間があるときに観たりするんですけど」
――そんな大好きなんだ。
未夢 「本当に面白いんですよ!」
友梨 「あれ面白いね」
未夢 「2個くらい観れなくて録画が溜まってるんですよ。ミッションとかやってみたいし、走りたい。ハンターから逃げ切ってみたい」
友梨 「絶対もたないよ!」
未夢 「出たいです! 本当に。出て、逃げ切ったら、賞金もらえるじゃないですか。賞金で、みんなでお出かけとか行きたいです」
ひとみ 「あー行きたい!」
――どこに行きたいですか?
未夢 「うーん……海外」
ひとみ 「海外行きたい!」
未夢 「じゃ行く海外?」
全員 「いぇーい!」
彩乃 「海がキレイなところ」
未夢 「みんなでプライベートで遊びに行ったこととかないんで、もしも賞金を獲得できたらみんなでバーンと、海外に」
ひとみ 「バカンスね」
友梨 「行こう行こうバカンス!」
未夢 「みんなでバカンスしたいと思います」
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――賞金稼いでバカンス、が今年の目標(笑)。
彩乃 「全員逃げ切らないといけない」
芽生 「5人出たらすごいね」
未夢 「5人逃げ切ったら……500……万くらい?」
芽生 「凄い凄い!」
未夢 「そしたら、半分くらい女子流用に預金しよう」
芽生 「自分の通帳に貯金」
彩乃 「なんでそんなリアルな話を(笑)」
未夢 「出れたらいいな」
友梨 「出たその先まで話しちゃってるけど」
――(笑)、あぁちゃんは?
彩乃 「今年は女子流としても、自分としてもなんですけど、パフォーマンスを高めていきたいっていうのがあって。もっともっと進化できるようにしたです。成長したい。あと自分自身でいえば、同じことを何回も注意されないような、ちゃんと自分で考えて行動できる大人っぽい人になれるように頑張りたいです」
――同じことを何度も注意されるんですか?
彩乃 「結構ありますよ。家とかでも、ボーっとしててよく怒られます。“ボーっとする時間あるんだったら、もっと練習しいや”みたいに。もうちょっと気をつけて、注意されないように心がけたいです」
――もう、高校生だし。
彩乃 「もう高校生ですもんね。成長します」
――さらに成長するぞって感じで。
ひとみ 「大人への第一歩ですね」
未夢 「♪おとなのかいだんのーぼるー」
彩乃 「あぁちゃんは、あの……」
ひとみ 「さえぎった(笑)」
彩乃 「『ヒミツの嵐ちゃん』のお部屋に行きたいんでんすよ」
芽生 「あー! 行きたーい!」
彩乃 「ピンポーン!ってやって、お部屋に入るやつ。あれに行ってみたい」
芽生 「楽しそうだね」
彩乃 「ももクロさんが出てたのを観て、女子流も行ってみたいなって」
友梨 「“東京女子流です!”って」
――だそうですよ。佐竹さん。
佐竹プロデューサー 「(笑)。……まぁ、考えときます」
取材・文 / 土屋恵介(2013年1月)
撮影 / 相澤心也
※このインタビューは2013年1月27日(日)に行なわれた「東京女子流 アルバム発売まで3日記念!24時間USTREAM企画!」内、「CDジャーナルWEB公開USTインタビュー」を再構成したものです。
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